ペット供養
2022年04月22日

ペット位牌の必要性と戒名について。作るタイミングや種類なども解説

位牌とは仏具のひとつです。位牌の役割は諸説ありますが、位牌がなければ亡くなったペットの魂がお盆などに帰ってくることができません。ただし、浄土真宗では一般的に位牌は使いませんし、ペットに位牌を用意するか否かは自由です。今回は位牌について解説します。

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位牌とは仏具のひとつ

位牌は仏具のひとつです。
そのため、位牌とは仏教徒の人間が亡くなった際に必要になるものです。(浄土真宗は位牌を使いません。)※1

位牌は故人の魂が宿る場所である、「依代(よりしろ)」と言われています。家族の呼びかけに応じて、故人の魂が位牌に降りてくるといわれています。

そのため、位牌がなければお盆などでも故人が家に帰ってこられません。
それに加えて、位牌があるからこそ、供養の対象が明確になり、心から供養できるというメリットもあります。
だからこそ、位牌は必要なものなのです。※2

ただし、同じ仏教でも宗派により考え方が違います。
位牌を作らない宗派もあるため、さまざまな考え方があるということは認識しておきましょう。

また、位牌には、戒名(法名、法号)と没年月日、俗名、行年(享年)が記されています。※3

仏壇がなくても位牌は置ける?

仏壇は位牌の家のようなものです。
位牌を用意するなら、仏壇があるのに越したことはありませんが、なくても大丈夫です。
現代ではスペースが限られるなどの理由から、仏壇がある家が減っています。※4

自宅に仏壇があり仏壇にペットの位牌を入れたいなら入れても構いません。
宗教観から不安があれば、菩提寺に確認を取ることをおすすめします。

ペットに戒名は付けられる?

戒名とは、仏弟子(ぶつでし)になった証しとして与えられるものです。

仏教徒の故人に戒名を与える意味は、出家していなくても、迷わずに極楽浄土へ行けるようにするためであり、法要の際には生前の名前ではなく、戒名でお経を唱えてもらいます。※5
ただし、ペットにつけるかどうかは飼い主の判断です。
どうしてもペットにも戒名がほしいという方は、一度菩提寺やペット供養を行っている寺院に聞いてみてください。ペットにも戒名を付けてくれるところもあります。※6

位牌の開眼供養ついて

開眼供養(かいげんくよう)は、開眼法要、入魂式、魂入れとも呼ばれるように、位牌などに魂を入れる法要のことです。

この法要を行うことで、位牌が単なる素材から霊験を持つ位牌へと変わります。※7
ペットの位牌を用意されたなら寺院に問い合わせて開眼供養をすると良いでしょう。

菩提寺で出来ないようなら、同じ宗派のお寺に聞いてみてください。
それでも無理なら、位牌を購入したところで聞いてみるのが一番ですが、ペット霊園、ペット葬儀会社などで対応してもらえるところもあります。※8

位牌の必要性

前述の通り、仏教の観点からすれば位牌は必要ですが、ペット供養の際の位牌は自由です。

ペット供養には決まった方法がないため、飼い主の自由に供養ができます。
大切なのは供養をすることであり、供養の形はそれぞれの方法で構いません。

ちなみに、筆者は位牌も仏壇も使っていません。

反面、位牌があることが供養になる、位牌がある方が供養しやすいという考え方もあります。そのようなときは、無理に位牌を用意するのではなく、位牌の代わりになるものを利用するのもひとつの手です。

例えば、ペットにそっくりなぬいぐるみ、モニュメント、置物などが良いでしょう。

しっかりとしたペット供養がペットロスを和らげる

「ペットロス」は、ペットの飼い主にとって重要な問題です。
ペットロスを和らげるひとつの方法は、しっかりとした供養をすることです。
そのひとつの方法として位牌を思い浮かべるなら、位牌が必要だと言えるのでしょう。

飼い主にとって、位牌がペットの代わりのように思えるなら、位牌を用意することこそが供養になり、ペットロスを和らげる可能性があります。

しかし、そのような場合でも必要なのは飼い主の思いであり、位牌を用意することではありません。
この意味をはき違えないようにしながら、自分なりのペット供養を考えてみましょう。

