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ペット供養

2021.09.20

2023.12.13

ペット供養はお寺でできる|手厚く弔ってもらうための費用や失敗しない選び方

ペットの供養や葬儀はペット葬儀業者かお寺で行えますが、お寺で行いたい場合はペット対応の有無を事前に調べましょう。仏教では動物に法要は必要ないと考えるため、長い間ペットは不可だったからです。ではなぜ、近年ペット可のお寺があるのでしょうか。費用相場や注意点等とともに解説します。

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この記事の監修者
監修者

齋藤 鷹一氏

大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA代表理事

齋藤 鷹一氏

大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA代表理事

ペット葬儀業界の透明化を目指し、2017年より大森ペット霊堂で代表を勤めた。動物への愛情を訴え続け、現在は命を救う活動に専念をする。亡くなった命にも生きている命にも同等の尊厳を持たなければペットの仕事をしてはいけないと感じている第一人者。

ペットの供養をしてくれるのはペット葬儀業者だけ?

近年、ペットの供養が当たり前となってきましたが、ペットの供養はペット葬儀業者しか行っていないのでしょうか?

実は、現状ではペットの供養はペット葬儀業者とお寺で行うことが可能です。
もちろん、どのお寺でも行えるわけではありませんし、ペット葬儀業者によっては提携している住職を呼んでお経をあげてもらうこともできます。

このように、近年ではペットにもお経をあげることは珍しくなくなってきていますが、ひと昔前まではペットにお経をあげたり、お寺でペットを供養するのは非常に珍しいケースでした。詳しく解説していきましょう。

仏教では動物は畜生道だという教えがある

仏教の教えのひとつに輪廻転生という考え方があります。輪廻転生とは、六道の世界で何度も生死を繰り返し、新しい生命に生まれ変わることを意味します。

六道とは地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の6つの世界を指す言葉です。人は必ずしも人に生まれ変われるわけではなく、生前の行い次第で来世にどの世界に生まれ落ちるかが決まります。

地獄、餓鬼、畜生の3つの世界を三悪道と呼び、苦しみが強い世界です。
生前に悪事を働いた人は、これらの世界に転生すると言われています。

この三悪道のうち、地獄道(地獄界)が最も苦しく、言葉では言い表せない世界だと言われており、餓鬼道(餓鬼界)は飲食物を口に運ぼうとすると青白い炎となるため一生飢餓に苦しみ、最期を迎えます。

畜生道(畜生界)が動物たちの世界です。弱肉強食の世界で不安な日々を送ることになります。(※1)

ペット供養を行うお寺と行わないお寺がある理由とは

仏教では上記のような六道の考え方のもと、人間を供養の対象とした教義から、人間以外の供養はほとんど行っていませんでした。

しかし、近年では「ペットは家族」との考えの広まりからペットの供養を取り扱うお寺が徐々に増えてきており、ペットの葬儀でお経をあげてくれる住職様もいらっしゃいます。

実際、檀家の方からペットも一緒のお墓で供養してほしいと言われ、ペット供養塔を建てたお寺もあるほどです。(※2)

なお、現在でも、ペットが極楽に行けるかどうか、どのようなステップで極楽に行くかについては宗派や各寺院のご住職により意見が分かれているところであり、結論が待たれるところです。

監修者コメント
齋藤 鷹一
大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA
代表理事

全てとはいいませんが寺院の考え方も、動物を人間の様に供養する考え方が広がりつつあります。人と変わらぬお経を読んでくださることによって飼い主さんのペットロスの緩和にも繋がります。
お寺ではなくともお寺の僧侶を呼び、ペット法要をしてくれるペット霊園は多くありますので、ペット霊園に確認を致しましょう。
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ペット葬儀業者とお寺での供養の違いとは

ペットの葬儀や火葬などは、ペット葬儀業者とお寺で違いがあるのでしょうか?
実は、それほど大差はありません。

火葬や葬儀について

葬儀に関しては、お寺の方が手厚いというイメージがあるかもしれません。しかし、ペット葬儀業者はペット葬儀のプロです。

両者にはさほど違いはないと判断した方が良いでしょう。

ちなみに、筆者はペット葬儀会社によるサービスを受けたことがありますが、とても丁寧な葬儀を行ってもらえました。

特に読経については担当者が「自分は住職ではないので素人ではありますが」と断ったうえで、「それでもよろしければお経も祝詞も覚えましたのでどちらかお好きな方を唱えますよ」
と、おっしゃられました。これにはかなり驚きました。
筆者の祖母は毎日読経しており聞いてはいましたが覚えてはいません。それなのに、お経も祝詞も覚えているということは凄いなと、さすがプロだなと強く感じました。

筆者は特に信心がありませんでしたが、読経をお願いしました。
小さい頃から何度も聞いているものでしたが、ペット葬儀業者の方があげてくれた読経は、不思議と心にしみました。

愛猫の遺体の取り扱い方や移動式火葬車の中でのやりとりなど、ささいなことを含めても、ペット葬儀業者の対応はとても丁寧で親切でした。

動物のことをとても愛してくれる人に出会えたとさえ、感じました。
ゆえに、ペット葬儀業者は色々ありますが、きちんとしたペット葬儀業者さえ選ぶことができれば、きっとお寺と同じように手厚く供養してくれるはずです。

ご遺骨の供養について

次に、ご遺骨の供養についてはお寺とペット葬儀業者あるいは民間のペット霊園などで違いがあるのでしょうか?

