ペットの死
2022年09月01日

デグーが死んだらすべきこと安置方法や火葬の費用相場等について

デグーが亡くなったらダンボール箱を用意し、布で包んだ遺体と氷を入れて安置をします。遺体安置の方法や火葬の費用相場と種類、火葬後の供養方法など、デグーが亡くなった後のために知っておくことを解説します。デグーの死因や寿命、飼育上の注意点等も解説します。

ご葬儀をお急ぎの方

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デグーが死んだあとの供養について

デグーが亡くなったらまず、今までの感謝を込めてお別れをしてあげてください。
悔いのない供養をすることがペットロスの軽減につながります。
 
お別れが済んだら腐敗が進まないように安置をしてあげましょう。
 

安置方法

亡くなったデグーをお気に入りのタオルなどの上に寝かせ、硬直が始まる前にまぶたを閉じ、楽な姿勢にしてあげてください。
硬直が始まっていたら無理に動かさず、そのままの姿勢にしておきましょう。
 
ブラシ等で、毛並みを整え、タオルやガーゼでからだをきれいに拭いてあげてください。
口や肛門から体液や汚物が出てくることもありますが、これは自然現象です。都度拭いてあげましょう。
 
ペットシーツなどの上に寝かせて、遺体をタオルなどで包み、木箱か段ボールに入れます。
保冷剤や袋に入れた氷などを用意し、腹部を重点的に冷やします。
なぜなら、腐敗は腹部から始まるからです。
 
夏場はクーラーの効いた部屋に、それ以外の季節は日光が当たらない風通しの良い場所に箱ごと安置してください。
 
ここまでで気を付けたいのは、遺体を濡らさないようにしましょう。
タオルなどでからだを清める際は、必ず固く絞ったものを使い、保冷剤や氷は溶ける前に取り換えてください。※1
 
安置が終わったら、葬儀(セレモニー)と火葬の検討をしましょう。
葬儀を行うプランと、行わない火葬だけのプランがあります。
どちらでも構いませんが、悔いのない供養(葬儀)を行う方がペットロスの軽減につながりやすいと考えられています。
 

火葬の費用相場と火葬の種類

ペットの火葬には種類があります。
大きく分けると、個別火葬と合同火葬の2種類です。
 
個別火葬ならご遺骨が戻りますが、合同火葬はご遺骨が戻らず、そのまま合祀されます。
合同火葬の費用相場は10,000円前後です。※2
 
手元供養や納骨、埋骨を希望するなら、個別火葬を選んでください。
個別火葬はさらに引取り火葬(一任火葬)と立会火葬に分けられます。
引取り火葬は葬儀会社に遺体を預け、ご遺骨を返してもらうシステムです。
立会火葬は人間の火葬と同じく、火葬が終わるまで待ち、お骨上げをし、ご遺骨を持って帰ります。
 
個別火葬の費用は、どこで火葬を行うかによって違います。
ペットの火葬はペット霊園やお寺などの固定炉か、セレモニーカーとも呼ばれる移動火葬車を使った移動火葬を選ぶかのどちらかです。
 

固定炉での火葬

ペット霊園や一部のお寺での火葬を固定炉での火葬と呼びます。
固定炉での火葬は、立地により値段が前後しますが、相場は引取り火葬で20,000円前後、立会火葬で30,000円前後です。
 
固定炉で火葬をすると、ペット霊園やお寺に付属したお墓や納骨堂にスムーズに納骨できるうえ、火葬と納骨を一緒に申し込むことで割安になる施設もあります。
また、待合スペースを完備している施設が多いという特徴もあります。
 

移動火葬

移動火葬は、遺体を自宅や動物病院まで取りに来てくれるサービスも行っています。
そのため、引取り火葬を選べば、待ち時間や移動時間が短縮できます。
移動火葬の費用相場は、引取り火葬で15,000円前後、立会火葬で20,000円前後です。
 
火葬は移動火葬車で行うため、固定炉での火葬より割安で、飼い主が希望する場所で火葬ができる可能性が高いサービスです。
ただし、駐車スペースの有無や、近隣と接近しすぎていないかなど、希望する場所で火葬ができる条件が限られます。
そのため、例えばデグーが慣れ親しんだ自宅で供養してあげたいと望んでも、できないケースがあることも理解しておきましょう。
希望のスペースで火葬出来ない場合は近隣の開けた場所で行います。
 