位牌を作るタイミング

人間の場合は、四十九日までに位牌を用意しておく必要があります。

そのため、ペット供養の際も法要を行うなら四十九日までに用意すると良いでしょう。
特に、写真入り位牌は時間がかかるため、早めに対応しておくことをおすすめします。

法要を行う予定がないなら、いつ準備しても問題ありません。※9

位牌の種類

ペットの位牌には、木製・アクリル(プラスチック)製・クリスタルガラス製などの種類があります。

人間と同じような位牌が良ければ木製ですが、ペットの場合、ひとまわり小さい位牌を選ぶ方が多いようです。

ペット供養に人気のクリスタル

ペットの位牌の中でも、人気なのがクリスタルガラス製の位牌です。

クリスタルガラス製だとモニュメントに近いため、部屋に飾っても違和感なくなじむ上、暗い気分になりにくく、宗教観がないというメリットがあります。

そのうえ、カラー写真を印刷することもできれば、レーザーで写真を彫刻することもできるため、遺影を飾るスペースが省けます。※7

形や大きさもさまざまなので、豊富なデザインから選べるのも、魅力のひとつです。

位牌の処分方法

子孫に負担をかけたくない、後継者がいない、ライフスタイルの変化などで位牌を手放さなければならなくなるときがあります。

そうしたときは捨てるのではなく、「ご供養処分」という方法をとってください。

「ご供養処分」とは、閉眼供養をしてからお焚き上げをすることです。

閉眼供養は魂抜きとも呼ばれるもので、開眼供養の逆のものです。

文字通り「仏の目を閉じる」という意味で、開眼供養で入れたペットの魂を、閉眼供養によって抜き取ります。※10

魂を抜き取ってあげることで、位牌を単なる素材に戻します。

これをやらずに処分してしまうと、魂まで捨てられてしまうため、必ず行ってください。
閉眼供養は、開眼供養をしてくれたところに申し込むのが一番スムーズです。

その後、お焚き上げをすることで、「ご供養処分」が完了します。

閉眼供養は僧侶により費用がまちまちですが、お焚き上げは1万円くらいからです。※7

まとめ
  • 位牌は仏具のひとつであり、魂が宿る「依代(よりしろ)」
  • 位牌を入れる仏壇は、なくても大丈夫
  • 人間の仏壇にペットの位牌を入れたいなら入れても構わないが、不安なら菩提寺に確認を取る
  • ペットの戒名は、付けることもできる
  • 位牌を用意したら開眼供養をする
  • ペット供養の位牌は自由であり、ぬいぐるみ、モニュメント、置物などで代用しても良い
  • 法要を行うなら、四十九日までに位牌を用意しておく
  • 位牌を処分する際は、閉眼供養をしてからお焚き上げをすること
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参考文献
※1:浄土真宗のお位牌の考え方と法名軸や過去帳の扱い方
https://www.memoriarubutsudan.com/ihai-erabikata/ihai-joudoshinsyu/
※2:お位牌とは?なぜお位牌を作るの?
https://www.wakabayashi.co.jp/homeuse/journal/ihaitoha/
※3:位牌とは何? そんなに大切なものなの?
https://www.forever-kato.co.jp/topics/?t=000015
※4:“仏壇離れ”が顕著、マンションなど集合住宅では約8割! 仏壇を購入する場合、最も気にされているのは「大きさ」(68.6%)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000003074.html
※5:戒名は絶対に必要?意味・由来・つけ方などを紹介
https://www.koekisha.co.jp/chiebukuro/kaimyo/

※6
ペットの位牌【ペットに位牌は必用なのか?】
https://pet-funeral.org/%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E4%BE%9B%E9%A4%8A/994/
ペットには戒名は必要ありませんが位牌は必要です
https://www.memoriarubutsudan.com/ihai-erabikata/ihai-pet/
※7:ペット位牌の選び方、祀り方からご供養処分方法まで
https://memories-in-time.net/temotokuyou/pet/ihai
※8:開眼供養(かいげんくよう)とは何ですか?
https://www.famille-kazokusou.com/faq/manner/post-270.html
※9:仮位牌?本位牌?ペット位牌はどう準備する?
https://pet-inori.com/wp/143/
※10:閉眼供養ってなぜ必要なの? 費用の相場についてもご案内
https://www.forever-kato.co.jp/topics/?t=000101

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この記事のライター

竹田 恵

ペットシッター士
ライター

2017年よりライターとして活動中。子供の頃から動物好きで、猫、ハムスター、うさぎの飼育経験あり。現在はシーズー犬と一緒に暮らしている。犬は他の動物と比べて人間と密な生活になるため、ペット関係の資格を取得した。
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