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ペットの死

2023.11.29

2023.12.13

ペットが亡くなったら最初に行うこととは?動物ごとの違いも交えて解説

この記事では、ペットが亡くなったら行うことを動物ごとの違いを交えて解説をしています。動物によって死亡の確認方法、からだの清め方、正しい姿勢のとらせ方が違います。犬や特定動物は死亡の届け出を提出する必要があります。

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ポイント

ペットが亡くなったら最初に死亡の確認をしてください。犬・猫やげっ歯類、鳥類ならば呼吸・脈拍・体温・対光反射の確認をします。
残念ながら亡くなっていたら安置と葬儀(火葬)をしましょう。

ペットが亡くなったら最初に死亡の確認をすること

ペットが亡くなったと感じたら、まずは死亡の確認をしてください。
中にはまだ間に合う可能性も残されている場合があります。

一般的な死亡の確認方法は、意識・呼吸・脈拍・体温・対光反射(目)・死後硬直の確認です。

意識

揺さぶったり、大きな声で呼びかけたりしてみてください

呼吸

仮死状態の場合は呼吸数が落ちるため、1分間はおなかの動きを確かめてください。大きめの動物の場合は、鼻付近にティッシュペーパーをかかげて確認しても良いでしょう。

脈拍

胸や動脈あたりに手を当てて、鼓動が感じられるかどうかを確かめます。犬や猫の場合は後ろ足のおなか側の鼠径部と骨盤の間にある動脈に触ってもよくわかります。

体温

からだを触れて温度を確認します。犬猫などの場合は、毛の薄いおなか周りがわかりやすいでしょう。

対光反射

目にペンライトなどで光を当てて、瞳孔の収縮があるかどうかを確認します。

死後硬直

犬や猫の場合は亡くなって数時間以内に顎、前肢、後肢の順番で死後硬直がはじまります。関節を動かそうとしても動かないので、無理に触らないようにしましょう。
ただし、死後硬直は24時間ほどで解けていきます。
亡くなって数日経過しているとこの方法では死亡の確認はできません。

ハムスターの場合は上記の確認方法に加えてひげに触ってください、ひげに触って反応があれば生きています。

蛇やイグアナなど爬虫類の場合は、呼吸の他に顔や尻尾に触って反応を確かめてください。さらに、蛇やイグアナなどがいた場所の温度やエサの状態も確認しましょう。

金魚(魚類)の場合の呼吸はエラが動いているかどうかで確認します。さらに、生きていれば背びれも立っています。これだけで判断が難しい場合は、棒を使ってつついてみましょう。金魚が弱る原因になるので、素手で触ることはしないでください。
仮死状態に陥っている場合はこれだけでは判断できないため、別の水槽などに移して様子をみましょう。

生死の確認をして、まだ息がある場合やどうしてもわからない場合は、急いで獣医師に連絡をしてください。直接出向く前に電話で状況を伝えておくことをおすすめします。そうすれば獣医師の対応が早くなるだけではなく、今できることとすべきことを教えてもらえます。

こちらの記事もご覧ください

ペットが亡くなっていたら安置をする

ペットの死亡確認をしてみて、残念ながら亡くなっているとわかったら身を清めて安置をしてあげましょう。

1.ご遺体を清める

犬や猫、ハムスターの場合はかたく絞ったタオルや湿らせた布などでご遺体を拭き、ブラッシングをしてあげてください。
鳥類の場合は湿らせたガーゼなどでご遺体を拭いたら、羽を整えてあげます。

爬虫類の場合はご遺体の水分を丁寧に拭き取りましょう。

魚類やウーパールーパーの場合はできるだけ早く水槽から取り出し、ぬらしたガーゼやペーパータオルなどでご遺体を包んでください。乾燥させないことが大切です。

2.正しい姿勢にする

犬や猫、ハムスターの場合、死後硬直が始まっていなければ、指で優しくまぶたを閉じ、四肢や背中を内側に丸め、寝ている姿勢にしましょう。
死後硬直が始まっている場合は、無理に動かすとご遺体を痛める可能性があるので、硬直が解けるまで待つかそのまま安置をしてあげましょう。
まぶたが閉じない場合は布で目を覆ってあげてください。

死後硬直が始まった後や終わった後、ご遺体を動かした振動などにより、鼻や口、お尻などから体液がもれることがあります。こうした汚れはご遺体の状態を悪化させるため拭き取りましょう。

