2021.09.20
2023.12.13
ハリネズミも火葬できる|針は残る?費用はいくら?葬儀方法の疑問を解決

大切なペットであるハリネズミが死んでしまったら、火葬できるのか心配ですよね。
犬や猫に比べて身体の小さいハリネズミは、火葬することができるのでしょうか?
また、遺骨や針を残すことができるのかも気になります。
この記事では、ハリネズミの火葬方法や安置方法、葬儀費用、供養方法などについて詳しくまとめました。
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ハリネズミは火葬できる?
身体の小さなハリネズミであっても、きちんと火葬してあげたいとお考えの飼い主さんも多いかと思います。
ハリネズミの火葬は、小動物に対応しているペット火葬業者であれば可能ですが、犬や猫など身体の大きなペットにのみ対応している業者では断られる場合もあります。事前にハリネズミの火葬に対応しているか確認をとると安心です。
遺骨は残せるの?
ハリネズミを火葬する際の悩みの一つが「返骨の有無」です。
身体が小さいので、骨まで燃えてしまうのではないかと心配される飼い主さんも多いかと思います。
ハリネズミのように小柄なペットは、小動物専用の火葬炉を所有している業者であれば、遺骨をきれいに残すことが可能です。
針は残る?
火葬の際、針を残すことはできるのでしょうか?
残念ながら、火葬で針を残すことはできません。
ハリネズミの針は、体毛が一本一本集まり硬化したものです。
一見硬く骨のようにも思えますが、体毛であるため燃え残ることはありません。
どうしても針を残したい場合には、火葬前に数本取っておくと良いでしょう。 (※1)
火葬までの安置
ハリネズミを火葬するまでの安置でやるべきことは、以下のとおりです。
遺体をきれいにする
遺体を冷やす
汚れている部分を湿らせた布で拭き取り、体液が漏れている場合はガーゼなどを当てます。
遺体をきれいな箱などに寝かせ、ドライアイスや保冷剤で遺体を冷やします。
身体の小さなハリネズミは、腐敗の進行も早いので適切な方法でケアして火葬に備えましょう。
火葬のメリット
ハリネズミの葬送方法は、大きく分けて土葬と火葬の2種類に分けられますが、近年では火葬を選択する方が増えています。
火葬には、以下のようなメリットがあります。
- 火葬後に遺骨を埋葬した際、臭いや虫などのトラブルを回避できる
- 土葬よりも遺骨をより早く自然に還すことができる
- 手元供養ができる
- 散骨や納骨堂など供養の幅が広がる
火葬して遺骨にすることで、手元供養や散骨、納骨堂への埋葬、ペット墓地への埋葬など供養方法の選択肢を広げることもできます。

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自宅での葬儀
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セレモニー
家族でお骨上げ
骨壺に納めご返骨
霊園への埋葬
火葬のプランと費用の相場
ハリネズミの火葬は、プランによって内容や金額が異なります。
ここでは、ハリネズミの代表的な火葬プランと費用の相場を紹介します。 (※2)
合同火葬:費用の相場は15,400円~
- ほかのペットと合同で火葬にする
- 立会い、返骨はできない
- 合同墓地に埋葬される
合同火葬は、ほかのペットと一緒に火葬にするプランです。
そのため、原則立会や返骨はありません。
火葬後は、そのまま合同墓地に埋葬される流れが一般的で返骨を望まない方に適しています。
個別一任火葬 :費用の相場は18,700円~
- ペットを個別で火葬する
- 返骨が可能
- 立会いはできない
個別一任火葬は 、ペットを個別で火葬するため、返骨が可能です。
火葬は全てスタッフに任せるため、立会やお骨上げはできませんが返骨を希望する方に適しています。
個別立会火葬 :費用の相場は20,900円~
- ペットを個別で火葬する
- 立会い、お骨上げ、返骨が可能
- 一番手厚い火葬プラン
個別立会火葬は、ペットを個別に火葬することに加え、立会いからお骨上げまでできるプランです。
人間の葬儀のように手厚く行うことができ、飼い主さんも参列することができます。
しかし、費用もそれなりに高くなることも特徴です。
手厚い供養がしたい、という飼い主さんに適しています。
自治体に依頼する:費用は0円~
- 各市町村の自治体で引き取ってもらえる
- 費用を抑えることができる
- 返骨はできない
- 供養よりも処分目的
各市町村の自治体に依頼することで、民間業者より安い費用で遺体を引き取ってもらうことが可能です。
費用は各市町村によって異なりますが、野生動物などの処分と同時に行うことも多いため、供養というよりは処分を目的としています。
そのため、遺体は合同で焼却され、返骨はありません。
ペットの供養という点ではあまりおすすめできませんが、どうしても費用を抑えたい方に適しています。
費用の相場は各市町村によって異なります。
火葬後の供養法
ペットの火葬が終わったら、今後は供養をしていく形になります。
ここでは、ハリネズミの代表的な供養方法を紹介します。
ペット霊園に埋葬する
ペット霊園では、ほかのペットと一緒に埋葬される共同墓地(合同墓地)や、個別に入る個別墓地、屋内型のお墓である納骨堂などの供養方法があります。
ペット霊園では、定期的に掃除などの管理をしてもらえることや、お盆やお彼岸などに合同供養をしてもらえるなどのサービスを受けることができます。
手元供養(自宅供養)する
ペット用仏壇で遺骨を供養したり、遺骨の一部をペンダントなどに入れて身につける供養方法です。
遺骨を埋葬する場所がない方や、いつまでもペットを近くに感じていたい方などにおすすめです。
近年ではペット用のコンパクトで可愛らしい仏具も増えているため、お部屋の雰囲気を損ねることなく供養をすることも可能です。
また、四十九日などの法要まで自宅供養をし、法要後にペット霊園などに埋葬される方も増えています。
散骨、自宅の庭・プランターに埋葬にする
ペットを自然に還してあげたいという方に適している供養方法が、散骨や埋骨です。
自宅の庭やプランターに埋葬する場合、火葬後に行うことで臭いや掘りおこされるといったトラブルを回避することが可能です。
また、樹木葬やお花畑葬、海洋葬などの散骨を行っているペット霊園や業者もあります。
まとめ
- ハリネズミの火葬は可能
- 遺骨を残すことはできる
- 火葬で針を残すことはできないので、火葬前に取っておく
- ハリネズミの火葬プランは数種類ある
ハリネズミは、小動物専用の火葬炉で火葬が可能です。
火葬しても遺骨をきれいに残すことは可能ですが、針を残すことはできません。
火葬には合同、個別一任、個別立会の民間業者に依頼する方法と自治体に依頼する方法があり、それぞれ受けられるサービスや料金が異なります。
火葬を行い、供養をすることは、飼い主として責任を果たすことで精神面の安定が得られるなどさまざまなメリットが発生します。もし愛するペットが亡くなってしまったら火葬を検討してみてはいかがでしょうか。
※1 ハリネズミの火葬もできますか?遺骨もきれいにのこる?
https://soyofuku-pet.com/harinezumi-kasou
※2 料金のご案内 | ペトリィ 小さな家族のセレモニー
https://petlly.jp/price/
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この記事の執筆者

原 京子氏
動物看護士
ライター
原 京子氏
動物看護士
ライター
24時間急患対応の動物看護士として勤務。
その後、動物園飼育スタッフやペットショップ生体販売員など数多くの動物業界を経験し、現在はペットと飼い主さんへwebライターとして正しい知識を配信している。
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