2023.12.27
2024.05.08
ペットの供養で後悔しないために知るべきことと事前準備について
この記事では、ペットの火葬やご遺骨の供養、形見などで後悔をしないために知るべきことを解説します。例えば、火葬をしてしまうと残らないものもあるので、事前に知っておかなければ後悔につながることもあります。
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ポイント
ペットの火葬・供養で後悔をしないためには、飼い主がどのような供養をしたいかを明確にする必要があります。
後悔は「思っていたのと違った」であるケースが見受けられます。それは、知っておくことで避けることができたでしょう。
後悔のないようにするには、どんな火葬や供養方法があるのか?を知っておくことで選択肢が広がり、より後悔のない供養に近づくはずです。ペットとの最期のひとときを大切な思い出にするためにも、葬儀を行う前に知っておくことは重要です。
ペット火葬の後悔をなくすには
ペットにしてあげられる最後のことは、火葬や葬儀を含めた「供養」です。
供養に関して後悔を感じてしまうと、ペットとの楽しかった思い出よりも、苦しい気分が勝ってしまう可能性があります。
できるだけ火葬や葬儀などの供養に関する後悔をなくすために、まずはどんなことを注意すれば後悔を避けることができるのかを確認しましょう。
- 葬儀プランの種類について
- 形見について
ペット火葬で後悔をしないためには自分がどんな供養をしたいかを明確にすること
ペット火葬にはいくつかの種類があります。
まずは自分がどんな供養をしたいかを明確にしておけば、後悔は少なくなります。
そのためにも、まずはペット火葬の概要などを確認しましょう。
移動火葬と固定炉での火葬の違いを知ろう
大きくわけるとペット火葬は以下の3種類にわけられます。
- 移動火葬
- ペット霊園による固定炉での火葬
- 自治体での火葬
移動火葬
移動火葬は、セレモニーカーと呼ばれる火葬炉を積んだ車で火葬をします。そのため、条件さえ満たせば、ペットが慣れ親しんだ自宅の駐車場や庭などで火葬が可能です。飼い主の状態によって家から出られないなどの制約がある場合も、こうした業者を使えば来てもらえるので、家族全員で見送ることもできるでしょう。
条件が合わず自宅で出来ない際は、近くの適した場所で火葬を行います。
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ペット霊園
固定炉での火葬は、ペット霊園やペット可の寺院にて行います。この場合は立地や設備によって金額に変動があるため、注意が必要です。また、寺院の場合は格式なども金額に反映されます。
そして、設備についてはもちろん、移動手段も確認が必要です。
ペットのご遺体を飼い主が運ぶ必要があるのか、施設から送迎があるのかなどを事前によく確認してください。施設によってはご遺体のみの送迎が可能で、飼い主は別の手段で向かう、という場合もあります。全く送迎がない場合は、自家用車やレンタカー、タクシーなどの準備が必要です。
公共交通機関を使用する際は、ペットキャリーなどの手荷物料金を支払うことと、臭い対策やご遺体が人の目に触れない対策をしましょう。
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自治体
自治体での火葬は、お住いの自治体によって対応が違います。
ペットのご遺体をゴミと一緒に処分する自治体もあれば、返骨のある火葬を行える自治体もあります。また、人の火葬を行う斎場でペットの火葬ができる自治体もあれば、ペット火葬もご遺体の処分にも対応していない自治体もあります。
まずはお住いの自治体がどのような対応をしているかを確認しましょう。
自治体の火葬(処分)方法によっては後悔が伴うので、よく見極める必要があります。
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ペット火葬の種類やプランを知ろう
ペット火葬で次に知っておきたいことは、種類やプランです。これらについて「どんな供養をしたいか」を基準に解説します。
ご遺骨を残したいか
まず決めておくべきは、ご遺骨についてです。
人間の火葬のようにご遺骨が手元に帰る場合は、その後の供養方法も考える必要がありますが、ペットの火葬は、ご遺骨を残さない火葬も可能です。
これは「合同火葬」と言って、他のペットと一緒に火葬をし、そのまままとめて合同墓地で供養をします。
そのため、ご遺骨は手元に残りません。後からご遺骨を残したかったと後悔をしてもしきれません。
個別に火葬をする「個別火葬」を選べば、ご遺骨は手元に残ります。手元にご遺骨を残したあとに、合同墓地を選ぶことはできるので、最初から合同火葬をするよりは後悔が少ないと言えます。
ご遺骨の供養方法に悩む可能性はありますが、ご遺骨を残せば良かったと後悔しても遅いことを考えると、ご遺骨が残る個別火葬を選ぶことをおすすめします。
