2021.11.24
2023.12.22
ペット供養の方法は7つ|手元供養・納骨・散骨・埋骨の仕方と特徴を解説
ペットの供養は、家族として最後にしてあげられることのひとつです。ご遺骨を供養する方法は、手元供養・納骨・散骨・埋骨があります。手元供養には明確な方法がありませんが、他の3つには明確な方法と霊園などの決まった場所があります。メリット、デメリットと共に解説します。
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この記事の監修者
齋藤 鷹一氏
大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA代表理事
齋藤 鷹一氏
大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA代表理事
ペット葬儀業界の透明化を目指し、2017年より大森ペット霊堂で代表を勤めた。動物への愛情を訴え続け、現在は命を救う活動に専念をする。亡くなった命にも生きている命にも同等の尊厳を持たなければペットの仕事をしてはいけないと感じている第一人者。
ポイント
ペットのご遺骨の供養方法は、大きく分けて自宅で行う供養と納骨、散骨の3つです。
自宅で行う供養は、敷地内にお墓を建てるか祭壇を用意しての手元供養です。自宅で行う供養は、常に一緒に居られる安心があります。
納骨は民間の動物霊園の個別墓、納骨堂、合同墓から選べます。霊園での供養は、気持ちに区切りをつけることができます。
散骨は海洋に出て行う海洋散骨と樹木葬があります。散骨は、ペットを自然に還してあげたいと考える方におすすめです。
ペットのご遺骨の供養にはさまざまな方法があります。大切なのはペットのことを考え、手厚い供養ができる方法を選ぶことです。そうしてペットにしてあげられる最後のことをしっかり行っていけば、ペットロスも自然と解消することでしょう。
供養方法にはそれぞれにメリットとデメリットがあるので、よく確認をしてから選んでください。
ペット供養とは?
ペット供養に明確な定義はないものの、大きな意味では「亡くなったペットの霊を弔い、冥福を祈ること、見送ること」を指します。
ゆえに、ペットが亡くなった際の火葬や葬儀などのお見送りや、火葬後のご遺骨の供養も「ペット供養」と言えます。
そのため、以下の行為すべてがペット供養です。
- ご遺体を清め、安置をすること:亡くなった後すぐに感謝の気持ちを込めて行う
- ペット葬儀:火葬前のお葬式
- ペット火葬:お見送り・火葬・お骨上げ
- ペット法要:初七日、四十九日など
- ペットのご遺骨の供養(納骨や手元供養など)
何を目的に供養をするのかを考えよう
ペット供養の目的は、ペットのために行うことと、飼い主のために行うことの2つにわけられます。
まずはペットの霊を弔い冥福を祈り、やすらかに眠れるようにしてあげることです。
もうひとつは、飼い主の心のケアです。手厚い供養をすることがペットロスの軽減につながり、気持ちが前を向く手助けをするでしょう。なぜなら、亡くなったあとのペットにしてあげられる唯一のことだからです。
私が知っているペットロスに陥る方のほとんどが、後悔を残してしまった葬儀、火葬の経験者です。
他にも、ペットの火葬をしたけども頼んだ業者が良くなった。お骨をぐちゃぐちゃにされてしまった。など、対応する人の責任でペットロスに陥る方にも多く出会ってきました。
また、火葬をせず行政機関の産廃処理しかないと思っていた方が後からペットの火葬業者があることを知った方もいらっしゃいます。
大切な子との最後のお別れですので悔いのない葬儀をしていただきたいです。
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自宅で行うペット供養
ペットのご遺骨の供養は、自宅で行うこともできます。種類は手元供養と敷地内に建墓する方法の2つです。
1.手元供養と費用感について
手元供養とは、ご遺骨を手元に置いて供養することを言います。
手元供養の方法に決まりはなく、ペットのことを一番知っている飼い主だからこそできる供養を形にしていただけます。
そのため、祭壇や仏壇を用意するなどお金をかけようと思えばたくさんかけられますし、シンプルにしようと思えば無料でも可能です。
例えば、仏壇や仏具を買って毎日線香をあげるのも何も買わずに写真とご遺骨にお供えをしたり、手を合わせたりするのも供養です。
手元供養には定義がないので、飼い主の思うまま、ペットを供養してあげましょう。
手元供養のメリット
自由度こそが手元供養のメリットであり、デメリットでもあります。
自由な分、ペットのために飼い主が思いつく限りのことをしてあげることができます。
宗教はもちろん、戒名や線香の有無、お供え物の内容、読経をする・しないなど、すべてが自由です。
