ペット供養
2021年08月12日

ペットの永代供養はどんな方法があるの?費用やメリットデメリットも

ペットの永代供養は大きく2つにわけられます。それは、ペットだけで行う永代供養と、人間と一緒に行う永代供養です。ペットだけで行う永代供養は合祀や納骨堂が多く、人間と一緒に行う永代供養は個別墓が多いです。この記事では、ペットの永代供養について詳しく解説します。

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ペットの永代供養は可能なの?

近年、ペットの永代供養という言葉を耳にするようになりました。ペットは大切な家族なので、手厚い供養を望む方が増えていますが、実際のところペットの永代供養は可能なのでしょうか?

結論から言えばペットの永代供養は可能です。筆者もペットの永代供養を利用していますので、後程現状をお伝えします。

まず、永代供養の意味を考えてみましょう。「永代」とは「長い年月」、「限りなく続く世」という意味なので、永代供養は半永久的に供養と管理を継続するという意味です。

人間の場合なら、子孫や遺族に代わって霊園や寺院が永代にわたってご遺骨の管理と供養を続けていくという意味になります。そのため、子孫がいない方や子孫に負担をかけたくない方には特におすすめのプランです。

ペットにとっての永代供養とは、飼い主に代わって永代に渡り、霊園や寺院が供養・管理していくことを指します。

ペットの永代供養は大きく分けて2種類あります。
それは、ペットだけで行う永代供養と、人間と一緒に行う永代供養です。

詳しくは後述しますが、まずは簡単にイメージを掴んでおきましょう。

ペットだけで行う永代供養

ペットだけで行う永代供養というのは、ペット霊園でのご供養や合祀によるご供養のことを指します。

ペット霊園は、ペット専用の場所なので、想像がつきやすいかと思います。
合祀によるご供養というのは、さまざまな場所で行われるため、一概にどこでとは言いにくいものです。
例をあげると、ペット火葬会社が独自に管理している合祀墓や、人間が利用する霊園内にある供養塔や合祀墓などがあげられます。

ただし、人間が利用する霊園内や納骨堂内にある供養塔や合祀墓は、「ペットだけでの永代供養」に入れることもできますし、「人間と一緒に行う永代供養」ととらえることも可能なので、とらえ方は人それぞれと言えます。

人間と一緒に行う永代供養

人間と一緒に行う永代供養で一番わかりやすいのは、人間と一緒に眠れるお墓での永代供養です。

人間と一緒に眠れるお墓の管理費が払われなくなると、飼い主様と一緒に永代供養に回されます。

もうひとつは、寺院墓地や人間用の霊園、納骨堂の敷地内にあるペット用の合祀墓です。
これは、前述の通り「ペットだけでの永代供養」と捉えるか、「人間と一緒に行う永代供養」と捉えるかは人それぞれです。

ペットの永代供養のメリットデメリット

ペットのご遺骨を永代供養することには、メリットとデメリットがあります。

メリット
  • 飼い主が亡くなった後やケガなどでお墓参りに行けなくても誰かが供養をしてくれる
  • 半永久的なしっかりとした供養が約束される
  • 安心感がある
  • 永代供養にまわった後は費用がかからない(大抵はかかりませんが購入前に要確認)
  • 飼い主様の気持ちの整理がつきやすく、ペットロスを長引かせない

一番大きなメリットは供養する家族がいなくなったときに、誰かが供養してくれることです。これは、言い換えれば無縁仏になることを避けられるということです。

しっかりとした供養は飼い主様にとっても安心で、愛するペットを亡くした気持ちの整理や切り替えは比較的楽に行えるでしょう。

筆者自身も数年間手元供養をしていましたが、気持ちが落ち着いたのはお墓を購入してからです。筆者は愛猫が亡くなったあと、心に穴が開いたように感じていたものの、日常の生活がしっかりできていました。

それでもお墓を買って愛猫を納骨した後、気持ちが切り替えられたのを覚えています。とても安心したのです。それは、愛猫のご遺骨が震災などで紛失・散乱する恐れから逃れたという安心と、愛猫がお墓でゆっくり眠りながら待っていてくれるという安心です。

そのとき、自分では気づかないところで深刻なペットロスがあったのではないかと疑ったほど、心が落ち着きました。

そのため、お墓や納骨堂などの購入は、ペットロスを長引かせないメリットがあることを自分自身の体験から、ここに記しておくことにします。

反面、デメリットも確認してみましょう。

デメリット
  • お墓などに手をあわせに行く機会が減る可能性がある
  • どのような供養をしているのか可視化しにくい
  • ペットのご遺骨を移したいと思ったときにできない可能性がある
  • お金がかかる

誰かが管理・供養してくれているという安心感は、お墓に行く回数を減らす可能性があります。これでは亡くなったペットからすれば、永代供養ではない方が良かったかもしれません。

