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ペット供養

2021.11.24

2023.09.11

ペット供養の方法は4つ|手元供養・納骨・散骨・埋骨の仕方と特徴を解説

ペットの供養は、家族として最後にしてあげられることのひとつです。ご遺骨を供養する方法は、手元供養・納骨・散骨・埋骨があります。手元供養には明確な方法がありませんが、他の3つには明確な方法と霊園などの決まった場所があります。メリット、デメリットと共に解説します。

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この記事の監修者
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齋藤 鷹一氏

大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA代表理事

齋藤 鷹一氏

大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA代表理事

ペット葬儀業界の透明化を目指し、2017年より大森ペット霊堂で代表を勤めた。動物への愛情を訴え続け、現在は命を救う活動に専念をする。亡くなった命にも生きている命にも同等の尊厳を持たなければペットの仕事をしてはいけないと感じている第一人者。

ポイント

火葬した後のご遺骨の供養方法は、大きく分けて手元供養・納骨・散骨・埋骨の4つです。手元供養の仕方は決まりがなく自由です。納骨はペット霊園・人間と一緒に眠れるお墓・納骨堂・合祀の4つがあります。散骨は海洋散骨か、霊園での樹木葬を選びましょう。埋骨は、自分の土地にしか埋められません。小動物のご遺骨ならプランターでも可能です。ペットのご遺体を火葬すれば、こうしてさまざまな供養方法から選べるようになり、選択肢が広がります。ペットのことをよく知る飼い主様本人が家族と話し合って、どういう供養をしたら良いかを決めてあげましょう。

ペット供養とは?

ペット供養に明確な定義はないものの、大きな意味では「亡くなったペットの霊を弔い、冥福を祈ること、見送ること」を指します。
ペットが亡くなった際の火葬や葬儀などのお見送りや、火葬後のご遺骨の供養も「ペット供養」と言えるでしょう。

そのため、以下の行為すべてがペット供養と言えることになるので、「ペットの葬送」全般がペット供養と言うことになります。

  • ペット葬儀:火葬前のお葬式
  • ペット火葬:火葬
  • ペット法要:初七日、四十九日など
  • ペットのご遺骨の供養(納骨や手元供養など)

ご遺骨の供養方法の概要とメリットとデメリット

火葬した後のご遺骨の供養方法は、大きく分けて4つあります。
それは、手元供養・納骨・散骨・埋骨です。

まずは、これら供養に関わる法律を知っておきましょう。

それは、廃棄物処理法(※2)です。
廃棄物処理法第2条第1項、第2項では、「動物の死体」であるペットのご遺体は一般廃棄物に該当します。そして、廃棄物処理法第5条には、「何人も、公園、広場、キャンプ場、スキー場、海水浴場、道路、河川、港湾その他の公共の場所を汚さないようにしなければならない。」と記載されています。

ペットのご遺体はもちろん、ご遺骨やご遺灰も、公共の場所や水源近くに埋めたり撒いたりしてはいけません。

これを頭に入れつつ、それぞれの概要や、メリットデメリットを確認してみましょう。

自宅で行う手元供養

手元供養とは、文字通りご遺骨を手元に置いて供養することを言います。

手元供養の方法に決まりはなく、ペットのことを一番知っている飼い主様だからこそできるご供養を形にして頂けます。

そのため、相場は無料~数十万円と幅が広く、お金をかけようと思えばたくさんかけられますし、シンプルにしようと思えば無料でも可能です。

この自由度こそが手元供養のメリットであり、デメリットです。

自由だからこそ何をして良いかわからない、自分で行っていることが正しいかどうか不安、という感情が出てくることもあるでしょう。そのうえ、手元にご遺骨があるからこそ、いつまでもペットが生きているように感じてしまい、ペットロスが長引くという可能性もあります。

そして、手元供養最大のデメリットは飼い主様自身の入院や逝去です。
こうしたことがあると、ペットが無縁仏になるどころか、ご遺骨がゴミとして捨てられてしまう可能性が高くなります。

そのため、手元供養は数年で区切りをつけ、他の供養方法に移行する方がペットのためかもしれません。

また、手元供養にはもうひとつ気を付けたいことがあります。
それはカビです。

ご遺骨にはカビが生えることがあります、定期的に骨壺と遺骨の状態を確認しましょう。
まれに骨壺カバーからカビが生えることもあるので、カバーにも風を通し、定期的に確認することをおすすめします。