移動火葬をおすすめするのは、時間がない方や移動ができない方、火葬をしたい場所がある方などです。
 

火葬後の供養方法

ご遺骨の供養方法は、お墓や納骨堂への納骨か、手元供養が一般的です。
海洋散骨(ペットの散骨を行っている霊園でも可)や自分の土地への埋骨も選ぶことができます。
 
この中で一番費用がかかるのが納骨ですが、永代供養つきのものにすればペットの供養を継いでくれる後継者がいなくても安心です。納骨堂や人間が入る墓地の中にも、人とペットが一緒に入れるお墓がありますし、同じ敷地内にペットの遺骨を合祀するという方法もあります。
 
費用がかからないのが手元供養と埋骨です。
 
手元供養はいつまでも一緒にいられて費用があまりかからないというメリットがある反面、以下のようなデメリットがあります。

  • 死をなかなか受け入れられず、ペットロスになりやすい
  • 飼い主の死後、遺骨の扱いについて考えておく必要がある

これらのデメリットを避けるには、ある程度手元供養をした後に埋骨をするのが良いのではないでしょうか。
 
埋骨のデメリットは以下の通りです。

  • 自分の土地以外の場所に埋めることができない
  • 犬や猫、カラスなどに掘り返される危険がある

火葬後の供養方法には正解がありませんが、散骨や埋骨を他人の土地や公共の場所で行うことはやめましょう。

デグーに多い死因

デグーに多い死因を知っておくことで、健康で長生きできる環境を作ってあげましょう。
 

低体温症・熱中症

デグーの生息地の気候は20℃前後です。
そのことから、デグーに適した温度と湿度は、20〜25℃、湿度50%前後と考えられています。
 
デグーを飼育する際は、エアコンや小動物用ヒーターを利用し、できるだけ温度を20℃に保つ工夫をしてください。デグーのケージに温度計を設置すると良いでしょう。
特に、冬は10℃以下にしない、夏は28℃以上にしないことですが、あくまでもこれは目安です。ストレスになる温度や湿度は個体差があるため、よく観察してあげてください。
そして、常に新鮮な水を飲める環境にすることも大切です。※3
 
デグーは気温が10℃以下になると活動が低下し、低体温症になります。
低体温症の症状は以下の通りです。このような症状が出たら暖かい場所に移動させ、すぐに温めてあげつつ、獣医師に相談してください。

  • からだが冷たくなる
  • 反応が鈍くなる
  • 呼吸が早くなったり、浅くなったりする
  • 毛が立つ
  • ぐったりして動かなくなる

※4
 
熱中症の場合、軽度のときはパニックになるという特徴があります。
すぐに涼しい場所に移動し、冷たいタオルなどでからだを冷やしてあげ、獣医師に相談をしてください。
症状は以下の通りです。

  • おびえたように走り回る
  • ケージの天井に張り付く
  • 飼い主が呼んでも反応しない
  • 物音などに過敏に反応する
  • 体温が高くなる

※5
 

糖尿病

デグーはアンデス山地にて草を主食としながら、木の葉、樹皮、種子などを食べて生息しています。
そのため、糖分や炭水化物などを食べることに慣れておらず、糖の代謝能力が非常に低いのではないかと考えられています。※6
 
デグーをはじめとした動物は、甘いものが好きな傾向にあるものの、与えすぎは糖尿病の原因となり、寿命を縮めるでしょう。
 
症状は以下の通りです。

  • 食べているのに痩せてくる
  • 多飲多尿
  • 体重減少
  • 食欲低下
  • 脱水
  • 白内障

※6
 

不正咬合(ふせいこうごう)

デグーの歯は生涯伸び続けるため、牧草などを咬むことで摩耗させています。
しかし、ペットとして飼育されることでペレットなど柔らかいものばかり食べていると、歯が摩耗せずに伸び続けてしまい、咬み合わせが悪くなります。※5
この状態のことを不正咬合と言います。(生まれつき不正咬合の子もいます。)※7
 
こうなると食欲がなくなり栄養障害によって死んでしまいます。
また、伸びきった歯により口の中を傷つけ、感染症を起こすこともあります。(※4)
 
