ペット火葬
2021年10月22日

猫の火葬とは?火葬の種類・プランを解説。ご遺体の安置・供養方法

猫を火葬するにあたり知っておきたいことを解説しています。猫のご遺体の安置方法や火葬のタイミングはもちろん、当日予約可能なのか?費用は?火葬業者の選び方やご遺骨の供養方法まで多岐に渡って記載しました。猫が亡くなったあとのことが不安という方は、ご一読ください。

ご葬儀をお急ぎの方

プランや費用などの詳細はこちら

猫が亡くなったとき、冷静でいられる方ばかりではありません。

後悔をしないためにも、猫が元気なうちに火葬や供養の方法、業者の選び方などを知っておきましょう。
今回は初心者の方でもわかりやすいように、簡単に記載しています。ぜひ、ご一読ください。

猫の火葬の種類

猫の火葬は大きく分けて、訪問火葬と霊園火葬、行政での火葬の3種類にわけられます。
まずはそれぞれの概要と、特徴や価格帯を解説していきましょう。

訪問火葬

訪問火葬は文字通り、ペットの火葬業者が自宅まで訪ねてくるタイプのもので、当日予約可能な業者もあります。
そして、その場でセレモニーカー(火葬車)にて火葬してくれる立会個別火葬と、ご遺体を引き取って別の場所で火葬する一任火葬があります。
一任火葬はさらに、合同火葬と個別火葬に分かれます。

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セレモニーカー(火葬車)とは?

セレモニーカー(火葬車)は火葬炉を積んだ車のことです。
セレモニーカー(火葬車)は、煙やニオイ、有害ガスがほぼ出ない作りであると同時に、各自治体が定めた条例もクリアしています。

セレモニーカー(火葬車)で火葬するには、屋根がないところに停車でき、隣の住居と隔たりがある場所が必要ですが、これらの条件が満たせない場合は、自宅以外の場所に移動して火葬するので注意をしてください。

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訪問火葬の費用

訪問火葬の費用は、猫の体重とプランによって変わりますが、5kgまでの猫の大体の費用は、引取合同火葬で18,700円~、家族立会で24,200円~です。

訪問火葬の流れ

訪問火葬はどのような流れで行うのかを確認します。

1:お迎え
ペット専門の火葬業者がご自宅へ伺います。

2:火葬
自宅で火葬できるならその場でセレモニーカーにて火葬します。自宅に駐車場が無い場合などは、火葬できる場所に移動して、火葬します。

3:収骨(プランによります)
立ち会った家族で収骨(お骨上げ)をします。

4:返骨(プランによります)
ご遺骨を入れた骨壺をご家族に返します。

このように、セレモニーカーでの火葬でも、ペット霊園などの固定炉での火葬と同じような流れで行うことができます。

訪問火葬のメリットデメリット

訪問火葬のメリット
  • 24時間いつでも依頼できる業者が多い
  • 移動が少なくて済む
  • 猫が愛着を持つ自宅で火葬できる可能性がある

訪問火葬は以上のようなメリットがありますが、特に猫は家に愛着を持ち、環境の変化に敏感です。

長年慣れ親しんだ場所で最期を迎え、ご自宅で火葬や葬儀までできればきっと、愛猫も安らかに眠れるのではないでしょうか。

訪問火葬のデメリット
  • 天候に左右されることがある
  • 人目が気になることがある
  • 火葬場所の確保が必要
  • ご遺骨の供養方法を自分で考える必要がある

訪問火葬のデメリットで一番気を付けたいのは天候です。
天候によりお骨上げなどが難しくなるケースがあるばかりでなく、自宅以外の場所で火葬しなければならないとき、暑さ寒さ対策、風雨などに気を付けなければなりません。

お身体が不自由な方や高齢の方、お子様なども一緒にお見送りしたい場合で、自宅以外で火葬しなければならなくなったときは椅子などを持っていくと良いでしょう。

また、セレモニーカーでの火葬は場所により人目が気になることがあるうえ、駐車場や自宅敷地内で行うセレモニーという特性上、簡素と感じる方もいらっしゃいます。

どんな人が選んでいるのか?注意点など

訪問火葬が向いている方は以下のような方です。

訪問火葬が向いている方
  • 仕事などで忙しい方
  • 移動手段が限られる方
  • 安価に済ませたい方
  • 自宅で行いたい方
  • 時間を問わずすぐに火葬してあげたい方