四十九日や三回忌などの法要も自由です。好きなようにペットを供養してあげましょう。
手元供養のデメリット
手元供養は、自由だからこそ何をして良いかわからない、自分で行っていることが正しいかどうか不安になることもあるでしょう。そのうえ、手元にご遺骨があるからこそ、いつまでもペットが存在してるように感じてしまい、ペットロスが長引く可能性もあります。
さらには、飼い主自身の入院や逝去です。
こうしたことがあると、ペットが無縁仏になるどころか、ご遺骨がゴミとして捨てられてしまう可能性が高くなります。
そのため、手元供養は数年で区切りをつけ、他の供養方法に移行する方がペットのためになるかもしれません。
2.敷地内にお墓を建てることと費用感について
ご遺骨を自分の土地に埋めることを埋骨と言います。地面に埋めることだけではなく、小動物にぴったりのプランター(植木鉢)への埋骨もここに入ります。
敷地内での埋骨は、スコップなどの道具の他に石灰があるとよいでしょう。石灰はホームセンターなどで300円前後で購入できます。
石灰はご遺骨の臭いを抑える効果と、ご遺骨が土に還るのを助ける効果の2つが期待できるので、使用をおすすめします。
また、お墓の場所をはっきりさせるためや、ペットへのさまざまな想いを込めてモニュメントを置く場合は、それを購入する費用がかかります。
モニュメントは木を植える、写真や名前を彫り込んだ大理石の墓石(3,000円~)を用意するなど様々な選択肢があります。
敷地内にお墓を建てることのメリット
埋骨は安く仕上げることができることと、いつでもお墓に手を合わせられることが最大のメリットです。
さらに、ご遺体をそのまま埋める土葬より、臭いや菌の発生を抑えることができ、自然に還る時間も短くて済みます。
敷地内にお墓を建てることのデメリット
埋骨は自宅の庭などの私有地やプランターにしかできません。
遺骨の保存状態によっては、臭いや菌の発生の原因になり害虫や害獣が発生します。適切な処置を行って埋骨し近隣とのトラブルが起きないようにしましょう。
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ペット霊園で行うペット供養についてと費用感について
ペット霊園で行うご遺骨の供養方法は、納骨です。
納骨の種類と、それぞれの費用相場は以下のとおりです。
- 納骨堂:年10,000円~
- 個別墓:100,000~300,000円に加えて、年間数千円の管理費
- 合同墓:10,000円
デメリットはこのようにお金がかかることと、ペットのお墓が自宅から遠くなる可能性があることがあげられます。
メリットは永代供養を選べることです。
永代供養は人間のお墓でも人気です。子孫に負担させなくても無縁仏になることがなく、永代にわたりお寺の住職などによる法要が行われます。
ペットの場合は飼い主の子孫がいたとしても、永代にわたって供養してくれるとは限らないため、永代供養をつけておくと安心です。
ペット霊園の選び方
まずは霊園の場所と金額を確認し、飼い主が歳をとっても通える場所なのか支払い続けられる管理費なのかを判断してください。
ある程度霊園が絞れたら、契約前に必ず見学に行き、清潔感やトイレ・待合室など施設の充実具合、スタッフの対応などを失礼にならない程度に確認しましょう。
ペット霊園で行われる法要について
大多数のペット霊園では定期的にペットのための慰霊祭や供養祭が開かれています。
回数は年1~2回で、参加は自由です。住職を呼び、法要を行います。
さらには、個別に四十九日、一周忌、三回忌などの忌日や年忌にも対応が可能です。
予約制がほとんどなので、事前に連絡をして対応をお願いしましょう。※1
3.納骨堂についてと費用感について
納骨堂は建物の中にある供養施設のことです。
納骨堂は種類が多いものの、ペット霊園で扱う納骨堂は、合同墓のように他のペットのご遺骨と一緒に供養するタイプか、ロッカー式と呼ばれる個別タイプのもののどちらかです。
この2つのうち多いのがロッカー式です。
棚のひと区画を買い上げ、そこに納骨し、お参りします。
費用はだいたい年10,000円~が多いものの、棚の大きさやタイプ、選ぶ棚の高さにより変動するうえ、霊園により金額が変わります。使用料や管理料、更新料が込みで記載される霊園もあれば、個別に記載される霊園もあります。
金額の内訳については霊園スタッフの話をよく聞き、検討する必要があります。
例えば、以下のように霊園によって金額の記載方法が異なります。
例1:納骨|東京都北区のペット霊園・東京動物霊園※2
使用権料:77,000円~187,000円
管理料:8,800円~13,200円
更新料:38,500円~93,500円
例2:料金について|アート・ペットクラブ※3
永代使用料:15,000~38,000円(合同霊座は5,000円)
年間使用料:5,500円
