2021.09.21
2023.12.13
爬虫類も火葬はできる|遺骨をきれいに残す方法とプラン別費用まとめ
近年ペットとして人気の高まる爬虫類も、死んでしまった場合、火葬にすることが可能です。
ペットとして飼われる爬虫類は、トカゲやヘビ、カメなど種類や大きさも様々です。
どの爬虫類でも火葬にすることはできるのでしょうか?また、遺骨は残せるのでしょうか?
この記事では、爬虫類の葬儀方法や供養方法、ペット霊園での埋葬方法などを詳しくまとめました。
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この記事の監修者
齋藤 鷹一氏
大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA代表理事
齋藤 鷹一氏
大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA代表理事
ペット葬儀業界の透明化を目指し、2017年より大森ペット霊堂で代表を勤めた。動物への愛情を訴え続け、現在は命を救う活動に専念をする。亡くなった命にも生きている命にも同等の尊厳を持たなければペットの仕事をしてはいけないと感じている第一人者。
爬虫類は火葬にできる?
爬虫類は、ヘビ、トカゲ、カメなど種類も多く大きさも様々ですが、火葬にすることは可能です。
ただし、返骨を希望する場合、全てのペット火葬業者で爬虫類の火葬に対応しているわけではありません。
依頼したい業者が爬虫類の火葬に対応しているか、事前に相談をすると安心です。
爬虫類は、お骨が繊細なので火葬がとても難しいとされています。
爬虫類を専門で火葬する業者は非常に少ないと聞いております、探すポイントとしては、爬虫類の火葬を多く扱ってきた業者を選ぶのが最適でしょう。
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爬虫類の遺骨や爪は残せる?
爬虫類の火葬では、遺骨や特徴的な爪、牙、甲羅などを残すことはできるのか気になりますよね。
ここでは、トカゲ、カメ、ヘビに分けて遺骨の残し方を紹介します。
トカゲ
トカゲの中には、ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)など非常に小型の種類も存在しますが、遺骨をきれいに残すことは可能です。
牙などは、骨と一緒に残ることがありますがウロコや爪を火葬すると残すことはできません。
カメ
カメも種類によって大きさが異なる生き物ですが、どの種類でも遺骨を残すことは可能です。
しかし、カメの象徴ともいえる甲羅は、残念ながらきれいな形で残すことはできません。
ヘビ
ヘビも小型種から大型種まで様々な種類が飼育されていますが、どの種類でも遺骨を残すことは可能です。
自分で火葬するのは可能?
小型の爬虫類は、自分で火葬にできるのではと考える方もいるのではないでしょうか?
しかし、爬虫類の遺骨をきれいに残すことは専用の火葬炉や技術者がいてこそ可能です。
素人が行うには、火力不足や煙、臭いなど様々な問題があるため、あまり現実的ではありません。
爬虫類の火葬プランや費用の目安
爬虫類の火葬は、プランによって返骨の有無やサービス内容、費用が異なります。
ここでは、爬虫類の代表的な火葬プランや費用の相場を紹介します。
合同火葬:費用の相場は8,500円~
- ほかのペットと一緒に火葬にする
- 立ち会い、返骨はない
- 火葬後は合同墓地で供養する
合同火葬は、ほかのペットと合同で火葬するため、ほかのプランに比べ費用を抑えることができます。
合同火葬では、火葬した後合同墓地に埋葬する流れが一般的で、原則返骨はありません。
なるべく費用を抑えたい方、返骨を望まない飼い主さんに適しています。
個別一任火葬:費用の相場は15,400円~
- ペットを個別で火葬する
- 返骨は可能
- 立ち会いはできない
個別一任火葬は、ペットを個別で火葬するため、返骨が可能です。
火葬は全てスタッフに任せるため、立ち会いはできません。
返骨を望まれる方、火葬に立ち会う時間が取れない方、ペットを個別で火葬したい飼い主さんに適しています。
個別立会火葬:費用の相場は17,600円~
- 人間の火葬に近いプラン
- 立ち会いからお骨上げまでできる
- 返骨は可能
個別立会火葬は、最も人間の火葬に近いプランです。
火葬への立ち会いからお骨上げまで、飼い主さんも参加することが可能です。
多少費用が掛かっても手厚くお別れがしたい方、返骨を希望される飼い主さんに適しています。
自治体に依頼する方法:費用は0円~
- 市町村で遺体を引き取ってもらえる
- 返骨はない
- 供養ができない場所もある
- 廃棄物として処理される場合もある
