ペットの死
2021年04月20日

うさぎの老衰症状と介護方法!近づく寿命に備えて知っておきたい知識

うさぎの老衰では「食欲がなくなる」、「動きがにぶくなる」、「グルーミングができず毛並みが乱れる」といった症状が見られることが多いようです。平均寿命7~8年と言われるうさぎは、およそ5歳ごろからシニア期が始まると言われています。当記事では、老衰症状が出始めたうさぎへの介護ケア方法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

増田 国充 氏

獣医師、防災士、2001年北里大学卒 2007年ますだ動物クリニック開院。診療に東洋医療科を加え、鍼灸や漢方による専門外来を実施。運動器疾患に対して鍼灸による治療を積極的に取り入れ、県内外から症例に対応する。また、鍼灸・漢方等で国内外で講演を実施。動物看護系専門学校非常勤講師兼任。
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【うさぎの老衰症状】気になる4つのサイン

うさぎの寿命は平均で7~8年と言われています。うさぎはおよそ2年程度の寿命であるハムスターやハツカネズミのような他の小動物より長寿であり、その分シニア期が長いという特徴を持っています。

うさぎのシニア期は5歳ごろから始まり、2~3年の時間をかけて老衰していくと言われています。しかし、進行には個体差があり、短い期間で急に老衰が進む場合もあるそうです。

老衰の進行にしたがって現れる症状のうち、ここでは一般的な4つの症状について説明していきます。

食欲がない

うさぎは老衰すると食欲がなくなっていくと言われています。この理由として、運動をしなくなる、内臓の代謝が落ちるといった身体が要求するエネルギーの減少や、胃や腸などの消化器官の衰え、口を動かす顎の筋肉の衰えといったエネルギー摂取の困難があげられると言われています。
また、ウサギは歯が一生伸び続ける生き物です。草をすりつぶして上下の歯をすり減らしながら歯の伸びのバランスをとっています。シニア期になると歯の伸び方のバランスが乱れ、かみ合わせが乱れやすくなります。こうなると食べ物をうまくすりつぶすことができなくなるうえ、歯の一部が舌や口の粘膜を傷つけ、一層食欲を落としてしまうことがあります。

うさぎの食欲の減退は、ペレットや乾燥牧草が残るようになってきたなどの症状としてみられるようになります。ほとんど餌を食べなくなった、餌をまったく食べなくなった場合は、身体に残されたエネルギーを使い果たしてしまい、衰弱して死んでしまう危険性があるそうです。うさぎは、まったく食欲がないと衰弱の進行が非常に早いのが特徴です。

動きがにぶい

うさぎは老衰すると動きがにぶくなっていくと言われています。老衰による筋肉の衰えが大きな理由のうちのひとつですが、骨や関節の衰えも同様にうさぎの動きを制限すると言われています。

うさぎは運動性が高く、よくなついている場合、社交性も高い動物だと言われています。ケージから出して散歩させるとき、走り回る、遊びを要求するなどの行動をとりますが、老衰すると、じっとしてあまり動き回らない、遊ぼうとしないなどの症状がみられるようになるそうです。症状の進行により寝たきりになってしまうこともあり、ケアをしてあげる必要があります。

グルーミングをしない

うさぎは老衰することでグルーミング(毛づくろい)をしなくなっていくと言われています。この理由には老衰による筋肉の衰え、身体の柔軟性の低下などが考えられます。

グルーミングをしなくなることで毛並みがみだれ、汚れが目立つようになります。被毛の汚れは細菌や真菌が増殖しやすく、皮膚疾患の原因となると言われています。それだけではなく、これらの病原体はうさぎの体内での病気を引き起こすこともあるそうです。特に、おしり周りの汚れがないかを確認していただくとよいでしょう。

体調・見た目の変化

老衰はうさぎの行動だけではなく、体調や見た目の変化を引き起こすと言われています。聴覚や視覚の衰え、免疫機能の衰え、内臓機能の衰えなどが代表的なものと言われています。

聴覚の衰えは、名前を呼んでも反応しない、物音に興味がなくなるなどの症状として、視覚の衰えは物にぶつかるようになる、まっすぐ歩けなくなるなどの症状としてみられるそうです。運動能力の衰えとあわさり、部屋やケージを自由に歩けなくなる一因と言われています。