後述しますが、訪問火葬にはさまざまなプランがあります。その中には忙しい方向けのプランもありますので、火葬を待つ時間が無い方はぜひ、読んでみてください。

また、夏場は特にご遺体の腐敗が進みます。訪問火葬は連絡するとすぐに来てもらえるところが多いため、腐敗させたくない、きれいな身体のまま旅立たせてあげたいという方にもおすすめです。

霊園火葬

霊園での火葬は固定炉で行います。ただし、まれに霊園内でもセレモニーカーを使うところもありますので、事前に確認するようにしてください。

霊園火葬は私営のペット霊園で行うことがほとんどですが、お寺の中にペット霊園があるところもあります。
また、当日予約はできないところが多いことを覚えておきましょう。

ペット霊園とは?

その名の通りペット専用の霊園です。
ペット霊園の施設には、人間と同じような個別のお墓の他に、合祀墓や納骨堂、固定炉での火葬施設、葬儀施設などがあります。

これらの施設が全て揃っているところもあれば、これらのうちいくつかが揃っているところもあり、自分の家から近いペット霊園にどのような施設が揃っているかは事前に調べる必要があります。

霊園火葬の費用

霊園火葬の費用相場(2~5kg)は以下の通りです。

合同火葬15,000円~
一任個別火葬21,000~33,000円
立合個別火葬23,000~55,000円

(※1)

霊園火葬の流れ

霊園火葬の流れは人間の火葬とほぼ変わりません。(※2)

1:最期のお見送り
霊園のお別れ室でお別れ

2:火葬
家族は待合室で待機

3:お骨上げ

4:返骨or納骨
返骨か納骨かはご家族の自由です。

霊園火葬のメリット・デメリット

霊園火葬のメリット・デメリットは以下の通りです。

霊園火葬のメリット
  • 納骨と火葬のセットで割引されることがある
  • 人間の様な葬儀が行える
  • 天候に左右されない
  • お別れから納骨まで一貫して行える
  • 待合室などの設備が整っている
霊園火葬のデメリット
  • 訪問火葬に比べて高額になりやすい
  • 火葬場まで自分で行き、自分でご遺体を運ぶ必要がある(要相談)
  • 営業時間が決まっている

霊園火葬のメリットは訪問火葬のデメリットを補完していますが、これは霊園火葬と訪問火葬は向いている人が違うということでもあります。

特に、人間のような火葬施設で葬儀を行いたい方や、その場で納骨をしたい方は霊園火葬が良いでしょう。

ただし、ペット霊園に納骨するなら特に、今後長く付き合っていくことにもなる場所です。
契約する前に十分な下見をし、管理体制やバリアフリーなどの建物の状況を確認しておいてください。

できれば猫が元気なうちに、きちんと管理してくれるか、清潔感はあるかなどもしっかり見ておくと良いでしょう。

行政での火葬

猫が亡くなったとき、お住まいの自治体で火葬することができますが、自治体により対応はまちまちです。

行政で行う火葬は、猫のご遺体をゴミとして処理するところもあれば、公営火葬場で火葬してくれる自治体もあります。また、返骨や立会いの可否もお住まいの自治体によって変わります。

ゴミとして処理する場合は火葬ではなく、ご遺体の「引き取り」となります。
連絡先もクリーンセンターや清掃事務所であることがあり、決して葬儀はできないことを理解しておいてください。

公営火葬場とは?

