ペット供養
2021年10月15日

ペットのお墓は庭に作れる?墓石の種類や庭での埋葬・供養方法を紹介

大切なペットが亡くなったら、ペットは庭に埋葬して供養をしたいと考える方も少なくないでしょう。 しかし、ペットのお墓を庭に作ることは、法律的に大丈夫なのか心配される方も多いかと思います。 また、ほかの埋葬・供養方法にはどのような手段があるのかも知っておきたいですよね。 そこでこの記事では、庭にペットのお墓を作る方法や注意点、ほかの供養方法について詳しくまとめました。

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ペットのお墓を庭に作るのは法律上大丈夫?

遺骨を自宅の庭に埋葬するのは、「法律的に大丈夫なのか?」と心配される方もいらっしゃるかと思います。
基本的に、ペットの遺骨は「物」扱いですので、私有地であれば埋葬しても問題はありません。
しかし、私有地以外(他人の土地、公園や山林など)の場所に埋葬することは、不法投棄などの罪に問われるおそれがありますので注意してください。

ペットのお墓を庭に作る方法と注意点 

ここでは、庭にペットのお墓を作る際の手順や必要な道具、注意点について解説します。

庭のどんな場所がいいか? 

ペットのお墓を庭に作る場合、どのような場所が適しているのでしょうか。

  • 埋葬する際に広さや深さを確保できる場所
  • 人の目が届く場所
  • 日当たりが良く風通しの良い場所
  • 雨水などがたまらない場所

大前提として、人が歩く場所や車の通る・停める場所は避けましょう。
ペットを埋葬する深さや広さが十分に確保できること、日当たり、風通し、水捌けの良いこと。
最後に、家族の目が届きやすい場所にしてあげると、供養や管理を忘れてしまうことがなくおすすめです。

必要な道具は? 

ペットのお墓づくりに必要な道具は、以下の通りです。 

  • スコップなどの穴を掘る道具
  • 石灰、腐葉土
  • 墓石
  • お線香や花などの供物

穴を掘るために欠かせない道具がスコップです。
ペットのサイズによっても異なりますが、最低でも1メートル以上の深さが必要になるため、なるべく大きめのものを用意してください。
遺骨をより早く自然に返すために、石灰や腐葉土を使用すると良いでしょう、これらはホームセンターや園芸店などで簡単に入手できます。
墓石は、好みの形や価格帯などから気に入ったものを選びましょう。

お墓の作り方 

ここからは、実際にペットのお墓を作る一連の流れについて紹介します。

穴を掘る 

お墓を作りたい場所に、穴を掘ります。
穴のサイズは、遺骨の大きさによって異なりますが、最低でも1メートルの深さが必要です。
あまり浅いと、ほかの動物に掘り起こされたり、雨や風で土が流された際、遺骨が露出してしまう可能性があるためです。
特に、火葬をせずにご遺体をそのまま土葬する場合は、しっかりとした広さや深さを確保する必要があります。

遺骨を安置する 

穴を掘ったら、底面に石灰や腐葉土を敷きます。
石灰の場合は、遺骨と同じ重さの量を用意して、半分ほどの量を穴の中に撒いてください。
石灰や腐葉土には遺骨の分解を早めてくれる、殺菌防臭効果や有害物質の発生を抑制する効果といった働きが期待できます。
遺骨を骨壺から取り出し、自然に還る素材(ガーゼなど)にくるんで穴の中に安置します。 
土に還りにくいプラスチックや化学繊維などは、入れないように注意してください。

土をかぶせる 

遺骨を安置したら、残りの石灰や腐葉土を撒き土をかぶせます。
この際、お花やおやつなどをご遺体(遺骨)の傍に置いても構いません。遺骨が見えなくなるまでは、丁寧に土を被せると良いでしょう。
土の表面は叩いて固くし、場合によっては盛り土をします。

墓石を立てる 

土を被せた後は、お墓の位置が分からなくならないよう、墓標や墓石を用意します。
現在ではペット用の墓石も販売されています。
ペット用の墓石には、大きく分けてオーダータイプとプレートタイプがあります。

・オーダータイプ
完全に自分の好みの墓石をオーダーするものです。
彫刻や形、石の種類などを全て自分で選ぶことができます。
価格は高額になり、場合によっては10万円を超えることもあります。