免疫機能の衰えは、免疫細胞をつくりだす臓器の加齢による衰えが原因と言われています。免疫機能が衰えると、健康な状態ではほとんど病気の原因とならないような病源体によって病気が引き起こされる「日和見感染」がおこる可能性があります。老齢のうさぎはグルーミングをしなくなることから、皮膚病にかかりやすいことに加え、下痢を引き起こす消化管の感染症、鼻汁や副鼻腔炎、肺炎を引き起こす呼吸器の感染症などが発生しやすいと言われています。

内臓機能の衰えは、効率よくエネルギーを吸収できなくなる、身体の中のホルモンのバランスが乱れる、脳や神経が正常に働かなくなるといったさまざまな原因を介して、痩せてきた、呼吸がゆっくりになってきた、頸が傾く、くるくる回ってしまうなどの症状として現れることがあるそうです。

【うさぎの介護】飼い主ができるケア方法

うさぎは老衰するといままでできていた行動が難しくなり、介護が必要になる場合があります。また、シニア期では体調が急に悪くなることもあるそうです。

知っておきたいうさぎの介護方法として、給餌のケア、床ずれ予防のケア、排泄のケア、グルーミングの補助などがあります。あわせて、うさぎの老化と向き合うために、日々の健康チェックをしっかりと行っていく必要があります。

健康チェック

うさぎの健康チェックは日々の体調を知るために重要だと言われています。健康チェックでは外見の観察、体重の記録、食餌量・飲水量の測定、排泄の観察などをおこないます。

うさぎはストレスに敏感であり、場合によってはストレスを原因とするアドレナリンショックで死に至ります。できれば、健康チェックは若齢の頃から徐々に慣れさせるようにしたほうが良いでしょう。シニア期のうさぎに対して健康チェックを始める際には、焦らず、無理をせず、短時間のうちにチェックを終わらせてあげるようにしましょう。

外見の観察では、被毛の乱れ、傷やケガ、目や鼻の異常、歩き方の異常、呼吸の乱れ、痩せなどの、外見からわかる異常を見つけ出します。

体重の記録ではペット用の体重計を使います。体重計に乗せたバスケットにうさぎを乗せると測定がしやすい場合があります。1~2週間に一度の測定で、急激な体重の変化がないかを知ることができます。

食餌量・飲水量の測定では、毎日同じ時間に餌入れや水のボトルの内容を観察することで、食欲や飲水量をチェックします。食欲は体調を知る簡易的なバロメーターであり、また、飲水量の異常な増加・減少はなにかしらの大きな病気を表すことが多いと言われているからです。

排泄の観察では、排せつが定期的にできているか、下痢をしていないかを気にするようにしてください。便が全くでなくなったときや、下痢が起きているときには、身体に異常がある場合があります。

健康チェックの結果、異常がみつかった場合、かかりつけの動物病院やうさぎの診療をおこなっている動物病院に、一度、電話などで相談することが望ましいでしょう。予約や相談なしにうさぎを動物病院に連れていくことは危険な場合があるからです。

また、動物病院は犬や猫など、うさぎ以外の動物も利用します。そのため、うさぎにとってアドレナリンショックを引き起こすに十分なストレスを感じる要因になる可能性があります。動物病院からなんらかの指示を受けてから、病院に行くことが望ましいでしょう。(※1、2、3)

給餌で食事の補助

日々の摂餌量の観察で、餌を食べる量が減ってきたことがわかった場合は、食事の補助をおこなうと良いかもしれません。食事の補助には高エネルギー食の給餌、強制給餌の2つの方法があると言われています。

高エネルギー食の給餌は、チモシーなどの乾燥牧草を食べなくなってきたときにおこないます。高エネルギー食とはうさぎの副食であるペレットなどを指します。ペレットは、食欲が落ちたうさぎでも口にしやすい特徴があり、また乾燥牧草で補えなくなったエネルギーの補充ができます。体重の減少を抑えるように、徐々に量を増やすようにしてください。急激な増量は糖尿病などの代謝性疾患の原因になります。

強制給餌は食欲がほとんどなくなってしまったときにおこなう最終手段です。ペレットを人肌程度のお湯で半液体状にして、注射器を使い強制的に口の中に流し込む方法です。強制給餌は誤嚥性肺炎の原因になるため、獣医師の指示のもとおこなうようにしてください。食欲がなくなることはうさぎの死に直結する可能性があり、そのリスクが誤嚥性肺炎のリスクを上回ると判断したときにのみおこなう手段です。

マッサージで筋肉をほぐす

シニア期のうさぎは筋肉や関節の衰えにより、寝たきりになってしまうことがあります。寝たきりになると、寝ているときの体重の分散が上手におこなえなくなり、床ずれや感染症の原因になる場合があります。寝返りの補助やマッサージをおこなうことで血流の滞りを解消し、病気を防ぐことを目指しましょう。