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火葬に立ち会いたいか
ペット火葬のプランはだいたいの業者が以下の4つを用意しています。
- 引取合同火葬
- 引取個別火葬
- 家族立会火葬
- セレモニー葬
引取合同火葬は、ペットのご遺体を業者が引き取り、火葬をしてそのまま合同墓地に埋葬されます。飼い主は業者にご遺体を預けたらそれでペットとお別れです。
引取個別火葬は、ペットのご遺体を業者が引き取り、火葬とお骨上げをしてご遺骨を飼い主に返します。飼い主は火葬には立会いませんが、ご遺骨はかえってくるので、その後の供養が可能です。ただし、火葬した当日にご遺骨がかえるわけではありません。
家族立会火葬は、飼い主が火葬に立ち合い、お骨上げをしてご遺骨とともに火葬場を後にするプランです。火葬当日にご遺骨が手元にかえるプランとも言えます。
セレモニー葬は、ペットを火葬する前に、人間の火葬と同じように葬儀(セレモニー)をつけるプランです。
ペット霊園での火葬の場合は、立会火葬にすれば簡単な葬儀(セレモニー)が付いている施設が多くを占めます。
葬儀(セレモニー)の内容は業者によってさまざまなので、確認が必要です。
火葬に立ち会う時間がない場合は引取プランがおすすめですが、立ち会いたい場合は家族立会火葬とセレモニー葬のどちらかしか選べません。
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ペットの形見に関する後悔をなくすには
ペットは形見を残すことも可能です。
形見はペットを身近に感じることが出来、ペットロスの軽減効果が期待できます。さらに、ずっと忘れない、ずっと大切に想っていることで供養にもつながります。
後から形見がほしかったと願っても難しいため、どのような形見がほしいかは事前に考えておきましょう。
どんな形見があるのか知ろう
例えば、ペットの形見は以下のようなものがあります。
- 遺毛や羽
- ご遺骨
- 爪
- 粘土で取った足型
- 愛用品
ご遺骨の供養には一部ずつわけて供養をする「分骨」という手法が古くからあります。
そのため、ご遺骨を分けることは問題にはなりません。
近年では肌身離さずご遺骨や遺毛を持ち歩けるように、アクセサリーやキーホルダーなどに入れられます。いつまでもペットと一緒にいられる方法です。
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火葬をしたら残らないものは何か知ろう
ペットの火葬をしたら、以下の形見は残せません。
- 遺毛
- 粘土で取った足型
- 爪
合同火葬を選択した場合、遺骨はかえってきません。
後から後悔をしても遅いため、まずは自分がどのような形見を望むのかを明確にしましょう。
まとめ
ペット火葬の後悔は、自分がどんな供養をしたいかを明確にしておけば避けられることの方が多いため、まずはどのような供養・火葬をしたいかを考えましょう。
ペット火葬で後悔をしないために明確にすること
- 自分がどんな供養を希望しているか
- 自分がどんな形見を残したいか
よくあるご質問
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Q
ペット火葬で後悔しないためにはまず何を決めたら良いですか?
Aまずはご遺骨を手元に残すか残さないかと、人間のような葬式をするかしないかを明確にしましょう。そうすれば、プランも絞られていきます。
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Q
ペットを火葬してやりたいが、お金がないです。後悔しない供養法はありますか?
A一番安い火葬プランは合同火葬です。そのままご遺骨は合同墓に納骨されます。合同墓の場所を知っておけばいつでもお参りに行けます。
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Q
火葬業者やスタッフの対応が良くありません、キャンセルはできますか?
A問い合わせをしただけの場合は無料でキャンセルが可能です。当日のスタッフの対応が悪く、キャンセルをしたい場合は、キャンセル料が発生する可能性があります。キャンセル料を払ってでも、後悔のない供養をすることをおすすめします。
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この記事の執筆者
竹田 恵氏
ペットシッター士
ライター
竹田 恵氏
ペットシッター士
ライター
2017年よりライターとして活動中。子供の頃から動物好きで、猫、ハムスター、うさぎの飼育経験あり。現在はシーズー犬と一緒に暮らしている。犬は他の動物と比べて人間と密な生活になるため、ペット関係の資格を取得した。
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