症状は以下の通りです。

  • 食欲不振
  • よだれ
  • 歯ぎしり
  • 口回りを掻く
  • くしゃみをする

予防法はおやつや穀物の与えすぎを避け、牧草をしっかり食べさせることです。
また、ゲージ内に塗装のない木製のかじり木を入れておくこともおすすめします。※5.7.8

デグーの寿命について

デグーの平均寿命は5〜8年です。
ストレスと病気を予防し、デグーを長生きさせてあげましょう。※8

デグーの基本的な飼い方

デグーを飼育する上で一番大切なのは、デグーを診ることができる獣医師の確保です。
近所にデグーを診られる獣医師が居ない場合は、飼育を諦める方が無難だと言えます。
 
まだまだデグーの生態は知られていないことが多く、診られる獣医師は多くはありません。
また、デグーは小動物にしては長寿で、年々病気のリスクが上がります。
まずは近所にデグーを診られる獣医師がいることが、飼育の条件です。※8
 
次に、以下のものを用意してください。

  • ゲージ
  • チモシーなどの牧草
  • 給水器
  • 巣箱
  • 回し車
  • かじり木
  • 砂場

デグーはジャンプする動物なので、縦長で広いゲージが最適です。
また、デグーは集団で生きる小動物ですが、飼育する場合は1匹で飼った方が懐きやすいと言われています。※8
多頭飼育する場合は、オス同士だとけんかになることが多いため、避けることをおすすめします。異性同士、メス同士でも力関係は存在し、弱い子がいじめられ衰弱することも多いため、多頭飼育をするときはより注意深い観察が必要です。※9
 

飼育上の注意点~防げる事故を防いで長生きさせよう

デグーを飼育する上での注意点は以下の通りです。ひとつずつ解説していきます。

  • 適度な運動や日光浴
  • ストレスを与えない
  • 甘いものを与えない
  • 誤飲を防ぐ
  • 咬む力と爪の力
  • 事故

適度な運動や日光浴

デグーは1日の大半を外で過ごす活発な動物です。
運動不足になるとからだも心もストレスがかかり、弱ってしまうでしょう。
 
ゲージ内だけの飼育では運動不足になりがちなので、遊んであげることが大切です。
遊んであげる際は事故に注意しつつ、深めの容器に砂を入れ、砂遊びや砂浴びをさせてあげると喜びます。※8
 
デグーは夜行性ではありません。
昼間、日の当たる時間にゲージを日なたに移動してあげることや、窓際で遊んであげることも大切です。ただし、熱中症には気を付けて、5分から15分程度にしてください。
夏場は特に、ゲージ半分にタオルをかけて日陰を作ってから日なたに移動させるなどの工夫も必要です。※8
 
また、デグーは知能が高く、好奇心旺盛です。コミュニケーションもとりやすいため、徐々に慣れてくれます。慣れてきたらなでてあげるなどのコミュニケーションをしっかりとってあげてください。寂しさもストレスになるからです。※8
 

ストレスを与えない

ストレスは寿命に関係します。
特に、デグーにはスキンシップが大切です。前述の通り寂しさがストレスにつながるからです。
話し掛けてあげる、なでてあげる、遊んであげるなどのコミュニケーションを毎日とってあげてください。※8
 
狭いゲージもストレスです。
縦長で幅の広いゲージが一番ですが、場所がないときは縦長のゲージにしてください。
 
他にも、温度変化やゲージ内の汚れ、いつもと違う食べ物などにもストレスを感じます。
日頃から清潔と温度管理に気を付け、いつもと同じ生活を心掛けてください。
 

甘いものを与えない

甘いものを与えすぎると糖尿病につながります。
デグーは糖の代謝能力が非常に低い可能性もあるため、おやつや人間の食べ物はもちろん、サツマイモやかぼちゃ、ニンジン、果物なども避けてください。
 
また、糖分が少ない野菜だからと言ってあげ過ぎると水分過多による下痢をする可能性があります。おやつとして野菜をあげたいときは、糖分の少ない野菜を乾燥させたものがおすすめです。※8
 

誤飲を防ぐ

デグーの歯は伸び続けるため、繊維質の多い草を咬むことで摩耗させています。
飼育下では、ゲージやゲージ内の繊維を咬みがちです。
暖を取るためにゲージ内に毛布や布、タオル、ハンモックなどを入れているとこれを咬み、誤飲につながることがあります。
デグーは吐き出すことが苦手なため、一度誤飲してしまうと腸閉塞などの原因となってしまうため、布は入れないようにしつつ、ゲージの素材にも気を付けてください。
金属などの硬いゲージを咬んでしまうと歯が変形し、死に至ることもあります。
歯の炎症が鼻腔を圧迫すると口呼吸になります。これがひどくなると腹部膨張が起き、食べられなくなってしまうからです。※8
 