寝たきりのうさぎは日に何度か寝返りをさせてあげる必要があると言われています。寝返りを行う際には、同時にマッサージもするようにしてください。マッサージでは無理に肢を伸ばしたり、力を入れて筋肉をもんだりする必要はないと言われているため、全身をなでるようにゆっくりと、優しくおこないましょう。

排泄のケア

排泄のケアではトイレや床の頻繁な清掃、お尻に付着した糞便の除去をおこないます。シニア期のうさぎは糞便を決まった場所に排泄できなくなってくると言われています。ケージの床に糞便が落ちていると皮膚に付着して皮膚病の原因になる場合があるので、頻繁に清掃をしてください。

また、シニア期のうさぎはお尻に糞便が付着しやすくなるそうです。人肌のお湯で湿らしたガーゼなどを使い優しく拭いましょう。

身体を拭く

うさぎは老衰によりグルーミングをしなくなる場合があります。毛並みの乱れは細菌や真菌の増殖の場になることで皮膚病の原因になる可能性があるので、身体を拭いてあげる必要があります。

うさぎの身体を拭くためには、市販のペット用ウェットシート、もしくは人肌のお湯で濡らしたガーゼを使います。全身を拭くことがベストですが、うさぎが嫌がるときには無理をさせないようにしてください。

【ケージ】居心地のよい環境作り

シニア期のうさぎの介護は、私たちがおこなう世話だけではありません。ケージや部屋などのうさぎが生きている環境を整備することで、より過ごしやすい老後を迎えさせてあげたいですね。

うさぎの環境整備は、老衰により低下した運動性を補うこと、身体の恒常性を保つためのエネルギーを最低限にする安定した外部環境の提供などを目的におこないます。

段差をなくす

段差は、シニア期のうさぎが自由に行動するための障害になると言われています。段差の大きさは10センチメートル程度の低いものでも、うさぎは乗り越えるためにエネルギーを必要とすると言われています。ケージの出入り口や、ケージ内の高所のような高い段差は、スロープを設置したり、高所そのものをなくしたりすることで対処できるそうです。部屋にあるような低い段差は布をかけることで対処できる場合があります。

段差はうさぎが移動するための障害になりますが、シニア期のうさぎにとってはそれだけが不自由さの原因では無いかもしれません。見落としがちな段差として、乾燥牧草を入れる容器やペレットを入れるお皿など、餌入れの容器を置いておく高さにも問題があると言われています。

老衰したうさぎの健康を保つための重要な要素として、きちんと食事をさせることがあると言われています。特に乾燥牧草をきちんと摂餌することは、消化機能の正常さを保つだけではなく、うさぎの間接的な死因になりうる歯牙疾患の予防に効果的だと言われています。

高さのある食器や給餌器を、平皿や床に直置きすることで食事しやすい高さに変更できます。ただし、糞尿で餌が汚染されやすくなるので、頻繁に様子を見て、汚れた餌は取り除くようにしてください。

足に負担のない床にする

シニア期のうさぎにとって、ひっかかりやすい床は大きな負担になる場合があります。うさぎ用ケージには、すのこや網目状の床を採用しているものがありますが、足が衰えたうさぎでは隙間に挟まり怪我をしてしまうことがあります。

毛羽立ちの少ない布や、ウッドチップなどへの床材変更で、足の負担を減らすことができるそうです。これらの素材は汚れやすい特徴があるため、頻回の掃除をしてあげてください。

エアコンで温度管理

うさぎは老衰によって体温の調節機能が衰えてしまいます。うさぎの適温は22度前後と言われており、エアコンで室温を調節しうさぎにとって過ごしやすい環境を整える必要があります。

また、冬場はうさぎにとって厳しい季節でありペット用ヒーターなどを使って暖めてあげるといいでしょう。ケージの半面にペット用ヒーターを設置して、うさぎが自分で移動しながら温度調節をおこなえるようにします。(※4,5)

監修者コメント
増田 国充
ますだ動物クリニック院長/ 獣医師

うさぎにとって食欲は生命線となります。これは犬や猫と違って完全な草食であることが理由の一つになります。植物から栄養をとりこむためには、腸内に存在する微生物がしっかり食べ物を発酵・分解しなければいけないからです。つまり、腸内環境の乱れは栄養の吸収に影響し、ひいては食欲の低下だけでなく生命維持にも大きな影響を及ぼすことを意味します。
老化によって腸内環境の維持が若いころに比べて不安定になりやすいことや、消化器自体の動きもバランスを乱すリスクが高まります。うさぎにとって食欲がないということは犬や猫以上に重大な問題と捉えておくとよいでしょう。

