ラグドールの火葬費用やかかる時間は？供養や寿命などを詳しく解説

ラグドールの火葬・葬儀費用は体重とプランで決まる

ラグドールの火葬・葬儀費用は、一般的にペットの体重とプランで決まります。そのため、ラグドールの正確な体重を量っておけば、より正確な火葬費用を知ることができます。

この記事では、ラグドールの平均体重である4.5～9kgで費用を記載します。※1

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引取り合同供養の概要と費用

引取り合同供養は、ご遺骨が帰らず、火葬の立ち会いもできません。他のペットと一緒に火葬・合祀を行います。
ご遺骨の供養方法にこだわらない方や、費用を抑えたい方などに適しています。

ペトリィでは、4.5～9kgのラグドールの引取り合同供養は、18,700～22,000円でご案内しております。

引取り個別火葬の概要と費用

引取り個別火葬は、ご遺骨が帰りますが、火葬には立ち会えません。
ご遺骨を手元に残したい方で、移動手段がない方、費用を抑えたい方、時間がない方に適しています。

ペトリィでは4.5～9kgのラグドールの引取り個別火葬を22,000～25,300円でご案内しております。

家族立会火葬の概要と費用

家族立会火葬はその名のとおり、火葬に立ち会えるプランです。お骨上げもできるため、ご遺骨がお手元に帰ります。
ラグドールとのお別れに時間をかけてじっくり行いたい方や、手厚い葬儀をしたい方に適しています。

ペトリィでは、4.5～9kgのラグドールの家族立会火葬を24,200～27,500円でご案内しております。

ラグドールの火葬・葬儀にかかる時間

火葬や葬儀にかかる時間も、ペットの体重により変わります。4.5～9kgのラグドールの場合は、火葬のみで40～60分前後必要です。

お別れやお骨上げがある家族立会火葬を選ぶ場合は、1時間以上かかるため、時間に余裕を持って予約をしましょう。

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ラグドールの火葬・葬儀は民間と自治体で何が違うの？

ラグドールをはじめとしたペットの火葬・葬儀は、一部の自治体でも対応しています。
ただし、自治体でペットの火葬・葬儀を対応していない場合は、民間のペット葬儀社を利用しましょう。

自治体での火葬・葬儀は、内容や費用が自治体ごとに異なります。
多くの自治体は引取り合同供養を行いますが、ご遺体をゴミと一緒に処理をするところもあります。費用については、以下に例を挙げておきます。※2

• 北海道岩見沢市：10,000円
• 群馬県桐生市：3,300円
• 東京都板橋区：2,700円
• 福井県敦賀市：3,000円
• 高知県高知市：410円

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民間のペット火葬・葬儀には、移動火葬と霊園火葬の2種類があります。

移動火葬

火葬炉を積んだ車（セレモニーカー）で行います。自宅やその周辺で火葬ができるため、移動手段がない方やご家族全員でお見送りをしたい方に便利です。

霊園火葬

ペット霊園やペット可の寺院にある固定炉で行います。人間の葬儀のように行えるうえ、トイレや待合室などの設備が整っており、火葬後にそのまま納骨できるのがメリットです。
また、施設によっては僧侶による読経もあります。

ラグドールとのお別れで後悔をしないためにできること

ラグドールとのお別れを後悔のないものにするには、飼い主様自身がどのようなお別れをしたいかをはっきりさせることが重要です。

まずは、ラグドールの体重を量り、正確な火葬費用と火葬にかかる時間を知りましょう。各プランの選び方については、まずご遺骨を残すか残さないかを先に考えれば、選択肢が絞れます。

わからないことや悩んでいることがあれば、ペット葬儀社に電話などで問い合わせてみましょう。

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ラグドールが亡くなったら行うこと

ラグドールが亡くなったら、ご遺体が傷まないようきれいにして安置をします。
ご遺体の安置期間は、夏場で1～2日、冬場で2～3日です。早めにペット葬儀社に連絡して、できるだけご遺体がきれいな状態でお見送りできるようにしましょう。