・プレートタイプ
板状の石に、ペットの名前や似顔絵などを彫刻するタイプの墓石です。
インターネット通販でも多く販売しており、種類も多いことが特徴です。
価格は6,000~30,000円程度で販売されています。

ペット用の墓石のほか、屋内で供養するための位牌なども販売されています。
ガラスでできた可愛らしいものから、人間用の位牌をミニチュアサイズにした形状のものまで幅広く販売されているため、気になった方は通販サイトなどで探してみると良いでしょう。 (※1)

日頃の手入れについて 

墓石を置いたら、線香やお花をお供えして供養をします。
日ごろの手入れとしては、線香やお花、水などを供えて供養をします。
また、お墓周辺の雑草の処理や、墓石の汚れを落とすなどしてきれいに保つことも大切です。

庭に埋葬する際の注意点 

お庭にお墓を作る場合、いくつか注意点も存在します。

  • 臭や虫が発生することがある
  • ほかの動物に掘り起こされることがある
  • 引っ越しなどの際、一緒に連れていくことができない

ご遺体を火葬せずにそのまま土葬した場合、腐敗臭や虫が湧くなどのトラブルが発生することがあります。
また、カラスや猫など、ほかの動物に掘り起こされてしまう可能性も否定できません。
これらのトラブルは土葬に多く、火葬して遺骨を埋葬することで、これらのリスクを軽減することが可能です。
また、将来的に引っ越しをする予定がある場合、庭に埋葬すると一緒に連れていくことができません。
そのため、将来的に引っ越しの可能性はあるかなど、自分の生活環境を見直す必要があります。

火葬してから埋葬した方が良い理由

庭にペットを埋葬する場合、土葬でも構いませんが、火葬して遺骨にしてから埋葬することをおすすめします。
火葬してから埋葬する利点は、以下の通りです。

  • 掘る穴の深さを浅くできる
  • 腐敗がなく臭いや虫の発生を抑えられる
  • ほかの動物に掘り返されるリスクを軽減できる
  • より早く土に還すことができる

埋葬するために掘る穴は、ペットが大きければ大きいほど深く、大きく掘る必要があります。
しかし、遺骨にすることで穴を大幅に縮小することが可能です。
また、遺骨にすることで臭いや虫の発生を抑えられるほか、より早く自然に還すことが可能になります。

プランター葬と庭の埋葬の違い 

将来引っ越すかもしれないが、遺骨を自然に還したい場合には、プランター葬という選択肢もあります。
プランター葬は、庭に埋葬する場合と同じようにプランターに埋葬します、このため持ち運びができます。
土葬であれば小動物に限定されてしまいますが、火葬して遺骨にすることで、犬や猫など体の大きなペットでもプランター葬が可能になります。

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監修者コメント
齋藤 鷹一
大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA代表理事

自宅で埋葬する際は、ご遺骨のみ納めるのか骨壷のまま納めるのかによっても用途が変わります。ご遺骨のみを埋葬すると、そのお骨は土に還っていきます。骨壷の状態で埋葬すると、月日が経った時に骨壷ごとご遺骨を戻すことができます。同じ埋葬でも異なりますのでご注意下さい。

ペット霊園を利用する人が増えている理由 

一昔までは、ペットが亡くなれば庭に土葬する方法が一般的でした。
しかし、近年では火葬してペット霊園などで供養をする方が増えています。
その理由としては、以下が挙げられます。

  • ペット可の賃貸物件が増えた
  • ペット火葬やペット霊園が増えた
  • ペット葬儀(火葬・供養)が一般に浸透してきた

近年では、ペットブームと共に、ペットと一緒に住むことができる賃貸物件が増えています。
賃貸物件の場合、ペットが亡くなった際に埋葬する庭などがないことから、火葬する方が増えていると考えられます。
その結果、ペット火葬やペット霊園の需要が高まり、一般認知度も増え、施設側の設備やサービスも充実してきています。
このことから、ペット霊園を利用する方が増えた背景には、庭に埋葬すること自体に問題があるわけではなく、私たちの住む環境の変化こそが大きく影響していると考えられます。

ペットの供養方法は選ぶことができる 

お庭にお墓を作る以外に、どのような埋葬方法や供養方法があるのかも気になりますよね。
ここでは、ペットの代表的な埋葬、供養方法を紹介します。
是非、参考にしてみてください。 (※2)