お寺のお墓や納骨堂なら毎日住職による読経がつくところがあります。これが一番の違いです。
民間で経営しているところでは、月に一度の住職によるご供養はありますが、毎日の読経は付きません。そのため、毎日住職による読経を行い、供養をしてほしいと願う方は、このようなお寺にご遺骨を納骨した方が良いでしょう。

ただし、お寺の場合、他所で火葬したご遺骨を引き取ってもらえるのかどうか確認する必要があります。また、他所で火葬した場合は納骨の料金が割増になる、あるいは火葬や葬儀を納骨と共に依頼すれば割引になることもあります。

そのため、これらに関してはまだペットが元気なうちに確認をしておくことをおすすめします。

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ペットちゃんのもしもの時、慌てて悔いの残るお別れとならないよう、事前準備が必要です。ペトリィでは生前のご相談も可能です。

  • 自宅での葬儀

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こちらの記事もご覧ください

お寺でのペット供養の費用相場

次に、お寺にペット供養を依頼する際の費用相場について確認してみましょう。

まずは納骨の費用です。以下の費用に加えて管理費が年間1万円ほどかかるところもあります。

  費用相場
お墓や納骨堂などの個別墓(人間と一緒) 30~200万円
合祀墓(ペットのみ) 1~3万円(火葬直後なら無料も有)

次に、火葬について確認しましょう。
お寺の中には大型や超大型のペットの火葬に対応していない場合もありますので、大きなペットを飼っておられる方は事前に確認をとってください。

  立会 個別 合同
小動物 30,000~50,000円 20,000円代

8,000~20,000円

小型 30,000~60,000円 30,000~40,000円 16,000~24,000円
中型 40,000~80,000円 30,000~60,000円 20,000~30,000円
大型 70,000~80,000円 50,000~80,000円 40,000円
特大 80,000円~ 60,000~90,000円 50,000円
(※3)

お墓に関しては、地価も影響するため一概には言えませんが、お寺でのペット供養だからと言って納骨や火葬がペット葬儀業者より高額になるとは言えないようです。

ペット葬儀業者だけではなく、お寺でのペット供養も選択肢のひとつに入れて問題ないでしょう。

こちらの記事もご覧ください

ペット供養をお寺に依頼する場合の注意点

お寺でのペット供養は選択肢のひとつになりうるということはわかりました。
では、お寺に依頼するときの注意点を確認してみましょう。

まずは、檀家になる必要の有無です。
これは人間の場合も確認する必要がある次項で、お寺によっては檀家にならなければお墓が買えない、葬儀をしてもらえないというお寺もあります。

もちろん、望んで檀家になるならそれに越したことはありませんが、ペットに限らず、お寺に法要を頼んだりお墓を購入したりする際は、必ず檀家になる必要性を確認してください。もし檀家になる場合は、お布施の金額なども確認しましょう。

次に、バリアフリーや駐車場、アクセスについても確認してください。
お寺は古い建物がほとんどです。中には階段ばかりで、妊婦や老人、子供、お身体の不自由な方には参拝が難しい場所もあります。その場合は車でどこまで行けるのか、駐車場の有無と共にチェックが必要です。

ペット供養に大切なのは飼い主様さん意向

ここまでペット供養をお寺に依頼することについて記載しましたが、一番大切なのは飼い主さんの意向です。

先祖代々のお墓があるお寺にペットも一緒に埋葬できるようになれば、それに越したことはありません。しかし、現状はまだペットを受け入れてくれるお寺ばかりではありません。

お寺での供養を希望される場合は、近くのお寺がペットに対応できるか調べておくのが重要です。
人間と一緒に眠れるお墓は人気なのですぐに売り切れてしまうことがありますが、寺院墓地でそれを探すとなれば、より数が限られ難しくなるでしょう。

ペットとお別れすることは誰もが通る道なので、選択肢は多いに越したことはありません。
常日頃から色々な選択肢を考えておくことをおすすめします。

監修者コメント
齋藤 鷹一
大森ペット霊堂
前代表 現アドバイザー
特定非営利活動法人SPA
代表理事

供養には、「お盆、彼岸」の時期による供養もありますが、「49日忌、1周忌、3回忌」などの節目の供養もあります。
金額が高いからよい、安いからよくないということはありません。ペットの為に供養したいという家族のご意向が肝心です。
お寺で供養する、ペット葬儀業者で供養するのも同じです。
どこでどのようなお経を読んでいただくことがよいか、家族で話し合いながらお決めしましょう。
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まとめ

  • ペットの供養はペット葬儀業者とお寺で行える
  • ペットの葬儀や供養を引き受けるお寺と引き受けないお寺があるのは、住職様の考え方次第
  • お寺での納骨は、他で火葬したご遺骨を引き取ってもらえるのかどうか、他で火葬した場合は納骨の料金が割増になるのか、火葬や葬儀を納骨と共に依頼すれば割引になるのかを、ペットが元気なうちに確認をしておくこと
  • お寺でのペット供養だからと言って、高額になるとは言えない
参考文献

※1 輪廻転生とは?その言葉の意味と考え方など分かりやすく解説いたします
https://www.houyugroup.co.jp/topic/topic_haka/rinne
※2 「猫寺」が行う手厚く盛大なペット供養の実際
https://toyokeizai.net/articles/-/246101
※3 料金表 | 蓮華寺付属哲学堂動物霊園
http://www.rengeji.or.jp/pg104.html
ペットの葬儀料金 | 慈恵院 付属多摩犬猫霊園
https://www.jikeiin.jp/memorialservice/

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この記事の執筆者
執筆者

竹田 恵氏

ペットシッター士
ライター

竹田 恵氏

ペットシッター士
ライター

2017年よりライターとして活動中。子供の頃から動物好きで、猫、ハムスター、うさぎの飼育経験あり。現在はシーズー犬と一緒に暮らしている。犬は他の動物と比べて人間と密な生活になるため、ペット関係の資格を取得した。

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