爬虫類の場合は死後硬直が始まっていなければ目と口を閉じ、寝ている姿勢にしてあげます。

3.箱や保冷剤などを用意する

次に、犬や猫、ハムスターなどの場合は以下のものを用意します

  • ペットが丸まって寝ている状態で入れる大きさの、清潔で深めの段ボール箱やペット用の棺
  • 箱が入る大きさのビニール袋
  • 新聞紙・綿100%のタオルなど(化繊やトイレシートは火葬の際にご遺骨に影響を及ぼす可能性があるため、避けるか火葬の際に取り出してください。)
  • 保冷剤

まずは箱をビニール袋に入れ、体液のもれを防ぎます。箱の底に新聞紙など吸水性が高いものを敷き、そのうえに愛用していたタオルなどを入れてあげましょう。そして、遺体を丸めて入れます。

魚類やウーパールーパーの場合は湿らせたペーパータオルなどで包んだまま、ラップやホイルに包みましょう。密閉できるパックや容器を用意し、寝かせてください。発泡スチロールの箱があればなお良いでしょう。

次に、遺体の腐敗を遅らせるために冷暗所に箱ごと置きましょう。
夏場は冷房を使用してください。外気に触れると遺体の腐敗が進むので、タオルなどで包むか、かけてあげると良いでしょう。

腐敗しやすい頭やおなかを中心に保冷剤やビニール袋に入れた氷を置き、こまめに取り換えてください。
ただし、結露には注意してください。水分が付くことで遺体の腐敗が早くなってしまうため、結露しにくい保冷剤を使うか、タオルなどで巻いてから使用してください。

また、保冷剤は種類や重量により、保冷できる時間が変わります。一般的なビニールや不織布で包まれたタイプの保冷剤なら、重量が多ければ多いほど、保冷時間が長持ちします。※1

もちろん、外気温によっても保冷時間が変わります。
例えば、ビニールに包まれたタイプの保冷剤で外気温30度の場合、保冷剤50gで0度を保てる時間は1時間、保冷剤200gなら2時間半まで伸ばせます。

そして、外気温30度と外気温18度を比べると、外気温18度の方が、2.5~3倍保冷時間が長持ちします。寒ければ寒いほど保冷剤を交換する頻度や量が少なくて済むので、夏場は必ず冷房を使用してください。※2

保冷剤をさらに長持ちさせたいときは、プチプチ(気泡緩衝材)などで包んでおくことをおすすめします。※3

ドライアイスについて

ドライアイスは保冷剤よりも保冷効果が高くおすすめです。
保冷剤は冷たいものでも-16度ですが、ドライアイスなら-78.5度と、高い冷却効果が期待できます。そのうえ、保冷時間も保冷剤の約4倍持ちします。
室温などの条件で多少の変化はありますが体重10kg未満のペットならドライアイス5kg、体重25kg未満ならドライアイス10kg程度で1~2日間もたせられます。※4

ご遺体の保存に高い効果のあるドライアイスですが、取り扱いには注意が必要です。

4.冷暗所に安置をする

棺や段ボール箱、プラスチック製の容器などにペットのご遺体を入れたら、冷暗所に安置をします。

季節や胃の内容物、ペットの大きさ、室温などにも寄りますが、保存期間の目安は夏場で1~2日間、冬場は2~3日程度です。

からだが小さなインコやハムスターなどはご遺体の傷みが早いため、夏場で1日と考えてください。

保冷剤や安置場所を工夫することでご遺体の状態を保たせられますが、できるだけ早くきれいな状態で供養をしてあげましょう。

5.供養方法を決める

ご遺体を安置したら、供養方法を決めてください。
現代の日本では、火葬と土葬の2種類から選びますが、現代では火葬が主流です。
火葬はペット火葬業者やペット霊園、ペット可の寺院、一部自治体で行えます。

土葬の場合は自身の土地で、引っ越しの予定などがない場合のみ行えます。
公共の場所や道路、川、山などにご遺体を遺棄することは法律で禁止されています。必ずルールを守って供養をしてあげましょう。