自宅の仏壇で供養する 

自宅にペット用の仏壇を作り、供養をする方法もあります。
現在では、可愛らしいペット用の仏具セットや位牌なども販売されているため、お部屋の雰囲気を損なうことなく仏壇を置くことができます。
遺骨は仏壇に置いておく手元供養や、ペット霊園や庭などに埋葬する方法までさまざまで、特に決まりはありません。

ペット霊園で供養する 

ペット霊園では、ほかのペットと一緒に納骨・供養をする合同墓地や、個別のお墓である個別墓地などから選ぶことができます。
ペット霊園では、掃除などの管理を霊園で行ってくれるほか、お盆などにはお経を読んでくれるといった合同供養をしてくれる場所もあります。
お墓の種類やサービスによって、永代供養料や使用料などが異なります。

納骨堂で供養する 

納骨堂は、屋内型のペットのお墓です。
ボックス型の小さなスペースに、遺骨や遺影、お花などを置いて供養をします。
屋内型なので雨風に晒されることなく、供養をすることができます。
また、納骨堂は24時間お墓参りができる場所もあり、運営時間内になかなかお墓参りができないという方にも利用されています。

散骨や樹木葬をする 

近年、新しい供養の方法として需要が高まっているのが、海洋葬やお花畑葬、樹木葬などの散骨です。
希望される方は散骨を扱っているペット霊園に問い合わせてみると良いでしょう。

飼い主とペットが一緒に入れるお墓も存在する

愛する家族であるペットと、一緒のお墓に入りたいと考える飼い主さんは少なくないでしょう。
しかし、地域で管理している墓地やお寺などにある人間のお墓は、多くの場合ペットと一緒に入ることができません。
近年では、一部のペット霊園などで、ペットと一緒に入ることのできるお墓も登場しています。まだ数は少ないため、希望の場所にないなどの欠点もありますが、気になる方は問い合わせてみると良いでしょう。

まとめ
  • 自宅が自分の私有地であれば、庭にペットのお墓を建てても問題ない
  • 庭への埋葬は、土葬より火葬してから遺骨を埋葬する方が良い
  • ペット用の墓石や仏具も多く販売されている
  • 庭にお墓を作ると、引っ越しの際に一緒に連れていけないなどの欠点がある

ペットのお墓は、自分の私有地であれば問題にはなりません。
庭にペットのお墓を作る際には、そのまま土葬するより、火葬してから遺骨を埋葬した方が、コンパクトになるなど多くの利点があります。
庭にお墓を作ることは、身近にペットを感じることができますが、引っ越しの際などは一緒に連れて行くことができないことを事前に把握してから建てる必要があります。
ペットのお墓は、庭に埋葬する以外にもペット霊園や仏壇での供養など色々な方法があります。
それぞれの特徴を知ってご自分とペットにとって最適なお墓を選んであげると良いでしょう。

監修者コメント
齋藤 鷹一
大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA代表理事

ペット霊園で納骨する、お寺で納骨をする、自宅の庭に埋葬する。
供養のあり方は千差万別であり、これが「正しい供養」というものはありません。どれも正解だと思います。家族がペットさんのことを考えていることが一番の供養です。ご遺族で話し合い納得をした上で供養の方法をお決めくださいませ。

参考文献

※1:愛するペットの墓石を庭に設置する?墓石の選び方や納骨方法をご紹介
https://www.seikatsu110.jp/library/pet/pt_funeral/184163/
※2ペットのお墓はどうする?自宅・霊園・一緒・別々など総まとめ
https://www.aeonpet-memorial.com/column/pet-column/%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%A2%93%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%99%E3%82%8B%EF%BC%9F%E8%87%AA%E5%AE%85%E3%83%BB%E9%9C%8A%E5%9C%92%E3%83%BB%E4%B8%80%E7%B7%92%E3%83%BB%E5%88%A5/

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この記事のライター

原 京子

動物看護士
ライター

24時間急患対応の動物看護士として勤務。 その後、動物園飼育スタッフやペットショップ生体販売員など数多くの動物業界を経験し、現在はペットと飼い主さんへwebライターとして正しい知識を配信している。
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