例3:料金表|埼玉県所沢市のペット霊園 狭山湖動物霊園※4
税込33,000円~77,000円
納骨堂のメリット
納骨堂は屋内にあるため、天気の悪い日でもお参りできるのが最大のメリットです。
墓石などの経年劣化も考える必要がありません。さらに、ロッカーの中で完結すれば使い方は自由なので、写真や形見を置くこともできます。
納骨堂のデメリット
デメリットは金額の複雑さです。前述したように、霊園によって記載方法が異なるため、費用相場や高い・安いがわかりにくくなっています。
そのうえ、立地によって金額が左右されるため、その辺も考慮しなければなりません。
4.個別墓を建てることと費用感について
ペット霊園では人間のお墓と同じように、屋外に個別墓を建てることもできます。
墓石なども選べるので、ペットに合わせて自由に供養ができるでしょう。
費用感は100,000~300,000円に加えて、管理費用です。
個別墓のメリット
個別墓のメリットは個別に供養ができるため、引っ越しなどがあればご遺骨を移すことも可能である点です。
人間のお墓と同じように手厚く弔ってあげられることもメリットと言えるでしょう。
個別墓のデメリット
個別墓のデメリットはお金がかかることです。人間と一緒に眠れるお墓ほどではないものの、年間管理費もかかる為ペットのご遺骨のみの供養では最も高額です。
また、飼い主が亡くなったあとの対応を確認しておきましょう。
5.合同墓に納骨することと費用感について
合同墓とは、いくつものご遺骨をまとめて納骨するお墓のことです。
他の動物とも仲良くできるペットだったなら、さみしくないかもしれません。
費用感はこちらも霊園によってさまざまではありますが、ペットの大きさや骨壺の大きさによって変動します。さらには、そのペット霊園で火葬をしたか否かにより金額が変わることも多いです。
そのペット霊園で火葬をして直葬あるいは納骨棚から合同墓へ移すなら無料、という霊園もあるほどです。※2
費用の相場は、10,000円前後です。
合同墓のメリット
合同墓は永代供養です。無縁仏となって誰にも手を合わせてもらえなくなる心配がないため、忙しくてなかなか供養に赴けない方にもおすすすめします。
そして、合同墓は費用がそれほどかからないのもメリットです。大抵の合同墓は納骨する際にお支払いをすれば、管理費は不要です。
納骨はしたいけれどお金をかけたくない、安く永代供養にしたいという方には特におすすめです。
合同墓のデメリット
合同墓に入れたご遺骨はさまざまなペットと合同で納骨されてしまうため、ご遺骨は二度と戻りません。例えば飼い主が引っ越す場合も、お墓を変えることができません。
よく考えてから利用してください。
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自然葬で行うペット供養
自然葬とは、自然の中でペットのご遺骨を弔う葬送方法のことで、現代では主に散骨が該当します。古くから行われている供養方法で宗派・宗教には囚われず行うことができます。
ただし、場合によっては近隣とのトラブルを招くこともあるうえ、条例で禁止されている地域もあります。
自然葬(散骨)をしたい場合は、必ずルールにのっとって利用してください。
さらに、遺骨のままでは散骨できないので粉骨をする必要があります。
散骨を依頼するときに粉骨費用が別途になっていないかを依頼時に確認しましょう。
6.海洋散骨と費用感について
海洋散骨は、遠洋に船で出て散骨する方法です。
専門の業者も多く、ペットの散骨は海洋散骨がおすすめです。
自分の手で海洋散骨をしようとすると、船をチャーターする費用や事前にクルーズ船の運営者に海洋散骨をする旨を伝えておくことなど、多くの確認事項があります。
代行で散骨してくれる業者があるので、海洋散骨は代行業者に一任するのが安心です。
海洋散骨の費用感はプランによって変わりますが20,000円~です。
海洋散骨のメリット
海洋散骨のメリットは、自然に還してあげられることです。
海洋散骨のデメリット
船をチャーターして自分の手で散骨をする場合は、費用が高額になるでしょう。
何人かの飼い主で費用を出し合って散骨をするプランを用意しているところもあるので、そうした業者を探してみてください。
また、墓石やモニュメントがないのでお墓参りという習慣・慣習を行いたい方には向かない方法と言えるでしょう。
7.樹木葬と費用感について
樹木葬は、霊園で樹木をモニュメントにし、その根元に散骨をする葬送方法のことです。
公道や公園などに散骨するのは廃棄物処理法違反です。※6
自宅敷地内で行っても近隣トラブルを招くこともあります。ペットが安らかに眠るためにも、必ず散骨のできる霊園で行ってください、ペット霊園での散骨相場は、5,500円~です。
樹木葬のメリット
ペットを自然に還してあげられますし、大好きな自然の中で眠ることもできます。