咬む力と爪の力

デグーの歯と爪はとても強力です。
警戒するとパニックになることもあるため、デグーをむやみに驚かせたり、怒らせたりするのはやめましょう。
 
特に、背後から近づくこと、背中をつかむこと、食事中に構うこと、食事中にゲージ内に指を入れる行為は危険です。
反射的に攻撃する子もいるため、お子様がいるご家庭では特に注意をしてください。
 
デグーは甘咬み程度でも人にけがをさせます。
また、飼い主に抱っこをされるとき、デグーが緊張してしまうと強く手を握ってくることがあります。強く握られると爪でけがをするため、注意をしてください。※9
 

事故

デグーは山の斜面で生息しているため、高い所が好きです。
しかし、ムササビやモモンガ、猫のように高い所から飛び降りるような能力はありません。
 
高い所に登らせるなら、飼い主が降ろしてあげてください。
 
また、部屋の中を自由にさせたために、コンセントをかじってしまう、飼い主が蹴ってしまう、踏んでしまうなどの事故も起きています。
 
部屋の中を自由にさせるならばコンセントカバーを設置し、危険物を移動し、じゅうぶんに注意をしてください。※4
 
また、デグーが驚いたり怖がったりすると、狭い所に逃げ込もうとします。
狭すぎて出て来られなくなることや、飼い主が無理に出そうとしてからだを捻り、骨折してしまうこと、尻尾が切れてしまう事故も多いようです。※9
 
デグーは非常にデリケートな心とからだを持っていますので、気を付けて飼育してあげてください。
 

デグーの価格と買える場所

デグーは毛色によって価格が決まります。
珍しい毛色だと50,000円ほどすることもありますが、一般的な暗い黄色がかった茶色(アグーチ色)の毛色ならば6000~10,000円ほどで購入できます。
 
販売場所はペットショップです。
個体により性格が違うため、店員の話を聞きながら、自分に合った子を引き取るようにしましょう。※8

まとめ
  • 安置の際の注意事項は遺体を濡らさないこと。
  • 個別火葬と合同火葬、固定炉と移動火葬、引取り火葬と立会火葬を選ぶ
  • ご遺骨の供養方法は、納骨・手元供養・海洋散骨(ペットの散骨を行っている霊園でも可)・自分の土地への埋骨のどれかを選ぶ
  • デグーに多い死因は、低体温症・熱中症・糖尿病・不正咬合
  • デグーの平均寿命は5〜8年
  • デグーを飼育するときは、適度な運動や日光浴をさせ、ストレスと甘いものを与えないようにし、誤飲と事故を防ぎ、咬む力と爪の力に注意をすること
参考文献

※1:デグーの火葬|亡くなった後にすべきこと・注意点・手続きまとめ
https://www.travelbook.co.jp/topic/74512
※2:訪問火葬 引取り合同供養
https://petlly.jp/plan/takingover/
※3:デグーを熱中症や低体温症から守る!温度管理の方法
https://degus.pet-siiku.com/deguu44
※4:最愛のデグーが死んだらどうしよう?保険は入るべき?
https://white-veil-maltese.com/deguusindara/
※5:【獣医師監修】デグーがかかりやすいおもな病気とその対策
https://peco-japan.com/54043
※6:デグーの糖尿病
https://bunny-grass.com/byouki/archives/96.html
※7:デグーの診療案内
https://www.yasuda-animal-hospital.com/consultation/degu/
※8:【獣医師監修】ペットとして人気!デグーの平均寿命や性格は?飼育方法も紹介!
https://hoken-room.jp/pet/7812
※9:扱い方に注意!デグーが怒るとどうなる?
https://degus.pet-siiku.com/deguu24

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この記事のライター

竹田 恵

ペットシッター士
ライター

2017年よりライターとして活動中。子供の頃から動物好きで、猫、ハムスター、うさぎの飼育経験あり。現在はシーズー犬と一緒に暮らしている。犬は他の動物と比べて人間と密な生活になるため、ペット関係の資格を取得した。
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