公営火葬場とは、自治体が運営する火葬場のことです。
民営火葬場よりも公営の方が比較的安く済むことがありますが、市外からの持ち込みだと費用が変わるケースがあります。(※3)

公営火葬場の費用

公営火葬場で猫を火葬する費用は地域によって大きく異なり、中には無料で火葬してくれる施設もありますが、民間火葬業者並の地域もあります。
他にも、申し込み方法が地域により違うことと、ご遺体を持参する必要があることは念頭に置いておきましょう。

ただし、市町村の中にはペットに対して愛情ある対応をしてくれるところもあります。
例えば、福島県福島市では、出張回収で返骨希望をしても3,000円です。(※4)

公営火葬場のメリット・デメリット

公営火葬場を使うメリットは安いことです。デメリットは立合いできず、返骨されないところが多いことと、愛情を持った対応をされないことがあげられます。

中には事前に申し込みと支払いを済ませ、公営火葬場の保冷庫に段ボールのまま自分で入れて終わり、という施設もあるほどです。(※5)

行政での火葬が向いている方
  • 安く済ませたい方
  • 返骨されなくて良い方
  • 立会いしない方
  • 時間が無い方
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猫の火葬のプランについて

火葬には訪問火葬と霊園火葬がありましたが、さらに各々にプランがあります。

それが、合同火葬、一任個別火葬、立ち会い火葬です。
それぞれを詳しく解説していきましょう。

合同火葬

合同火葬は、訪問火葬の場合はご遺体をご自宅まで引き取りに来てくれますが、霊園火葬の場合は、自分でご遺体を持って行く必要があります。

業者が来るまでに、あるいはご遺体を運ぶまでにお別れを済ませておきましょう。

合同火葬とは?

合同火葬は他のペットと一緒に火葬されるプランなので、ご遺骨は原則戻りません。

火葬から埋葬まで業者に一任されるため、埋葬場所を業者に尋ねておく必要があります。

合同火葬の流れ

合同火葬は猫のご遺体を引き渡した時点で完全にお別れです。
合同火葬の流れを確認してみましょう。

1:お迎え

2:火葬

3:埋葬

埋葬はもちろん合祀なので、さまざまな方がお参りに来るはずです。きっと埋葬された子も寂しくないのではないでしょうか。

合同火葬の費用

合同火葬の費用はだいたい18,700円前後です。

合同火葬はとても安いプランですが、合祀墓での永代供養が前提と言えるため、この点では安心して依頼できるプランとも言えます。

合同火葬のメリットデメリット

合同火葬は永代供養で費用が安く、時間がかりません。他の動物が好きだった子なら、きっと寂しくないでしょう。反面、ご遺骨が戻らないため、他の葬送方法を選びたくなっても変えられないというデメリットがあります。

そのため、合同火葬を選ぶなら、以下のような方が向いています。

合同火葬が向いている方
  • 忙しいけど供養はしっかりしてあげたい方
  • 他のペットと一緒に埋葬してあげたい方
  • あまりお金をかけずに霊園などに埋葬したい方
  • 永代供養したい方

一任個別火葬

一任個別火葬も葬儀会社に一任するタイプのプランですが、骨壺に入ったご遺骨を引き取ることができます。

一任個別火葬とは?

一任個別火葬は、猫のご遺体を葬儀場に預け、火葬とお骨上げをやってもらうプランなので、立会いは原則できません。

訪問火葬の場合はご遺体を引取に来てくれるため、引取り個別火葬とも呼ばれます。

一任個別火葬の流れ

一任個別火葬の流れを確認しておきましょう。

1:お迎え
霊園の場合は自分でご遺体を持っていく必要があるところもありますが、訪問火葬ならお迎えが来ます。

2:個別火葬・お骨上げ
固定炉あるいはセレモニーカーで個別に火葬後、お骨上げをします。

3:返骨
骨壺に入ったご遺骨を返骨します。

一任個別火葬の費用

一任個別火葬の相場は22,000円前後です。

一任個別火葬のメリット・デメリット

一任個別火葬は時間とお金をかけずに個別で火葬できる点がメリットです。
デメリットは立会えず、お骨上げもできないことと言えます。

一任個別火葬が向いている方
  • 時間がないけど個別に火葬したい方
  • ご遺骨を手元に置きたい方
  • 費用をあまりかけずに個別火葬をしたい方

立ち会い火葬

次に立ち会い火葬を見てみましょう。

立ち会い火葬は霊園火葬でも訪問火葬でも対応することができます。

立ち会い火葬とは?