宗教とは無縁のペットには適した葬送方法のひとつです。
樹木葬のデメリット
樹木葬というと、大木の下に遺骨を散骨するとイメージされる方もいますが、霊園によっては自然に還すというよりは合同墓や納骨の一種のようなタイプの樹木葬もありますので、希望していた樹木葬と違ったとならないように必ず確認しましょう。
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人間と一緒に眠れるお墓と費用感について
人間と一緒に眠れるお墓とは、ペットと人間が同じ墓石の下で眠れるお墓のことです。
飼い主と一緒に納骨ができるので、死後も一緒にいられる安心感があります。
費用は立地に左右されるため、120万円~300万円と開きがあります。
これに加えて、年間管理費が10,000円前後かかります。
人間と一緒に眠れるお墓は人気があり数が少ないため高額になりがちです。
金額に見合う施設なのかをきちんと見極め、必ずいくつか見積もりを取って、納得の行く契約をしましょう。
また、人間と一緒に眠れるお墓にも永代供養がついているところがあります。
永代供養にまわされるときはどのような状況のときなのか、永代供養になったあともペットと一緒にしてもらえるのかどうかは、きちんと管理者に確認をしてください。
また、近年は人間の墓地にペット用合同墓が併設されるケースが目立っています。
これは、それだけペットと一緒に眠りたい人が多いということでもあります。自分の家のお墓がある霊園にこうした設備があればぜひ考えてみてください。
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納骨堂や埋葬はどのタイミングで行うのが良いのか?
ペット供養の一環として、人間と同じように「忌日法要」を行う飼い主もいます。
忌日法要とは、亡くなった日を「忌日」として、その日から7日ごとに行う法要を指します。これは主に仏教行事なので、ペットは自ら宗教に属さないという考えから、行わない方もいます。ペットの供養方法は自由なので、飼い主の考え方次第です。
もちろん、ペット霊園が主催する法要への参加も自由です。
ただし、法要は故人やペットの成仏を願うために行うものであり、行う側からすれば気持ちの整理をつけやすくなる行事でもあります。
ペットロスの軽減のためにもしっかりとした法要を行うのはとても良いことと言えるでしょう。
だからといって、初七日・三十五日忌・四十九日・百か日・一周忌と全て対応しなければならないわけではありません。
飼い主の無理のないよう、弔ってあげましょう。
主な忌日一覧
初七日(しょなぬか) | 7日目(葬儀当日の場合が多い) |
---|---|
ニ七日(ふたなぬか) | 14日目 |
三七日(みなぬか) | 21日目 |
四七日(よなぬか) | 28日目 |
五七日(いつなぬか) | 35日目 |
六七日(むなぬか) | 42日目 |
七七日(なななぬか)・四十九日(しじゅうくにち) | 49日目 |
百箇日(ひゃっかにち) | 100日目 |
※7
主な年忌一覧
一周忌 | 満1年目 |
---|---|
三回忌 | 満2年目 |
七回忌 | 満6年目 |
十三回忌 | 満12年目 |
十七回忌 | 満16年目 |
二十三回忌 | 満22年目 |
二十七回忌 | 満26年目 |
三十三回忌 | 満32年目 |
※7
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ペットロスを軽減するには葬儀と供養が効果的
近年ペットの葬儀(火葬)や供養を手厚く行う飼い主様は増えました。
それは、ペットを人間と同じ家族として扱う飼い主が増えたからだと考えられます。
そんな中でペットの寿命も延びたことで、よりペットと一緒にいる時間も増えており、よりペットが近い存在となってきました。
ペットを亡くしたことでペットロスになり、さらに心身の不調をきたすペットロス症候群になる方もいらっしゃいます。ペットロスは珍しいことではありません。
相手がペットであるだけで、「大切な相手を亡くして辛くなる」感情は誰しも起こりえることです。
そして、最愛のペットを亡くして辛いときに強く思うのは、ペットに手厚い葬儀をしてあげたいという思いです。筆者もそうでした。
人間と同じような葬儀をペットにも行う人が増えたのは、このような背景からだと考えられます。
手厚い葬儀や供養は、大切な相手を亡くした心を癒し、日常に戻る手助けをしてくれるのです。
昔のように亡くなったペットを処分場でゴミとして処理するのでは、後悔が残りペットの死を引きずるかもしれません。
死に対して後悔をすると、後悔の念は簡単には消えません。
だからこそ、葬儀や供養をすることで、気持ちの切り替えがしやすくなるわけです。
筆者は愛猫の葬儀で思い切り泣いたことで吹っ切れました。