こちらの記事もご覧ください

犬や特定動物は届け出が必要

犬や特定動物が亡くなった場合は、お住いの地域の役所に届け出をしてください。
猫やハムスター・うさぎ・魚類などは届け出が不要です。

犬の場合は狂犬病予防接種義務があるため、飼い始めたときに市役所に登録をしてあるはずです。引っ越した場合も必ず新たな自治体に登録をする義務があります。
同じように、亡くなった場合も犬が死亡してから30日以内に届け出が必要です。
死亡届を出さずにいたところ、狂犬病予防接種をさせなかったと認められてしまうと、罰則があります。必ず死亡届を提出しましょう。
必要書類や手続き方法は自治体によって異なるため、お住いの役所にお問い合わせください。

コヨーテやオナガザル、コブラ科全種、くま科全種、タカ科の鳥類、ドクトカゲ科全種、クロコダイル科全種などの特定動物も、届け出が必要です。この場合も死亡してから30日以内に届け出る必要があります。書類や届け出方法は自治体により変わるため、役所に問い合わせてください。※5

役所以外に連絡を入れた方が良い場所

ペット保険に加入している場合は速やかに連絡をしてください。医療費がかかっている場合は保険金の請求も忘れないでください。

他にも予約があるならペットサロンやペットホテルにも早めにキャンセル連絡を入れましょう。
お世話になった獣医師にも連絡と感謝の言葉を述べておくことをおすすめします。

こちらの記事もご覧ください

まとめ

  • ペットが亡くなったと感じたら意識・呼吸・脈拍・体温・対光反射(目)・死後硬直の確認などをして死亡の確認をすること
  • 一般的な死亡の確認方法は、犬や猫・ハムスターなどはご遺体を濡らしてはいけないが、魚類やウーパールーパーは湿らせておかなければならない
  • 保冷剤は種類や重量により、保冷できる時間が変わる
  • ご遺体の保存期間の目安は夏場で1~2日間、冬場は2~3日程度。からだが小さなインコやハムスターなどは夏場で1日
  • 犬や特定動物が亡くなった場合は、お住いの地域の役所に届け出をすること

よくあるご質問

  • Q

    猫が死にました。どうすれば良いですか?

    A

    まずは死亡の確認をしてください。お腹の動きで呼吸を確認し、胸や後ろ足のおなか側の鼠径部と骨盤の間にある動脈のあたりに手を当てて、心臓の動きを確かめます。からだを触って体温を確認した後、目に光を当てて、瞳孔に動きがあるかどうかを確認しましょう。

  • Q

    死後硬直っておさまるのですか?

    A

    はい。24時間ほど死後硬直を続けたのち、解けていきます。これを「解硬」と呼びます。

  • Q

    ペットが亡くなったら埋めれば良いですか?

    A

    現代においてペットの供養は火葬が主流です。土葬を行う場合は、火葬を行い遺骨の状態で自宅の敷地で行いましょう。

  • Q

    ペットが亡くなったら役所に届けが必要ですか?

    A

    犬と特定動物に限り必要です。猫やハムスター・うさぎ・魚類などは必要ありません。

  • Q

    ペットが亡くなって立ち直れません

    A

    ペットロスは誰にでも起きる可能性があります。ペットの供養をしっかり行うことがペットロスの軽減につながることもあります。

参考文献

※1:ご存知ですか?保冷剤の特性
https://www.pref.kochi.lg.jp/itc/news/2015seikahoukoku/file_contents/refrigerant.pdf
※2:保冷材キャッチクール | 商品紹介 | 株式会社トライ・カンパニー
https://www.trycompany.co.jp/products/%E4%BF%9D%E5%86%B7%E6%9D%90%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB/
※3:夏に知りたい!小さい保冷剤の効果を長持ちさせるコツ6つ
https://www.baikado-shigyo.jp/hpgen/HPB/entries/255.html
※4:ペット遺体の長期安置方法を解説
https://chu-rei.co.jp/pet/long-term-detention/
※5
環境省_特定動物リスト [動物の愛護と適切な管理]
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/sp-list.html
さいたま市/特定動物の個体識別措置と数の増減の届出について
https://www.city.saitama.jp/008/004/003/006/003/p052149.html
大阪市:特定動物飼養・保管許可申請等の諸手続き
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000007542.html

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この記事の執筆者
執筆者

竹田 恵氏

ペットシッター士
ライター

竹田 恵氏

ペットシッター士
ライター

2017年よりライターとして活動中。子供の頃から動物好きで、猫、ハムスター、うさぎの飼育経験あり。現在はシーズー犬と一緒に暮らしている。犬は他の動物と比べて人間と密な生活になるため、ペット関係の資格を取得した。

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