立ち会い火葬は飼い主様とそのご家族などが火葬に立ち合い、お骨上げもおこなうというプランです。

そのため、火葬が終わるまで待ち時間が存在します。

立ち会い火葬の流れ

立ち会い火葬の流れは以下の通りです。

1:お迎え
訪問火葬の場合はお迎えがありますが、霊園火葬は自身でご遺体を運ぶ必要があります。

2:個別火葬
固定炉かセレモニーカーで火葬します。
火葬が終わるまでの間、待ち時間があるので、訪問火葬で自宅以外の場所で火葬する際は、天気や座る場所などに注意をしてください。

3:お骨上げ
立ち会った方々でお骨上げをします。

4:返骨

立ち会い火葬の費用

立ち会い火葬の費用は23,500~29,700円の間です。

金額に差があるのは、業者によってグッズが付く場合があるからです。

立ち会い火葬のメリットデメリット

立ち会い火葬のメリットは、セレモニーなどの葬儀までしなくても良いが、家族で見送ることができ、お骨上げもできることです。

例えば、固定炉であればセレモニー無しの火葬だけだったとしても、十分「葬儀」の雰囲気になります。反面、訪問火葬なら火葬だけでも家族で見送ることができ、物々しさがありません。

特に自宅で火葬できた場合は、アットホームな雰囲気になり、家が好きな猫にとっても安心できるお見送りとなるのではないでしょうか。

立ち会い火葬が向いている方
  • セレモニーは不要だと考えるが、家族で見送りたい方
  • 個別で火葬したい方
  • お骨上げをし、ご遺骨を引取りたい方

セレモニー葬

業者により扱っていないところもありますが、猫の火葬にはセレモニー付きプランもあります。

セレモニーの後は家族立ち会いのもと個別で火葬され、ご遺骨を受け取ることができます。

セレモニー葬とは?

経台やお焼香セットを用意し、訪問火葬の場合は自宅で、霊園火葬の場合は霊園でセレモニーを行うのがセレモニー葬です。

家族の他にも友人等を呼びたい場合にも適しています。

セレモニーの内容は業者により違いがありますが、大体は以下のような内容です。

  • 猫の身体を清め、末期の水を口に含ませ、バスケットやベッドに寝かせる
  • 用意された経台でお焼香をする
  • 遺毛を保管し、足型スタンプを残す
  • スタッフから旅立ちメッセージを贈る

セレモニー葬の流れ

セレモニー葬の流れを見てみましょう。

1:お迎え
訪問火葬の場合はスタッフが自宅に来てくれます。霊園火葬なら自分でご遺体を運びます。

2:セレモニー
内容は業者により違います。

3:個別火葬・お骨上げ

4:返骨

セレモニー葬の費用

セレモニー葬の費用は訪問火葬では49,500~60,500円で、業者により幅があります。
なぜなら、使用するグッズが違うからです。

例えば、猫を寝かせるものがベッドやバスケット、クッションなどさまざまであるうえ、セレモニーによっては仏具などが付く場合もあるからです。

セレモニー葬のメリット・デメリット

セレモニー葬のメリットは、お別れとしてきちんとした区切りをつけやすいことにあります。

火葬だけをするのではなく、セレモニーという形で愛猫のことを想い、考え、最期を見送ることは大切なことです。セレモニーが人間のお葬式では当たり前のことということは、気持ちの切り替えに適しているということの現れではないでしょうか。

デメリットはお金がかかることと、セレモニー葬プランがある業者が限られることです。また、葬儀業者によってセレモニーの内容に違いがあるため、自分が求めているセレモニーができるかどうか、という点も難しいところでしょう。

セレモニー葬が向いている方
  • セレモニー(葬儀)を行いたい方
  • 気持ちに区切りをつけたい方
  • 個別で火葬したい方
  • お骨上げをし、ご遺骨を引取りたい方
  • 友達を呼びたい方
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猫が亡くなったら行うこと

猫が亡くなったら、死亡確認と安置を行ってください。
ご遺体は、きちんとした方法で安置できれば、自宅でも2~3日安置可能です。

死亡の確認の仕方

猫の死亡確認手段は4つあります。以下の順番で、「3」番までは行ってください。

1:呼吸確認

まずは呼吸の有無を確認してください。
方法は人間と同じです。

猫を横に寝かせて、腹部が上下に動いているかどうかを目で判断します。
わかりにくい場合は、鼻先に耳を近づけて呼吸音を確認するか、ティッシュペーパーのような軽いものを鼻の前に持ち、動くか否かを確認しましょう。