【うさぎの介護】飼い主ができるケア方法

【うさぎの介護】飼い主ができるケア方法

うさぎは老衰するといままでできていた行動が難しくなり、介護が必要になる場合があります。また、シニア期では体調が急に悪くなることもあるそうです。

知っておきたいうさぎの介護方法として、給餌のケア、床ずれ予防のケア、排泄のケア、グルーミングの補助などがあります。あわせて、うさぎの老化と向き合うために、日々の健康チェックをしっかりと行っていく必要があります。

健康チェック

うさぎの健康チェックは日々の体調を知るために重要だと言われています。健康チェックでは外見の観察、体重の記録、食餌量・飲水量の測定、排泄の観察などをおこないます。

うさぎはストレスに敏感であり、場合によってはストレスを原因とするアドレナリンショックで死に至ります。できれば、健康チェックは若齢の頃から徐々に慣れさせるようにしたほうが良いでしょう。シニア期のうさぎに対して健康チェックを始める際には、焦らず、無理をせず、短時間のうちにチェックを終わらせてあげるようにしましょう。

外見の観察では、被毛の乱れ、傷やケガ、目や鼻の異常、歩き方の異常、呼吸の乱れ、痩せなどの、外見からわかる異常を見つけ出します。

体重の記録ではペット用の体重計を使います。体重計に乗せたバスケットにうさぎを乗せると測定がしやすい場合があります。1~2週間に一度の測定で、急激な体重の変化がないかを知ることができます。

食餌量・飲水量の測定では、毎日同じ時間に餌入れや水のボトルの内容を観察することで、食欲や飲水量をチェックします。食欲は体調を知る簡易的なバロメーターであり、また、飲水量の異常な増加・減少は腎臓や泌尿器の病気を表すことが多いと言われているからです。

排泄の観察では、排せつが定期的にできているか、下痢をしていないかを気にするようにしてください。便が全くでなくなったときや、下痢が起きているときには、身体に異常がある場合があります。

健康チェックの結果、異常がみつかった場合、かかりつけの動物病院やうさぎの診療をおこなっている動物病院に、一度、電話などで相談することが望ましいでしょう。予約や相談なしにうさぎを動物病院に連れていくことは危険な場合があるからです。

また、動物病院は犬や猫など、うさぎ以外の動物も利用します。そのため、うさぎにとってアドレナリンショックを引き起こすに十分なストレスを感じる要因になる可能性があります。動物病院からなんらかの指示を受けてから、病院に行くことが望ましいでしょう。(※1、2、3)

給餌で食事の補助

日々の摂餌量の観察で、餌を食べる量が減ってきたことがわかった場合は、食事の補助をおこなうと良いかもしれません。食事の補助には高エネルギー食の給餌、強制給餌の2つの方法があると言われています。

高エネルギー食の給餌は、チモシーなどの乾燥牧草を食べなくなってきたときにおこないます。高エネルギー食とはうさぎの副食であるペレットなどを指します。ペレットは、食欲が落ちたうさぎでも口にしやすい特徴があり、また乾燥牧草で補えなくなったエネルギーの補充ができます。体重の減少を抑えるように、徐々に量を増やすようにしてください。急激な増量は糖尿病などの代謝性疾患の原因になります。

強制給餌は食欲がほとんどなくなってしまったときにおこなう最終手段です。ペレットを人肌程度のお湯で半液体状にして、注射器を使い強制的に口の中に流し込む方法です。強制給餌は誤嚥性肺炎の原因になるため、獣医師の指示のもとおこなうようにしてください。食欲がなくなることはうさぎの死に直結する可能性があり、そのリスクが誤嚥性肺炎のリスクを上回ると判断したときにのみおこなう手段です。動物病院で強制給餌用のフードを取り扱っている場合がありますのでお問い合わせください。

マッサージで筋肉をほぐす

シニア期のうさぎは筋肉や関節の衰えにより、寝たきりになってしまうことがあります。寝たきりになると、寝ているときの体重の分散が上手におこなえなくなり、床ずれや感染症の原因になる場合があります。寝返りの補助やマッサージをおこなうことで血流の滞りを解消し、病気を防ぐことを目指しましょう。