ご遺骨を手元供養するなら、このようなデメリットがあることを心得ておくことが必要です。

手元供養の方法とグッズの必要性

先ほど少し触れたように、手元供養には決まった方法がありません。

そのため、通販サイトなどで検索をすると手元供養用グッズが沢山出てきますし、火葬業者などで売っていることもあります。

しかし、これらのグッズの購入は自由です。供養台や仏壇、燭台などもいらないと考える人も必要だと考える人もいます。

因みに筆者が愛猫を手元供養したとき、骨壺カバーは火葬の折にもらえましたので、それらのグッズは購入しませんでした。

ご遺骨の傍に写真を置いて、愛猫が好きだったカリカリやかつお節などを毎朝小皿に入れてお供えしていました。
数年してお墓を購入したのでご遺骨はありませんが、今でも写真の前に毎朝お供えしています。

ただし、こうしたシンプルな供養だとご遺骨は目立ちます。
来客が多いお宅の場合は、骨壺カバーを変えたり、骨壺自体を小さくする必要もあるかもしれません。

お子様がいるお宅なら、子供が手を触れないようにする工夫も必要でしょう。

それぞれのペットに合わせた供養の他に、飼い主様自身の生活に合わせた供養をすることも大切です。

こちらの記事もご覧ください

庭にお墓を作る

ご遺骨を庭等に埋めることを埋骨と言います。これについては後で詳しく記述しますが、埋骨も手元供養だと言えなくもないです。

ここでは埋骨より身近で手元供養に近い、プランター葬について解説します。

プランター葬は、小動物におすすめです。

プランターをお墓とし、土や石灰とともにご遺骨を埋骨します。
石灰は殺菌防臭効果が期待できるうえ、ご遺骨が土に還るのを助けます。ご遺骨と同じ量の石灰を用意して、土と石灰を入れてからご遺骨を入れ、さらに石灰をかけて土を盛れば完成です。

プランターには花の種を植えましょう。

ただし、石灰を入れても臭いや菌がゼロになるわけではありません。
プランターをベランダに出しておくと、カラスなどが掘り返す可能性が否めないため、できるだけ家の中の窓辺などに置いてあげましょう。

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ペット霊園に納骨する

納骨はお墓や納骨堂にご遺骨を納める形の供養方法です。

ペット霊園で納骨する相場は以下のとおりです。

  • 個別墓:100,000~300,000円に加えて、年間数千円の管理費がかかります
  • 納骨堂:年10,000円~
  • 合祀墓:10,000円

デメリットはこのようにお金がかかることと、ペットのお墓が自宅から遠くなる可能性があることがあげられます。
メリットは永代供養を選べることと、ペットロスを軽減すると言われていることです。

永代供養は人間のお墓でも人気です。子孫がいなくても無縁仏になることがなく、永代にわたりお寺の住職などによる法要が約束されています。

ペットの場合は飼い主様の子孫がいたとしても、永代にわたって供養してくれるとは限らないため、永代供養をつけておくと安心です。

そして、お墓に行ってお参りし、また家に帰るという行動そのものがペットロスを軽減しやすく、気分転換になることでしょう。

筆者自身も手元供養からお墓に供養方法を変えたことで、気持ちに変化が訪れました。
ペットのことを忘れたわけではなく、死を受け入れ、いつもお墓か家にいてくれると思えるようになったのです。

不思議なものですが、納骨し終えてからとても安心したのを覚えています。

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動物霊園

動物霊園はペットだけが眠れる霊園のことです。

ペットの納骨は主に動物霊園で行われます。
動物霊園には個別墓はもちろん、合祀墓もありますし、大きなところなら納骨堂まで完備されています。

ただし、人間の霊園と違って動物霊園は誰でも経営することが可能です。
動物霊園を選ぶ際は、経営上問題はないか、永続的に供養できる施設かどうかを見極める必要があります。

それと同時に、契約前に必ず見学に行き、清潔面や施設面、スタッフの対応などをチェックしておくと良いでしょう。できればペットが元気なうちに連れていき、スタッフがきちんと可愛がってくれるかどうかもチェックしてみてください。