各市町村では、安い金額(住民であれば0円の自治体もあります)で遺体を引き取ってもらうことが可能です。
しかし、犬や猫と違うので、担当の対応が心象の悪い可能性もあります。
自治体への依頼は、どうしても費用を抑えたいという方に適しています。
火葬内容は各自治体で大きく異なるため、気になる方は事前連絡をして詳細を確認することをおすすめします。
火葬までの安置方法
爬虫類は犬や猫に比べ腐敗の進行が早いので腐敗の進行が進む前に火葬する必要があります。
火葬までは、以下の方法で腐敗の進行を遅らせます。
- 体の水分と汚れを拭き取る
- ドライアイスや保冷剤で体を冷やす
- 涼しい日の当たらない部屋に安置する
遺体が濡れていると、腐敗の進行が進みやすくなるため、ガーゼなどで汚れや水分を拭き取ります。
吸水性の良いペットシーツやタオルなどの上に遺体を寝かせ、ドライアイスや保冷剤を当てて体を冷やします。
ペット火葬は予約制の業者が多いため、亡くなったら早めに予約を入れることも大切です。
ご納得の行く特別なお見送りの形
「ありがとう」が伝わる葬儀にする。そんなお見送りで悲しみを少しでも和らげるよう、 私たちはご遺族を支えていきたいと考えています。
自宅での葬儀
家族立ち合い
セレモニー
家族でお骨上げ
骨壺に納めご返骨
霊園への埋葬
火葬後の供養方法
ペットの火葬が終わった後は、どのように供養したら良いのかも知っておきたいですよね。
ここでは、爬虫類の代表的な供養方法を紹介します。
ペット霊園で供養する
ペット霊園は、その名の通りペット専用の霊園ですので、手厚い供養を行うことが可能です。
お墓の種類は共同墓地、個別墓地のほか、屋内式の納骨堂などがあります。
ペット霊園では、定期的に掃除などの管理を行ってくれるほか、お盆やお彼岸などには合同で供養を行ってくれる施設もあります。
手元供養する
いつまでもペットを近くに感じたいという方は、ペット仏壇や遺骨の一部をペンダントに入れて持ち運ぶ手元供養がおすすめです。
近年では、ペット用の仏具セットの販売も増えており、可愛らしい仏壇を作ることも可能です。
また、手元供養では四十九日などの法要を契機に、ペット霊園などに埋葬する方も多くいらっしゃいます。
自宅の庭で供養する
ペットを自然に還したいという方は、自宅の庭やプランターなどに遺骨を埋葬する方法もあります。
火葬を行って遺骨にすることで、土葬で起きる臭いや虫の発生、掘り起こされるといったトラブルを回避することができます。また、最近ではペット用の可愛い墓石なども販売されており、お庭の雰囲気を損なうことなくお墓を作ることができます。
散骨、樹木葬等の供養法
その他の供養法では、樹木葬やお花畑葬、海洋葬などの散骨があります。
ペットや飼い主さんが生前好きだった場所などに、遺骨を撒いて供養をする方法です。
散骨をする場所によっては許可が必要になるため、希望する場合は散骨を取り扱っている業者に相談すると良いでしょう。
ペトリィでは、爬虫類のお骨を綺麗に残している経験のある業者と提携をしております。
爬虫類ということでお断りする業者もあるということは、それだけお骨を綺麗に残すことが難しいと言えるでしょう。
爬虫類の繊細なお骨を残したいとお考えの方は、一度相談だけでもぺトリィまでご連絡をくださいませ。
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まとめ
- 爬虫類は火葬にできる
- 遺骨は残せるが、ウロコや牙などを残すのは難しい
- 火葬には遺骨を残せないプランもあるため注意する
- 火葬までの安置は、水分を拭き取り冷やすことが大事
- 火葬後の供養方法は様々な種類からあったものを選べる
様々な大きさや種類が存在する爬虫類ですが、小型種でも火葬は可能で、遺骨をきれいに残すこともできます。
しかし、どの火葬業者でも爬虫類の火葬に対応しているとは限らないため、事前に相談すると安心です。
※1:爬虫類は火葬できる?トカゲやヘビ、イグアナなどの安置・火葬の方法を解説
https://minpetso.com/knowledge/reptiles-cremation.html
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この記事の執筆者
原 京子氏
動物看護士
ライター
原 京子氏
動物看護士
ライター
24時間急患対応の動物看護士として勤務。
その後、動物園飼育スタッフやペットショップ生体販売員など数多くの動物業界を経験し、現在はペットと飼い主さんへwebライターとして正しい知識を配信している。
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