そして、誰かが供養してくれているのだとしても、いつ、誰がどのように行っているかどうかは、その施設により違います。購入前に合同供養などをきちんと見学しておくことをおすすめします。

このように、ペットの永代供養はきちんと内容を確認した上で選ぶ必要がありますし、必ず幾らかのお金が必要です。

ペットの永代供養にはこのようなメリットデメリットがあります。これらを踏まえたうえで、具体的な埋葬方法を細かく紹介していきましょう。

ペットの永代供養は埋葬方法によって変化する

ペットの永代供養は大きく分けると「ペットだけでの永代供養」と「人間と一緒に行う永代供養」の2つです。

しかし、もっと細かく見ていくと埋葬方法によって永代供養の形は変化していることがわかります。

人間と一緒に眠れるお墓での永代供養

人間と一緒に眠れるお墓で行う永代供養は、前々項で少し触れたように、管理費が払われなくなった後に行われます。

筆者が購入したお墓は、ペットと人間が一緒に眠れるお墓です。

3年間管理費が支払われず、墓地面積を2か月以内に原状回復しない場合は、ご遺骨が無縁墓地に改装され永代供養されます。
無縁墓地でもペットと人間一緒に埋葬されるのかと尋ねたところ、もちろん、離れることはないと約束してくれました。

無縁墓地というと聞こえは悪いですが、ペットと一緒にいつまでも眠れることが約束されているというのはとても安心できることです。

その安心感と、定期的にお墓参りに行くという行為がペットロスを長引かせないポイントでもあり、ペットを亡くしたことを受け入れられるきっかけにもなります。

しかし、人間と一緒に眠れるお墓は石のお墓です。相応の金額がかかるうえ、毎年の管理費を請求されることは理解しておきましょう。
また、こういったお墓は人気が高く、売り出されてもすぐに売り切れてしまうこともデメリットのひとつです。

ペットと一緒に眠れるお墓を検討する場合は、できるだけ早めに着手すると良いでしょう。

納骨堂での永代供養

納骨堂での永代供養は2種類あります。

人間が利用する納骨堂の同じ厨子内で供養した後、継承者不在などの理由で永代供養施設に回るというパターンがひとつです。

もうひとつは、人間が利用する納骨堂や寺院墓地などの、ペット用納骨堂から永代供養に回るというパターンです。

これらは人間と一緒に眠れるお墓よりも安価なので、比較的選びやすいというメリットがあります。ただし、人間も利用する納骨堂の同じ厨子内にペットも納骨できるというタイプの納骨堂は数が少ないようです。

納骨まで管理費が無料の納骨堂もあるので、見つけたらすぐに検討すると良いでしょう。

ペット霊園での永代供養

ペット霊園はペットしか眠ることができない霊園で、個別墓もあれば納骨堂もあり、合祀墓もあります。

合祀墓は永代供養ですし、霊廟や供養塔という形で永代供養する霊園もあります。

ペット霊園は永代供養墓だけではなく、ペット霊園で眠るペットたち全員を対象に、合同供養法要やお焚き上げを行っているところが多いので、個別墓でも手厚い供養を受けることが可能です。

ただし、一部の自治体を除いてペット霊園に関する法令はなく、原則許可や届け出なども不要です。だからこそ、ペット火葬業者が納骨堂や合祀墓を作ることができて便利とも言えるのですが、反面、ペット霊園を選ぶ際は必ず自分の目で確認する必要があります。

できれば自分のペットを見学に連れて行って、管理人が可愛がってくれるかどうかを確認しつつ、園内は清潔が保たれているか、費用は適切か、手厚い供養が本当になされているかなどをきちんとチェックしてください。

寺院墓地での永代供養

昭和のはじめ頃までは、ペットと一緒にお墓に入るなど通常考えられないことでした。

しかし、近年はペットも家族の一員として考える方が増え、お墓に一緒に入ることや手厚いお葬式を望む方も増えてきました。

そのため、寺院墓地でペットの永代供養を行う寺院も出てきています。

人間が眠る寺院墓地は敷地が限られるため、なかなか個別墓とまではいきませんが、合祀墓や納骨堂は見受けられます。

寺院によっては人間が眠るスペースとは別に、ペット霊園事業を始めるところも出てきました。こちらでは個別墓はもちろん、合祀でも写真入りのプレートを飾ることができる寺院もあります。人間と一緒に個別墓で眠ることができるプランがあるところもあるので、選択肢のひとつとなるでしょう。

ただし、寺院墓地の中にはバリアフリーではないところも多くあります。お年寄りやお体が不自由なご家族がいらっしゃる場合だけではなく、飼い主様自身が年を取ったときのこともしっかり考えてから契約するようにしましょう。