人間と一緒に眠れるお墓

人間と一緒に眠れるお墓は現在まだ数は少ない為、高額になりがちです。
金額に見合う施設なのかをきちんと見極めましょう。

筆者はこのタイプのお墓を購入しましたが、金額に差がありました。

ひとつはアクセスが悪く狭いの割に高額でした、もうひとつはとても環境が良く広めで、前者のお墓よりも半値以下でした。

立地の問題などはありますが、必ずいくつか見積もりを取って、納得の行く契約をしましょう。本当にそこにお金をかけるべきかどうかをきちんと考えるようにしましょう。

また、人間と一緒に眠れるお墓にも永代供養がついているところがあります。
筆者もそうしました。

ただし、それで安心してはいけません。
永代供養にまわされるときはどのような状況のときなのか、永代供養になったあともペットと一緒にしてもらえるのかどうかは、きちんと管理者に確認をしておいてください。

合祀墓

合祀墓は、いくつものご遺骨をまとめて納骨するお墓のことです。

合祀墓に入れたご遺骨はさまざまなペットと合同で納骨されてしまうため、遺骨は二度と戻りません。

そのため、合祀墓はよく考えてから利用しなければなりませんが、合祀墓は永代供養です。無縁仏となって誰にも参ってもらえないということはないため、忙しくてなかなか供養に赴けない方にもおすすすめします。

そして、合祀墓は費用がそれほどかからないのもメリットです。大抵の合祀墓は納骨する際にお支払いをすれば、管理費は不要です。

納骨はしたいけれどお金をかけたくない、安く永代供養にしたいという方には特におすすめです。

また、近年は人間の墓地にペット用合祀墓が併設されるケースが目立っています。
これは、それだけペットと一緒に眠りたい人が多いということでもあります。自分の家のお墓がある霊園にこうした設備があればぜひ考えてみてください。

納骨堂

納骨堂は建物の中にある供養施設のことです。

納骨堂には種類が多く、中には個別墓がある施設もあれば、仏壇の中に納骨し、個別にお参りできる施設もあります。こうしたタイプは高額で、人間と一緒に眠れるところに適用されています。

これら以外の多くの納骨堂はロッカー式です。
棚のひと区画を買い上げ、そこに納骨し、お参りします。

ペット霊園の納骨堂もこの形のところが多くあります。

また、人が使う納骨堂の中に、ペット用合祀墓が用意されているところもあります。
飼い主様自身のことも考えなければならない方は、こうした施設で一緒に眠るのも手軽でおすすめです。

海洋散骨・樹木葬

散骨はご遺骨を粉骨し、粉状にしてから然るべき場所にご遺灰を撒きます。
散骨は自然葬のひとつなので、宗派・宗教には無縁です。誰でも行うことができます。

ただし、散骨は手軽な供養方法とは言えません。

公道や公園、川などにみだらに散骨するのは廃棄と同じです。廃棄物処理法などに引っかかる恐れもあり得ます。

散骨をする際は、許可された霊園の散骨場所か、海洋散骨を選んでください。

ペット霊園での散骨相場は、5,500~10,000円、人間と一緒に散骨できる霊園の場合は33,000円ほどかかります。
海洋散骨の相場はプランによって変わるため、5~50万円と開きがあります。

さらに、散骨の場合はこうした霊園や海洋散骨の業者に支払う料金の他に、粉骨と言う、ご遺骨を粉状にする作業にもお金がかかるので、注意をしてください。

また、散骨は自然に還ることができる葬送方法ですが、近隣とのトラブルを招く恐れのある葬送方法でもあります。

中には条例により禁止している地域もありますので、お散歩コースに散骨をおすすめしている内容などは絶対に鵜呑みにしないでください。

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海洋散骨とは

海洋散骨は、遠洋に船で出て散骨する方法です。
さまざまな散骨場所の中でも、一番トラブルになりにくく、ペットの散骨は海洋散骨がおすすめです。

ただし、自分の手で海洋散骨をしようとすると、船をチャーターするなど十万円単位でお金がかかります。
代行で散骨してくれる業者がありますので、海洋散骨は代行業者に一任するのが安心です。

また、同じく自然の中に散骨する樹木葬もありますが、こちらは霊園の中で行うことがほとんどです。1本の木をモニュメントとして、木の根元に散骨します。

山林で行う場合は必ず管理者に許可を取る必要があります、ペットの樹木葬は霊園で行いましょう。

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敷地内にお墓を作る

ご遺骨のために敷地内にお墓を作ることを埋骨と言います。
埋骨とは土に骨を埋めることです。火葬をしてあるため、ご遺体をそのまま埋めるより、臭いや菌の発生を抑えることができますし、自然に還る時間も短くて済むでしょう。