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ご遺体の安置

1.ご遺体を固く絞ったタオルできれいに拭き、ブラッシングをします。ご遺体が体液で汚れたら、都度拭き取ってください。
2.ラグドールがまだ死後硬直していない場合は、手足を丸めて寝ている体勢にし、まぶたを閉じます。死後硬直が始まっている場合は、解けるまで待ちます。
3.安置に必要な以下のものを用意します。

• ラグドールを寝かせられる大きさの段ボール箱
• タオルや毛布などの敷物
• ペットシートや新聞紙
• 保冷剤やドライアイス

4.段ボール箱にペットシートや新聞紙など吸収性の高いものを敷き、そのうえにタオルや毛布を入れます。
5.段ボール箱の中にラグドールを寝かせ、腹と頭を中心にドライアイスや保冷剤を置き、こまめに交換してください。
6.段ボール箱ごと風通しの良い日の当たらない場所に移動させ、夏場は冷房を使用します。
7.ペット葬儀社に連絡をしましょう。

ペット葬儀社への依頼

ペット葬儀社への連絡は、メールやLINEよりも電話がおすすめです。
すぐに対応してもらえるため、疑問点や相談事も解消できます。

ペット葬儀社に連絡したら、ラグドールの体重と希望する火葬プランを伝えましょう。
スタッフの対応に少しでも疑問があれば、予約をせずに他のペット葬儀社を探しましょう。

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ペット保険会社への連絡

ペット保険に加入している方は、解約を忘れないでください。保険会社によっては日割りで保険料が戻ることがあるため、加入している保険会社に問い合わせてみてください。その際、必要書類についても一緒に確認しましょう。火葬した日にちがわかる領収書などが必要になる場合があります。

ただし、ラグドールの通院があった場合は、解約よりも先に保険金の請求を行う必要があります。

ラグドールのご遺骨を供養するには

ラグドールのご遺骨が帰る火葬プランを選んだ場合は、その後の供養を考える必要があります。
ご遺骨の供養には以下の4つの選択肢があります。

納骨

納骨は、個別墓や合祀墓に骨壺に入れたご遺骨を納める供養方法です。
ペット霊園やペット可の寺院、納骨堂、ペットと一緒に眠れるお墓などから選びます。
最近は人間の霊園にも合祀が可能な場所が増え、選択肢が広がっています。
ただし、納骨は費用がかかるため、契約前に現地見学をおすすめします。

埋骨

埋骨は、ご遺骨を土に還す自然葬の一つです。
飼い主様自身が管理権限を持っている土地や、権限を持っている人から許可を受けた土地でのみ、埋骨が可能です。
許可のない土地での埋骨はできませんので、注意をしてください。

散骨

散骨は、ご遺骨をパウダー状にして撒く供養方法が散骨で、主にペットの散骨ができる霊園や海洋で行います。
粉骨と散骨の2つのサービスを受ける必要があるため、セットになった火葬プランを選ぶとスムーズです。

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手元供養

手元供養は、飼い主が自宅で思うようにご遺骨を供養する方法です。
手元供養には決まった方法がない分悩む方もいますが、毎日ラグドールのご遺骨に手を合わせることができます。

また、手元供養は他の供養方法に切り替えることもできますしばらく一緒にいたい場合や供養方法が決まらない場合にも適しています。

ペットロスを少しでも軽減させるには

ラグドールを失ったことで心や体に不調をきたすことがあります。これをペットロスと言い、以下の症状などが現れます。

• 不眠
• 食欲不振
• 下痢・便秘
• 頭痛やめまい
• 息苦しさ
• 疲労感
• 他人のペットを見るのが辛い

これらはあくまでも代表的な症状ですが、他の症状が出ることもあります。筆者はどんなときでも涙が止まらないという症状に悩まされました。楽しいはずのときでも涙が出るので、なかなか気分転換にならなかった記憶があります。

