2021.08.06
2023.09.11
ペットにも初七日はある?数え方や供養方法を紹介
私たち人が亡くなると、初七日には法要を行います。
亡くなってはじめて迎える初七日は、ペットにもなにかするべきか心配に思われる方も少なくないのではないでしょうか。
ペットの初七日には、何をしてあげれば良いのか気になりますよね。
そこでこの記事では、ペットの初七日の意味や数え方、何をするのかなどを詳しくまとめました。
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ペットにも法要はするべき?必要性や意味の紹介
私たちは、お盆や命日などには法要(死者に対する供養)を行います。
法要は故人の成仏を願い、冥福を祈るために行われるものです。
ペットに法要を行う決まりこそないものの、法要を行うことで愛すべきペットの成仏や冥福を祈ることができます。
この意味からも、大切な家族であったペットにも、法要を行うことが望ましいと言えます。
また、ペットの法要にはもう一つ重要な意味があります。
それは、ペットロスの軽減です。
葬儀や命日などの節目にしっかりと供養を行うことで、悲しい気持ちに区切りをつけやすくすることができます。
ペットの法要は必ずしもする決まりはありませんが、ペットの成仏や冥福を祈ること、ペットロスの改善という二つの重要な意味合いからも、行うことをおすすめします。
初七日とは?数え方は?
初七日(しょなのか)とは、ペットが亡くなって初めて迎える法要です。
初七日の数え方は、ペットが亡くなった日を含めた七日目です。
仏教では、亡くなってから四十九日間は魂がまだ成仏せずにさまよっていると考えられています。
そのため、家族は亡くなった日から七日ごとに供養を行うとものとされています。
近年では、初七日は葬儀と同日に行うことも多く、単体で行うことは少なくなっています。 (※1)
ご納得の行く特別なお見送りの形
「ありがとう」が伝わる葬儀にする。そんなお見送りで悲しみを少しでも和らげるよう、 私たちはご遺族を支えていきたいと考えています。
自宅での葬儀
家族立ち合い
セレモニー
家族でお骨上げ
骨壺に納めご返骨
霊園への埋葬
ペットの初七日には何をすればいいの?
ペットが亡くなってから七日目の初七日には、どのような法要を行うと良いのでしょう。
初七日に必ずこれをしなくてはならないという決まりはありませんが、一般的に行われる事の多い供養方法を紹介します。
納骨をする
火葬後すぐに埋葬する方も多くいますが、まだ心の整理がつかないと拒否する方も少なくありません。
そのような方には、初七日などに埋葬をするのが良いタイミングです。
必ず法要の際に納骨をしなければいけない決まりはありませんが、節目である法要は納骨をするのに適したタイミングでもあります。
初七日に納骨ができなくても、四十九日や一周忌など法要はほかにもあるため、心と相談してゆっくり決めることができます。
お経を読んでもらう
ペット霊園に納骨している場合は、ペット霊園で月例法要をしてくれる場所もあります。
また、ほかのペットと合同でお盆やお彼岸などに大法要祭を行う霊園もあります。
自宅に埋葬している場合は、自宅でお経を読んでもらうことも可能です。
お供えをする
初七日に最も手軽にできることが、お墓詣りやお供えをすることです。
お墓や仏壇に線香やお花、ペットの好きだった食べものなどをお供えします。
ペット霊園のお墓にお供え物をする際は、お供えできないものあるため事前に確認をとりましょう。(※2)
初七日までの主な流れ
ペットが亡くなってから初七日までは、ペットに何をしてあげれば良いのでしょう。
ここでは、ペットが亡くなってから初七日までの流れを詳しく紹介します。
ペットが永眠する
ペットが亡くなったら、体を清めてドライアイスや保冷剤で冷やします。
火葬する際は、葬儀会社に連絡を入れることを忘れずに行いましょう。
通夜
通夜は、亡くなったペットをご自宅で安置し、家族で最期のお別れをします。
また、通夜にはペットの死を受け入れるための時間という、重要な役割もあります。
葬儀
葬儀では、ペットの火葬をして自宅に遺骨を持ち帰るか、そのまま霊園に埋葬します。
土葬する場合は、自宅の庭などに埋葬します。
初七日以降の主な法要
ペットの法要は、初七日以降も四十九日や一周忌などが存在します。
その際に納骨を行う方も多くいらっしゃいます。
ペットの場合は、初七日や三十五日忌は省略され、四十九日にまとめて法要を行うこともあります。
ここでは、初七日以降の法要について紹介します。
三十五日忌
亡くなってから三十五日目に行われる法要です。
初七日同様、省略されることもあります。(※3)
四十九日
魂は、四十九日を境に成仏すると言われています。
そのため、四十九日は遺骨を納骨するのに適したタイミングとも言われています。
百か日
亡くなってから百日後に行う法要で、「亡くなった悲しみを乗り越え、泣くことを卒業する」という意味があります。
一周忌
亡くなってから一年後の命日に行う法要です。
四十九日に次いで大事な法要とされており、この日に納骨を行う方も少なくありません。
まとめ
- 初七日とは、ペットが亡くなった日を含めた七日後に行う法要
- 必ず法要をする必要はないが、成仏を願い冥福を祈る意味があるため行うと良い
- 初七日にはお経を読んでもらう、納骨をする、お供え物をすることが一般的
初七日には必ず法要をする決まりはないものの、ペットの成仏を願うのであれば、お墓や仏壇にお供え物をする程度でも良いので、気持ちを込めて供養をすることをおすすめします。
また、初七日は納骨に適した時期でもあります。
忙しい方やお金をかけたくないという方でも、お墓に手を合わせ、線香をあげるだけでもペットに気持ちを伝えることができるはずです。
今まで法要を行ってこなかったという方も、これを機会に是非ペットの成仏を祈ってみてはいかがでしょうか。
※1:ペットの初七日の数え方|ペット供養は四十九日まで?お供えものは?
https://www.petsogi-nabi.com/news/20170721-2.php(参照2021-8-6)
※2:ペットにも初七日はあるの?ペットの法要について解説します
https://www.petkasou-happiness.com/column/post_column0030/(参照2021-8-6)
※3:ペット葬祭ガイド/初七日、四十九日、一回忌などの法要の流れ、ペット葬祭場の選び方
https://memories-in-time.net/temotokuyou/pet/sousai#2(参照2021-8-6)
こちらの記事もご覧ください
※1当社運営ペット葬儀サービスに対するお客様アンケート:詳細はこちら ※2 弊社運営ペット葬儀サービス全体のお問い合わせ件数
この記事の執筆者
原 京子氏
動物看護士
ライター
原 京子氏
動物看護士
ライター
24時間急患対応の動物看護士として勤務。
その後、動物園飼育スタッフやペットショップ生体販売員など数多くの動物業界を経験し、現在はペットと飼い主さんへwebライターとして正しい知識を配信している。
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