しかし、全く臭いや菌の発生がないわけではありません。これらの発生は、同時に害虫や害獣を呼び寄せます。

それらによる糞尿などの被害や近隣への被害も考えなくてはなりません。

土葬や埋骨は安価ですが、デメリットの方が多いことを理解しておくべきでしょう。

埋葬は原則、自宅の庭など、自分の土地にしか埋めることはできません。引っ越しの際は掘り起こして一緒に連れていってあげる必要もあります。

埋骨の相場は1,000円~20,000円です。次の章の「埋骨の方法」で触れますが、埋骨をする際は石灰の使用がおすすめです。また、お墓の場所がわからなくならないよう、モニュメントを置く場合は、それを購入する必要があるため、相場に開きが出て来ます。

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埋骨の方法

デメリットをよく理解した上で埋骨したいという方のために、方法を記載しておきます。

シャベルやスコップ、軍手を用意します。
他には石灰と、墓石になる様なモニュメントになるものがあれば、なお良いでしょう。

  • シャベルやスコップ
  • 軍手
  • 石灰(ご遺骨と同量)
  • モニュメントや木の苗、お花

1:十分なの深さの穴を掘る
このとき、穴を掘る前に水を撒くと比較的楽に掘れます。

2:穴に石灰を入れる
石灰はご遺骨が土に還るのを助けてくれるうえ、殺菌防臭効果が期待できます。
石灰がなかったら、腐葉土と炭を使ってください。腐葉土はご遺骨が土に還るのを促し、炭は防臭効果が期待できます。

3:穴にご遺骨を入れる
遺品やおやつを一緒にいれるのはやめましょう。化学物質や化学繊維は土に還らず、土壌汚染に繋がりますし、食べ物は害虫や害獣の発生を促進してしまいます。

4:ご遺骨に石灰と土をかける
石灰(または腐葉土や炭)の残りをかけてから、土を盛るようにかけてください。

5:モニュメントを置く
モニュメントは樹木やお花が一般的ですが、名前入りの墓石を用意するのもよいでしょう。

6:定期的に供養をする

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ペトリィ 小さな家族のセレモニーペトリィ 小さな家族のセレモニーご納得の行く特別なお見送りの形

「ありがとう」が伝わる葬儀にする。そんなお見送りで悲しみを少しでも和らげるよう、 私たちはご遺族を支えていきたいと考えています。

  • 自宅での葬儀

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大切なのはペットと家族の絆

ご遺体を火葬すると、さまざまな供養方法の選択肢が増えます。

ここまで記載しなかった分骨も可能です。
ご遺骨の一部をペンダントなどで手元供養し、残りを納骨や散骨をするなどです。

どんな選択肢も大切なのは家族の意識です。
ご供養はペットのためにできる最後のことなので、しっかり考えてあげてください。
寂しがりやだったなら合祀も良いでしょう。他の子とうまくコミュニケーションがとれない子だったなら個別墓や納骨堂、自然が好きだったなら散骨もおすすめです。

ペットのことをよく知っているのは家族であるあなたです。ペットのことをよく考えて、ご自身とペットに合った方法を検討してみてください。家族がいる場合は、事前によく話し合いましょう。

飼い主様がよく考えて決めた方法なら、きっとペットも納得するはずです。
ペットが安心して眠れるように、くれぐれも問題が起こらないよう供養してあげましょう。

ペット供養の「忌日法要」について

ペット供養の一環として、人間と同じように「忌日法要」を行う飼い主様もいます。
忌日法要とは、亡くなった日を「忌日」として、その日から7日ごとに行う法要を指します。これは主に仏教行事なので、ペットは自ら宗教に属さないという考えから、行わない方もいます。ペットの供養方法は自由なので、飼い主様の考え方次第です。
もちろん、ペット霊園が主催する法要への参加も自由です。

ただし、法要は故人やペットの成仏を願うために行うものであり、行う側からすれば気持ちの整理をつけやすくなる行事でもあります。
ペットロスの軽減のためにもしっかりとした法要を行うのはとても良いことと言えるでしょう。

だからといって、初七日・三十五日忌・四十九日・百か日・一周忌と全て対応しなければならないわけではありません。
飼い主様の無理のないよう、弔ってあげましょう。ペットは飼い主様の健康や幸せを一番に願っているからです。