寝たきりのうさぎは日に何度か寝返りをさせてあげる必要があると言われています。寝返りを行う際には、同時にマッサージもするようにしてください。マッサージでは無理に肢を伸ばしたり、力を入れて筋肉をもんだりする必要はないと言われているため、全身をなでるようにゆっくりと、優しくおこないましょう。

排泄のケア

排泄のケアではトイレや床の頻繁な清掃、お尻に付着した糞便の除去をおこないます。シニア期のうさぎは糞便を決まった場所に排泄できなくなってくると言われています。ケージの床に糞便が落ちていると皮膚に付着して皮膚病の原因になる場合があるので、頻繁に清掃をしてください。

また、シニア期のうさぎはお尻に糞便が付着しやすくなるそうです。人肌のお湯で湿らしたガーゼなどを使い優しく拭いましょう。

身体を拭く

うさぎは老衰によりグルーミングをしなくなる場合があります。毛並みの乱れは細菌や真菌の増殖の場になることで皮膚病の原因になる可能性があるので、身体を拭いてあげる必要があります。

うさぎの身体を拭くためには、市販のペット用ウェットシート、もしくは人肌のお湯で濡らしたガーゼを使います。全身を拭くことがベストですが、うさぎが嫌がるときには無理をさせないようにしてください。

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最期のときを迎える

老衰したうさぎは、最期のときを迎えます。うさぎの最期は、なだらかに衰えていき、眠るように息を引き取る場合や、死の直前に急に走り回る・暴れるなどの行動をみせた後、倒れ込んで息を引き取る場合、兆候なく突然死んでしまう場合もあります。兆候のない突然死の原因としては、うさぎには病気や体調の悪化を隠す野生動物であったときの習性が残っているからだと言われています。

最期の兆候

うさぎが死ぬとき、食欲の廃絶、元気の消失、呼吸の異常、排泄の異常の4つのサインのいずれかがみられる場合があります。食欲の廃絶では、餌や水をまったく口にしなくなります。元気の消失では、まるで寝ているかのように横たわる、ぐったりと動かないなどの症状がみられます。

呼吸の異常では、早く浅い呼吸や開口呼吸、もしくは呼吸が極端にゆっくりになるなどの変化がみられ、排泄の異常では尿が出なくなります。

このようなサインが見られたら、看取りの準備を始めましょう。飼い主さんは、大切なうさぎが最期まで過ごしやすいよう、環境作りやお世話をしてあげてください。

まとめ
  • うさぎの平均寿命は7~8歳、5歳からシニア期を迎える。
  • 老衰すると食欲の低下、運動性の低下、グルーミング頻度の低下、体調や見た目の変化などが起こる。
  • シニア期のうさぎは身体の機能が低下するため、介護の必要がある。
  • 介護は、健康のチェック、食事の補助、マッサージ、排泄のケア、グルーミングの補助などを行う。
  • 介護だけではなく、ケージや部屋など、環境を整えてあげる必要がある。
  • 環境整備では段差の除去、床の変更、温度の調節などをおこなう。
監修者コメント
増田 国充
ますだ動物クリニック院長/ 獣医師

うさぎは、犬や猫に比べて体の不調が表に現れにくいところがあります。そのため、不調があらわになっているときには、その問題が相当進行していることが多いのが現状です。
繊細な生き物であるからこそ、日頃の健康状態をよく観察しておく重要性が高いということになります。現在はうさぎの医療に精通した動物病院・獣医師の数も増えてきました。
うさぎならではの病気やけががあり、不調と感じられた際にすぐに診察を受けるように心がけましょう。とりわけ食欲には普段から気を配っておくことが望まれます。

参考文献

※1:竹田動物病院
http://ww52.tiki.ne.jp/~tamc/usagi.html(参照2021-4-15)
※2:あいむ動物病院
https://www.119.vc/illness/archives/category/rabbit/page:2(参照2021-4-15)
※3:もねペットクリニック
http://www.mone-pet.com/usagi-kaikata/(参照2021-4-15)
※4:環境省 実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準の解説
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2911/8-huroku.pdf(参照2021-4-15)
※5:もねペットクリニック
http://www.mone-pet.com/usagi-kaikata/(参照2021-4-15)

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この記事のライター

若林 薫

獣医師
ライター

麻布大学を卒業し獣医師免許を取得、大手ペットショップで子犬・子猫の管理獣医師として勤める。その後、製薬企業での研究開発関連業務を経て、ライターとして活動する。幅広い専門知識を生かした記事作成を得意とする。
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