2:心拍の確認

呼吸が止まっているようだったら、心拍を確認します。
猫の胸に手を当てて鼓動を確認しましょう。よくわからないようなら、首や後肢の付け根などに触れて、脈を確認してください。

3:瞳孔の確認

瞳孔では対光反射を確認します。

生きている猫なら、目に光が当たると瞳孔が小さくなる縮瞳反応が現れます。これにより網膜への光の量を調節して、眩しくても見えるようにしています。これが対光反射であり、瞳孔反射のひとつです。

目を開いてペンライトで目に光を当ててみてください。
片方ずつ行って、両方の目で対光反射が見られなければ、亡くなっている証です。

また、この確認は生きているときに行うと失明する可能性があります。
必ず他の死亡確認手段を取ったあとに行うようにしてください。

4:死後硬直の確認

上記の3つでどうしてもわからない場合は、死後硬直が始まるかどうかを確認しましょう。
猫の場合は死後30分ほどで死後硬直が始まり、2時間ほどで終わります。

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遺体の安置方法

猫の四肢が伸びきったまま死後硬直が始まると、棺に入らないなどの問題が生じます。

死後硬直が始まる前に、四肢をゆっくり体側に折りたたんでやり、目を閉じてあげましょう。
毛をブラシで整え、お湯で濡らしたタオルで身体を拭いてあげてください。

万が一、四肢が伸びきったまま死後硬直が始まってしまったら、無理に曲げないでそのままにしてあげましょう。

次に、遺体の安置に必要な以下のものを用意します。

  • 猫の身体に合った箱(段ボールやペット用棺桶など)
  • タオルや毛布
  • ビニールやペットシーツ
  • 保冷剤orドライアイス

まずは箱の中にビニールやペットシーツを敷き、その上からタオルや毛布を敷いてください。

猫のご遺体をゆっくりと箱の中に寝かせ、体液等で汚れないように箱の下にもビニールやペットシーツを敷きましょう。

腐敗しやすい腹部と頭部を中心に、保冷剤やドライアイスを置いてください。ドライアイスは直接身体に触れないよう、タオルなどに巻いてください。

そして、直射日光を避け、涼しい部屋に安置してあげましょう。

猫を火葬した後のご遺骨の供養方法

猫を火葬した後、ご遺骨を引き取ったなら、以下の供養方法を選ぶことができます。

  • 埋骨
  • 納骨
  • 散骨
  • 手元供養

それぞれについて概要を説明しましょう。

埋骨

埋骨はご遺骨を土に埋める供養方法です。

埋骨はご遺体をそのまま土に埋める土葬よりも、土に還る時間が少なくて済むうえ、臭いや害虫、菌、害獣の発生を抑えられます。

ただし、土葬も埋骨も自身の私有地で行わなければなりません。
なぜなら、ペットのご遺体やご遺骨は法律上一般廃棄物扱いであり、公共の場所や他人の土地に埋めてしまうと「不法投棄」になってしまうおそれがあるためです。

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納骨

納骨は、石のお墓や納骨堂にご遺骨を安置することを言います。

猫が入れる石のお墓は、ペット霊園にあるものや、人間と一緒に眠れるお墓のどちらかです。

また、合祀の場合も納骨と言えるところもあります。

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散骨

散骨を選ぶときはまず粉骨して、ご遺骨をパウダー状にしてください。
散骨場所はペット霊園の散骨用の場所か、自分の私有地で行えます。

散骨は法的な側面だけではなく、近隣住民への配慮も必要です。
庭に散骨するにしても近隣へご遺骨が舞っていかないよう、建物に近いところにある木の根元に散骨し、土をかけるなどしましょう。

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手元供養

猫のご遺骨は、すぐに、あるいは必ずどこかで供養しなければならないものではありません。

自宅で手元供養をしても良いものです。無理にご遺骨を整理しようと思わずに、整理しようと思ったときにすれば良いのです。

ただし、飼い主様自身に入院やご逝去などがあると、愛猫のご遺骨は無縁仏となってしまいます。ご遺族に遺骨のことが伝わっていなかったりすると、ゴミとして処分されてしまうことも考えられるため、ご自身の身に何か起こる前に、愛猫のご遺骨をどうするかは決めておく必要があります。