周りをはばからず泣ける環境は意外と大切です。
ペットが亡くなったらきちんと火葬と葬儀をし、ご遺骨はしっかり供養してあげましょう。
それこそがペットと飼い主ご家族さま双方の幸せにつながります。(※1)
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ペットの供養は様々あります。家に置いているから、自然葬したから、どっちの方が供養になるのか。それは、家族が決めることです。
葬儀業者は、家族がこのように供養したいと思う方法をお手伝いする人です。
正解不正解はありません。
家族でゆっくり考えていただき、後悔のないペットの供養方法を見つけていただけると嬉しいです。
少しでも皆様に寄り添えるように、私たちの知っている知識をどんどん伝えていきます。
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まとめ
- 葬儀と供養はペットロスの軽減に効果的
- 火葬した後のご遺骨の供養方法は、手元供養・埋骨・納骨・散骨の4つ
- 手元供養は自由度こそがメリットであり、デメリットでもある。さらには、飼い主の逝去や入院によるご遺骨の破棄などが考えられる
- 敷地内にお墓を建てるデメリットは、臭い・害虫・害獣が発生する恐れがあること
- ペット霊園を使用する際は、立地や階段の有無などを確認するほかに、費用の内訳も訪ねる必要がある
- 自然葬は現代では主に散骨になるため、やや難しい方法と言える
- 人間と一緒に眠れるお墓は、費用が高額だが、永代供養がついている霊園もある
- ペットが亡くなったら、葬儀・火葬を行い、ご遺骨はしっかり供養することで飼い主とペット双方のためになる
よくあるご質問
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Q
自宅でできるペット供養ってありますか?
A手元供養や敷地内にお墓を建てる方法がございます。
-
Q
ペットの遺骨は家に長く置いておいても良いものですか?
Aはい、何年ご自宅で手元供養をしても法的な問題等ございません。ご家族の入院や逝去でペットが無縁仏になることや、ゴミとして捨てられてしまうことが懸念点です。手元供養は数年で区切りをつけ、他の方法での供養に切り替えることをおすすめします。
-
Q
ペットの遺骨を納骨しないデメリットってありますか?
A紛失や火災・地震などでご遺骨が手元に残らない可能性があること、ペットロスが長引く可能性があることがデメリットとして挙げられます。
-
Q
人間のお墓にペットの遺骨を入れても良いですか?
A霊園の規約により変わります。ペット可のお墓でしたら問題ございませんが、人間のみのお墓の場合は規約違反となるでしょう。
※1:供養|東京都北区のペット霊園・東京動物霊
https://www.tdr.co.jp/memorial/
※2:納骨|東京都北区のペット霊園・東京動物霊園
https://www.tdr.co.jp/ossuary/
※3:料金について|アート・ペットクラブ
https://art-petclub.co.jp/price/
※4:料金表|埼玉県所沢市のペット霊園 狭山湖動物霊園
https://sayamako-reien.com/price.html
※5:忌日法要・年忌法要スケジュール一覧
https://souteras.com/kinichi-nenki-schedule
※6:昭和四十五年法律第百三十七号廃棄物の処理及び清掃に関する法律
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=345AC0000000137
※7:忌日法要・年忌法要スケジュール一覧
https://souteras.com/kinichi-nenki-schedule
※1当社運営ペット葬儀サービスに対するお客様アンケート:詳細はこちら ※2 弊社運営ペット葬儀サービス全体のお問い合わせ件数
この記事の執筆者
竹田 恵氏
ペットシッター士
ライター
竹田 恵氏
ペットシッター士
ライター
2017年よりライターとして活動中。子供の頃から動物好きで、猫、ハムスター、うさぎの飼育経験あり。現在はシーズー犬と一緒に暮らしている。犬は他の動物と比べて人間と密な生活になるため、ペット関係の資格を取得した。
運営元情報
サイト名 | : ペトリィ 小さな家族のセレモニー |
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運営会社 | : シェアリングテクノロジー株式会社 |
企業サイト | : https://www.sharing-tech.co.jp |
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