人間の墓地内にて合祀による永代供養

人間が利用する霊園の一角に、ペットの合祀墓があるパターンもあります。

合祀墓や供養塔は基本的には永代供養です。

人間は個別墓で供養されるので子孫がいる限り供養されますが、ペットのことを知っている子孫はどんどんいなくなっていきます。このことを考えると、同じ霊園内で合祀による永代供養をしてもらえるのはうれしいことではないでしょうか。

また、ペットと同じ霊園内にいるという安心感もあるうえ、合祀墓は安価に済む、というのも大きなメリットです。

筆者の先祖が代々継いできたお墓がある霊園にも、数年前にこうしたペット用の合祀墓ができました。こういう合祀墓ができるということは、ペットと一緒に眠りたいと思う方が増えたということへの裏付けです。

先祖代々のお墓を継がなければならない場合は、なかなか一緒に眠れるお墓を建てることはできませんので、こうした合祀墓ができて喜ばれる方も多いことでしょう。

ただし、他のペットと一緒に納骨される合祀に懐疑的な方には向きません。合祀は沢山お友達がいて寂しくないと考えられる方もいれば、他の子とご遺骨が混ざってしまうことに抵抗を覚える方もいます。

考え方は人それぞれなので、飼い主様自身が懐疑的ならば、他の供養方法を考えてみてください。

ペットの永代供養にかかる費用

ペットの永代供養には費用がかかります。ただし、どの供養方法を取るかによって金額が大幅に変わります。
 
寺院墓地の金額は合祀墓と骨壺のまま一か所で供養するタイプのものを記載しました。寺院墓地にて人間と一緒に眠れるお墓を購入する際は、最低でも800,000円~1,500,000円ほどはかかると思っておきましょう。

  人間と一緒に眠れるお墓 納骨堂 ペット霊園 寺院墓地 人間の墓地内にて合祀
販売価格 985,000~2,473,000円 10,000~ 10,000~400,000円 5,000~35,000円 10,000~15,000円
年間管理費 3,000~12,000円 不要~15,000円 不要~22,000円 不要~10,000円 不要~10,000円

以上のように、一番安価なのは合祀墓です。合祀墓への抵抗感が無い方や、他のペットと仲良くできる子だった場合は、納骨堂での合祀が一番お得でしょう。
逆に、ひとりが好きだった子やお友達と仲良くできないタイプの子は、合祀墓以外の選択肢を取る方が良いのではないでしょうか。
 
ペットの永代供養は金額だけではなく、ペットの性格まできちんと考えてあげてください。
 
また、人間と一緒に眠れるお墓の販売価格には、墓石工事費や永代使用料が入っているのが一般的です。
 
ちなみに、筆者が購入したお墓の永代使用料は500,000円でした。よろしければ参考にしてください。

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まとめ
  • 永代供養とは、飼い主に変わって永代に渡り、霊園や寺院が供養・管理していくこと
  • 永代供養は無縁仏になることを避けられ、手厚い供養を期待できるうえ、ペットロスを長引かせない
  • 永代供養は手を合わせる機会が減る可能性があるうえ、施設での供養を可視化しにくく、お金がかかる
  • 永代供養は細かく分けると人間と一緒に眠れるお墓・納骨堂・ペット霊園・寺院墓地・人間の墓地内にて合祀の4つある
  • 永代供養の費用はどの納骨方法を選ぶかによって金額が大幅に変化する
参考文献

※1
施設のご紹介 | 西多摩霊園|公式ホームページ 資料請求・見学予約はこちらから
https://nishitamareien.com/guidance_top/guidance#pet(参照2021-8-12)
納骨プラン|向島 たから陵苑 【公式】 東京都墨田区の納骨堂|WEB見学実施中
https://takararyouen.com/plan/index.html(参照2021-8-12)
各種料金 | ペット霊園修善寺|静岡県伊豆市修善寺のペット火葬、霊園
https://pr-s.com/price.html(参照2021-8-12)
ペット供養墓 | 宝徳寺
https://www.houtokuji.jp/petkuyou.html(参照2021-8-12)
学校飼育動物 | 蓮華寺付属哲学堂動物霊園
http://www.rengeji.or.jp/noukotsu.html(参照2021-8-12)
てんのうじペット霊園 | 大阪市の永代供養墓・納骨堂・家族葬【柳谷観音 大阪別院 泰聖寺(たいしょうじ)】
https://www.taisyoji.com/pet_reien.php(参照2021-8-12)

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この記事のライター

竹田 恵

ペットシッター士
ライター

2017年よりライターとして活動中。子供の頃から動物好きで、猫、ハムスター、うさぎの飼育経験あり。現在はシーズー犬と一緒に暮らしている。犬は他の動物と比べて人間と密な生活になるため、ペット関係の資格を取得した。
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