また、ご遺骨を手元供養する際はカビに注意をしてください。

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火葬や葬儀、その後の供養はペットロスを軽減する

猫の火葬や葬儀、供養はペットロスを軽減する可能性があります。

気持ちに区切りをつけることそのものがペットロスの軽減に繋がるため、火葬や葬儀、その後の供養はそのひとつの手段になりえるのです。

筆者自身、立ち会い火葬を選んだ後は手元供養をしたため、なかなかペットロスから抜けられませんでした。気持ちが落ち着いたのはお墓を買って納骨してからです。

なぜだかわかりませんが、ふと、このままではいけないという気持ちになれたのです。

お墓に行ってお参りをして家に帰り、しばらくしてまた行く、という行動が気分転換になるのかもしれません。

火葬業者の選び方

ペットの火葬業者に限らず、世の中のサービスにはトラブルがつきものです。

だからといって、愛する猫の最期にトラブルが起きては、今後の人生にも猫が生きた証としても辛いものしか残らなくなってしまいます。

それを回避するために、以下のことを必ず行ってください。

料金の確認

葬儀や火葬を頼む前に、必ず料金が相場相応であることを確認してください。
契約時に事前に確認した費用よりも大きく変わっている業者も注意しましょう。

会社概要と写真の確認

所在地・連絡先・運営者と企業の情報が掲載されているかどうかを確認してください。
そして、使われている写真が実際の写真であることも大切な要素です。
スタッフやセレモニーカー、グッズ、霊園など、その業者独自の写真があることがポイントです。

霊園や固定炉での火葬の場合は見学をする

家が近い、安い、という条件だけで業者や霊園を選ぶのは危険です。
まずは見学に行き、以下の要素を確認してください。

  • 衛生面
  • スタッフの対応
  • 質問に真摯に応えるか
  • 建物の管理

以上の確認をし、気に入った業者があったら口コミを確認してください。少しでも気になる口コミがあったら、やめておくのが無難です。

そして、できればメールやLINEではなく電話をかけて依頼をしましょう。
請求内容は必ず紙で確認をして、口頭だけでの契約を避けてください。

内容に間違えはないか、請求書に会社名や担当者名が入っているかを確認してからサインをしましょう。

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まとめ
  • 猫の火葬は訪問火葬・霊園火葬・行政での火葬の3種類
  • 猫の火葬費用はプランにより違う
  • 猫を火葬した後のご遺骨は、埋骨・納骨・散骨・手元供養から選べる
  • 火葬や葬儀、その後の供養はペットロスを軽減する
  • 火葬業者をきちんと選べばトラブルを回避できる
参考文献

※1:ペット火葬・霊園 | 葬儀 - 価格.com https://kakaku.com/sougi/pet/
ペット火葬・納骨・墓地の料金について【埼玉】武蔵野ペット霊園 https://www.musashinopetreien.com/price/index.html
火葬料金一覧表|東京ペット火葬|ペット葬儀・ペット霊園|慈恵院
https://www.tokyo-pet.com/price/
※2:火葬までの流れ | 霊園・お墓の鳳友産業グループ
https://www.houyugroup.co.jp/pet/nagare
※3:公営の火葬場でペット火葬を考えている方は読んでみて下さい
https://www.pet-farewell.net/column/%E5%85%AC%E5%96%B6%E3%81%AE%E7%81%AB%E8%91%AC%E5%A0%B4%E3%81%A7%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E7%81%AB%E8%91%AC%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E6%96%B9%E3%81%AF%E8%AA%AD%E3%82%93/
※4:犬や猫等のペットが死亡した時は - 福島市
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/abukuma-shisetsu/kurashi/pet/abukuma12060501.html
※5:とある公営火葬場でのペット火葬について調べてみました | ディアペットメモリアルブログ
https://pet-inori.com/wp/176/

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この記事のライター

竹田 恵

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ライター

2017年よりライターとして活動中。子供の頃から動物好きで、猫、ハムスター、うさぎの飼育経験あり。現在はシーズー犬と一緒に暮らしている。犬は他の動物と比べて人間と密な生活になるため、ペット関係の資格を取得した。
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