ペットロスの症状を軽減するには、ラグドールの供養をしっかりと行い、感情を抑えないことが大切です。悲しいときは泣きましょう。ラグドールのことを忘れようとせず、たくさん思い出して誰かと話すこともおすすめです。

ただし、心や体が辛いときや症状が重くなる場合は、無理をせず専門医に相談しましょう。

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ラグドールとはどんな猫？

大型の猫種で、成猫のオスは約5.4～9.1kg、メスは約4.5～6.8kgで、セミロングの柔らかい毛並みが特徴です。
全体のカラーはホワイトですが成長とともに毛色や模様が現れます。
また、明るい青色の目が特徴的です。※3

ラグドールの性格

ラグドールは非常に温厚で抱っこされるのが大好きです。
高い場所や激しい遊びを好まない傾向にあるため、キャットタワーは低めがおすすめです。頭が良くしつけがしやすいため、初めての猫にも向いています。※4

ラグドールにしてあげる日ごろのお世話

ラグドールには体が大きい猫ならではの特徴があります。それは、成長に時間がかかることです。完全に体ができあがるのに3～4年かかるため、高たんぱく・高カロリーの食事を続ける必要があります。※4

また、ラグドールは長毛種なので、こまめなブラッシングとひと月ごとのシャンプー、抜け毛対策が必要です。なぜなら、抜け毛が残っていると雑菌が繁殖し皮膚病になる可能性が高まるためです。※5

ラグドールの寿命やかかりやすい病気

ラグドールの平均寿命は13.5歳です。※6
適切なケアと健康管理を行うことで、ラグドールの寿命を延ばすことができます。
かかりやすい病気は、毛球症・熱中症・肥大型心筋症と言われています。※4

毛球症

毛球症は、猫が毛づくろいをする際に口に入った毛を吐き出せず、消化管に残ることで病気を引き起こすものです。対策として、こまめなブラッシングやシャンプーが有効です。

熱中症

ラグドールはその長い毛が原因で、体温がこもりやすく熱中症になる危険性が高いです。ブラッシングをすることである程度予防できますが、エアコンの使用も含め、日ごろから気を付けることが大切です。

肥大型心筋症

肥大型心筋症は遺伝的な病気で、心臓の壁が厚くなり、全身に血液を送り出しにくくなります。心不全や死に至る可能性があり、疾患が進行するまで無症状のことが多いため、定期的な健康診断が重要です。主な症状は以下のとおりです。

• あまり動かない
• 食欲不振
• 呼吸が早い

まとめ

• ラグドールの火葬・葬儀費用は、一般的に体重とプランで決まります
• 4.5～9kgのラグドールの場合は、火葬のみで40～60分ほどかかります
• 自治体の対応や費用は自治体によって異なるため、事前に確認が必要です
• 後悔のないお別れをするためには、どのようなお見送りをしたいかを明確にすること
• ご遺体の安置ができるのは、夏場で1～2日、冬場で2～3日が目安
• ご遺骨の供養は、納骨・埋骨・散骨・手元供養の4つから選べる

よくあるご質問

• Q

  ラグドールが亡くなりました。いつまでに火葬すれば良いですか？

  A

  ご遺体を安置する状況によってかわりますが、ご遺体を安置できる期間は冬場で2~3日、夏場で1~2日と言われています。きれいなままお別れをするためにも、できるだけ早めに火葬をしましょう。

• Q

  死後硬直はいつ解けますか？

  A

  死後硬直が始まってから24時間ほどで解かれます。

• Q

  亡くなったラグドールとずっと居たいです。遺骨は戻りますか？

  A

  引取り個別火葬か家族立会火葬をお選びください。

• Q

  ラグドールの火葬に移動火葬を選ぼうと思っています。家の駐車場でできますか？

  A

  ご希望の駐車場周辺の状況や環境によるため、まずはお電話にて周辺の状況をお伝えください。

• Q

  ラグドールの火葬プランに迷っています。どうすれば良いですか？

  A

  各プランの大きな違いは、ご遺骨が帰るかどうかです。まずはご遺骨を残したいかをご検討ください。