忌日法要に関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

こちらの記事もご覧ください

ペットロスを軽減するには葬儀と供養が効果的

ペットの火葬や供養は法律で定められたことではありません。

では、なぜこれほどまでに火葬や供養が浸透したのでしょうか。
それは、ペットを人間と同じ家族として扱う飼い主様が増えたからだと考えられます。

そこには核家族化や、ペットと一緒に行ける場所が増えたこと、集合住宅が増えたことなどさまざまな事情が存在します。

そんな中でペットの寿命も延びたことで、よりペットと一緒にいる時間も増えており、よりペットが近い存在となってきました。
ペットを亡くしたことでペットロスになり、さらに心身の不調をきたすペットロス症候群になる方も増えてしまいました。
ペットロスは珍しいことではありません。例えば人間の家族を亡くしたときに抱く「ロス」と同じ感情です。相手がペットであるだけで、「大切な相手を亡くして辛くなる」感情は誰しも起こりえることです。

そして、最愛のペットを亡くして辛いときに強く思うのは、ペットに手厚い葬儀をしてあげたいという思いです。筆者もそうでした。

人間と同じようなきちんとした葬儀をペットにも行う人が増えたのは、このような背景からだと考えられます。
手厚い葬儀や供養は、大切な相手を亡くした心を癒し、日常に戻る手助けをしてくれるのです。

昔のように亡くなったペットを処分場でゴミとして処理するのでは、後悔が残りペットの死を引きずるかもしれません。

死に対して後悔をすると、後悔の念は簡単には消えません。
だからこそ、葬儀や供養をすることで、気持ちの切り替えがしやすくなるわけです。

筆者は愛猫の葬儀で思い切り泣いたことで吹っ切れました。
周りをはばからず泣ける環境は意外と大切です。

ペットが亡くなったらきちんと火葬と葬儀をし、ご遺骨はしっかり供養してあげましょう。
それこそがペットと飼い主ご家族さま双方の幸せにつながります。(※1)

監修者コメント
齋藤 鷹一
大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA
代表理事

私が知っているペットロスに陥る方のほとんどが、後悔を残してしまった葬儀、火葬の経験者です。
他にも、ペットの火葬をしたけども頼んだ業者が良くなった。お骨をぐちゃぐちゃにされてしまった。など、対応する人の責任でペットロスに陥る方にも多く出会ってきました。
また、火葬をせず行政機関の産廃処理しかないと思っていた方が後からペットの火葬業者があることを知った方もいらっしゃいます。
大切な子との最後のお別れですので悔いのない葬儀をしていただきたいです。
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まとめ

  • 葬儀と供養はペットロスの軽減に効果的
  • 火葬した後のご遺骨の供養方法は、手元供養・納骨・散骨・埋骨の4つ
  • ペットの供養には廃棄物処理法と刑法第143条第1項、地域の条例が関わっている
  • ペットの供養は分骨も可能
  • 飼い主様はペットのことをよく考え、法律とマナーを守って供養する必要がある
監修者コメント
齋藤 鷹一
大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA
代表理事

ペットの供養は様々あります。家に置いているから、自然葬したから、どっちの方が供養になるのか。それは、家族が決めることです。
葬儀業者は、家族がこのように供養したいと思う方法をお手伝いする人です。
正解不正解はありません。
家族でゆっくり考えていただき、後悔のないペットの供養方法を見つけていただけると嬉しいです。
少しでも皆様に寄り添えるように、私たちの知っている知識をどんどん伝えていきます。
プロフィール詳細を見る

参考文献

※1:「別離」への心の予行演習-ペットロス症候群-
http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/H17/201.htm
※2:昭和四十五年法律第百三十七号廃棄物の処理及び清掃に関する法律
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=345AC0000000137

ご納得のいく特別なお見送りの形

「ありがとう」が伝わる葬儀にする。そんなお 見送りで悲しみを少しでも和らげるよう、私た ちはご遺族を支えていきたいと考えています。

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※1当社運営ペット葬儀サービスに対するお客様アンケート:詳細はこちら ※2 弊社運営ペット葬儀サービス全体のお問い合わせ件数

この記事の執筆者
執筆者

竹田 恵氏

ペットシッター士
ライター

竹田 恵氏

ペットシッター士
ライター

2017年よりライターとして活動中。子供の頃から動物好きで、猫、ハムスター、うさぎの飼育経験あり。現在はシーズー犬と一緒に暮らしている。犬は他の動物と比べて人間と密な生活になるため、ペット関係の資格を取得した。

運営元情報
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運営会社 : シェアリングテクノロジー株式会社
企業サイト : https://www.sharing-tech.co.jp
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